厚労省は2040年までに日本人の健康寿命(現在男性72.14歳、女性74.79歳)をそれぞれ3年以上延ばす案を検討中だという(産経新聞9月18日付首都圏版1面)。このために現在,別々の保健指導と介護予防との行政を統合しようと考えているらしい。確かに老人の福祉行政は、包括センターという役所の名前とは裏腹に僕にはわかりにくい。
老人福祉言葉にフレイルがある。産経新聞の記事によれば、生活習慣病や介護が必要となる一歩手前の状態の人だが、一般の辞書によれば,フレイル(frail)は①体質の弱い、虚弱②はかない、もろいという意味だ。このフレイルのうち75歳以上は後期高齢者への対策は、全市町村で構成する「後期高齢者医療広域連合」が行い、介護予防は市町村が実施すると別々だ。頭がフレイルになっている僕には、書類を貰って戸惑うことがある。
複雑な役所機構の一本化には賛成だが、産経新聞の記事によれば、フレイルの解消のため、例えばフレイル世代が集まって体操したり茶話会(古い表現だ)をする「通いの場”を設けようというものだ、、僕の頭に浮かぶ”通いの場”は地域の老人会だ。厚労省のお役人は老人会の衰退の現実をご存知なのだろうか。僕が会費を払っている東京の老人会では、男性の会員はほとんどなく、特に戦後生まれの老人には人気がない。
2040年といえば、団塊世代が80歳代になる時代だが、それまでに、全国津々浦々に”通いの場”ができ、フレイルが解消し健康寿命が、それによって3年延びるとは僕には思えない。お役人の机の上の作文行政だ。
。
老人福祉言葉にフレイルがある。産経新聞の記事によれば、生活習慣病や介護が必要となる一歩手前の状態の人だが、一般の辞書によれば,フレイル(frail)は①体質の弱い、虚弱②はかない、もろいという意味だ。このフレイルのうち75歳以上は後期高齢者への対策は、全市町村で構成する「後期高齢者医療広域連合」が行い、介護予防は市町村が実施すると別々だ。頭がフレイルになっている僕には、書類を貰って戸惑うことがある。
複雑な役所機構の一本化には賛成だが、産経新聞の記事によれば、フレイルの解消のため、例えばフレイル世代が集まって体操したり茶話会(古い表現だ)をする「通いの場”を設けようというものだ、、僕の頭に浮かぶ”通いの場”は地域の老人会だ。厚労省のお役人は老人会の衰退の現実をご存知なのだろうか。僕が会費を払っている東京の老人会では、男性の会員はほとんどなく、特に戦後生まれの老人には人気がない。
2040年といえば、団塊世代が80歳代になる時代だが、それまでに、全国津々浦々に”通いの場”ができ、フレイルが解消し健康寿命が、それによって3年延びるとは僕には思えない。お役人の机の上の作文行政だ。
。
なんだか浮世離れした政策です。
連合とか団体とか、いまいち分からないネーミングもまたかと言う感じです。
こうした政策も地に足の付かない話しになるのでしょうね。
老人会というかデイケアというか、お茶会なんてやってないで、健康に生かしたいなら働く場を設けた方がよほどにいいと思いますが。
御隠居さん扱いより社会参加が必要だと思います。
お茶会の為にセンターを作ったり、税金を使ったり意味がないよう思います。
高齢者向けのハローワークでも作った方が健全な気がします。
若者の健康志向でジムが人気があるようですが、これを自己主張が強い団塊世代に応用しようとしても無理です。今でも地域の老人会は参加者がなくて困っています。高齢者介護医療制度は複雑すぎます。もっと簡素化すべきだと思います。
体験からいって年に1回のメディカル.チェックは義務づけるべきです。ガンなどの早期発見に役だちます。受けない者には罰金を課してもよいのでは。