5月27日は戦前まで「海軍記念日」であった。明治38年5月27日、東郷平八郎提督率いる日本艦隊が日本海でロシアのバルチック艦隊を破り勝利した日を記念した日である。戦前教育を受けた僕らは”天気晴朗なれども波高かった”日本海で”国の興廃をかけて”戦い勝利した「海軍記念日「のことを今なお記憶にある。
日本艦隊の旗艦「三笠」は横須賀に保存され記念館もあるが、残念ながら一般日本人から「海軍記念日は忘れ去られ「東郷」の名前は原宿の神社名や児童公園に残っているだけだ。しかし、北欧のフィンランドでは、大国ロシアを負かした英雄として、ビール名に使用され、東郷元帥の顔がラベル張られている、と聞いた。トルコでも東郷元帥は学校教育で教えられている。
ロンドンの観光スポットの一つ、トラファルガー広場には、1805年トラファルガー海戦で仏スペイン軍艦隊に勝利したネルソン提督の5メートルもの大理石像が高くそびえている。これに対してフランスやスペインから来た観光客が文句を言ったという話は聞いたことがない。英国民が、軍国主義を煽るものだと反対している話も聞いたことがない。
先日の国会で”山に親しむ機会を持ち、山の恩恵に感謝しようと8月11日が「山の記念日」が国民の祝日となり2016年から休みになる、8月11日は特に「山」には関係がなく、「海の日」があるから「山の日」を、休日の少ない旧盆に近い日に設定したに過ぎないらしい。戦前僕らは、わが国日本は資源が乏しい国、勤勉努力が国の宝だと教えられてきた。時代が変わってきており、休日が増えるのには敢えて文句はいわないが、先人たちが”国の興廃をかけて勝利した日ぐらいは記憶に残したい。
日本艦隊の旗艦「三笠」は横須賀に保存され記念館もあるが、残念ながら一般日本人から「海軍記念日は忘れ去られ「東郷」の名前は原宿の神社名や児童公園に残っているだけだ。しかし、北欧のフィンランドでは、大国ロシアを負かした英雄として、ビール名に使用され、東郷元帥の顔がラベル張られている、と聞いた。トルコでも東郷元帥は学校教育で教えられている。
ロンドンの観光スポットの一つ、トラファルガー広場には、1805年トラファルガー海戦で仏スペイン軍艦隊に勝利したネルソン提督の5メートルもの大理石像が高くそびえている。これに対してフランスやスペインから来た観光客が文句を言ったという話は聞いたことがない。英国民が、軍国主義を煽るものだと反対している話も聞いたことがない。
先日の国会で”山に親しむ機会を持ち、山の恩恵に感謝しようと8月11日が「山の記念日」が国民の祝日となり2016年から休みになる、8月11日は特に「山」には関係がなく、「海の日」があるから「山の日」を、休日の少ない旧盆に近い日に設定したに過ぎないらしい。戦前僕らは、わが国日本は資源が乏しい国、勤勉努力が国の宝だと教えられてきた。時代が変わってきており、休日が増えるのには敢えて文句はいわないが、先人たちが”国の興廃をかけて勝利した日ぐらいは記憶に残したい。
しかもそんな休日は必要なのでしょうか?
そんなことを決める前に、もっと重要な懸案があるだろうにと思います。
日清日露の終戦記念日を作れば良いと思います。
日本は下らないことに捕らわれ過ぎです。
国土の67パーセントが山林です。しかし木材の自給率は僅か20%、これでは山林は荒れ放題です。緑の日があって山の日です。この二日の休日に、例えば学校の生徒が入山して下草とりをしたり、植樹したりするなどすれば理解できます。が、8月に祝日がないからという理由では、まったくナンセンスです。百年前には国の興廃をかけて先人たちが戦い、勝利したこともあったのです。