のっけから自分のことで恐縮。先日の老人介護施設のショートステイの体験がすっかり生活のリズムを狂わせてしまった。通常、早朝6時前に起きて朝刊に目を通し小ブログ書きにかかるのだが、今朝は何と寝室に朝陽がいっぱい10時をまわっていた。あわててテレビをつけると、南太平洋の島国、トンガ沖の海底火山爆発による津波が日本にも押し寄せてきたというニュース。画面にはひときわ大きなテロップ見出しで「つなみ にげて evacuation」と外国人に避難を呼びかけていた。
わが国以外の国で発生した地震などによる津波というと、もう60年以上も昔になったが、1960年5月,東北地方を中心に襲ったチリ地震による大津波を想い出す。今と違って国際的な事前の情報も乏しく、また、気象庁から住民に対して津波襲来の予報はなかった。このため、142人が地球の裏側で起きた地震による津波で命を失っている.。
その時の教訓は津波がきたら、いちはやく逃げることだった。しかし、その教訓は2011年3月11日の東日本大震災の際の大津波では完全には生かされなかった.。でも、要介護老人には、逃げろといっても簡単にはいかない。やはり、津波の発生の仕組みから解明すべきだろう。