「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

83歳にして常用薬がゼロになりました

2014-06-28 06:48:16 | Weblog
高齢者の医療費高騰の最大の原因は”薬づけ”にあるとされている。70歳以上の年寄りの2割は7種類もの薬をのんでいるという統計もある。たしかに僕ら年寄りが集まると、まるで自慢しあうように服用薬の種類や名前を話し合う。僕も最近まで降圧剤と糖尿病の治療薬3種類をのんでいたが、昨日、主治医の診断で、糖尿病治療薬に次いで、30年来お世話になっている降圧剤も一時ストップして様子をみることになった。馬齢を重ねると、普通、薬の種類や量は増えるものだが、その逆である。大万歳だ。

高血圧で降圧剤をのみ始めたのは30数年前、まだ50代の頃だった。会社の健康診断で高血圧と診断され以来定期的に通院し降圧剤をのんでいる。世間では一度、降圧剤を飲みだしたら、途中でやめてはいけないといわれている。これを忠実に守ってきたわけだが、ここ10数年数値は安定している。現在の主治医に代って毎日のんでいたのが隔日になったが、数値は変わらない。今年になって、主治医の決断で、2種類の糖尿病の治療薬の服用をやめたが、血糖値は安定している。

昔、僕が現役の頃は”年齢プラス90”が適正血圧とされていた。それで行くと、僕の血圧は170台でよいのだが、最近の僕の血圧は110台から120台、下も60台から70台、降圧剤をのんだ日ものまない日も同じである。最近発表になった人間ドック学会の新基準によると、収縮血圧160、拡張血圧100が高血圧とされている。この基準を僕はクリアしている。むしろ低い感じがする。

日本の社会保障制度の最大の問題点は老人医療費の高騰で、その原因は”薬づけ”にあるといわれて久しい。そして、まるで年寄りが悪者扱いされているが、僕ら高齢者だけが悪いのではない。やたらに薬に依存する日本の医療機関に最大の問題があるのではないだろうか。


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5 コメント

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開業医は製薬会社の先兵? (Wacin)
2014-06-28 09:36:23
風邪が治らないので近所の内科医に行って症状を説明したら、喉、鼻、咳など、症状申告と同じ数の薬を処方された。一回に飲む薬の量は手のひらに山盛り。気味が悪いので全部捨てた。オランダ在住時に風邪でホームドクターに行ったら、薬は一切処方されず、「寝ていろ」と言われたことを思い出した。オランダ「寝ていろ」式でやったら日本では医者の収入にならないらしい。日本では開業医は製薬会社の先兵に成り下がっているようだ。
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無知 (chobimame)
2014-06-28 20:08:26
薬科大の先生が言っていましたが、医師は薬の知識は無いそうです。薬品会社の効能書きや売り込み文句を信じ、患者に出したり、また自分が服用してみて、初めてその薬の効き目を知るとか。なのでヤブ医者は、症状に合わせた薬を何種類も出すそうです。
私も数年前に私もヤブ医者にかかりまして、風邪で熱が出たと言ったら、医学書を出してきて、そこに書かれた薬を全て出され、たった5日分の薬に1万円近くの会計になり、ビックリ仰天したことがあります。
薬は、飲まないことに越したことはありません。日頃の食生活や生活リズムを改善策した方が健康に近づくかもしれませんね。
高圧剤がなくなって良かったです。またそう判断が出来た医者も良かったです。そのままキープしてくださいね。
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富山の薬 (kakek)
2014-06-29 12:57:55
wacin さん
日本の医療制度は、世界でも一に二ではないでしょうか。どうも国民は多少、これに甘えているきらいがないでもないですね。公的な援助があるため、一見安く見えますが、役所の書類をみると本当にかかった額は大変な額です。
僕も飲み忘れの薬を捨てたことがあります。生活保護老人は医療費がタダなので、病院によっては必要以上に薬を出している所もあるそうですね。
昔のように富山の薬売りに依存していた時代は、無駄な薬はのまなかった気がします。
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医療保険制度の維持 (kakek)
2014-06-29 13:27:26
chobimame さん
定年後海外で”優雅”な生活を送っていた日本人も医療機関が必用になる年齢になると、Uターンして帰国する人が多いそうです。それだけ、日本の医療保険制度は恵まれています。中でも薬代が安く恵まれています。でも一見安い薬代も、政府の補助があるからで実際は高いです。
現在の医療保険を維持するためには、まず薬漬けの今の制度を改めるべきです。
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適切な診断に対する対価が安すぎる? (lordyupa)
2014-06-30 06:08:10
wacinさんのいわれる通りです。風邪のようにウイールス原因の病は免疫力をあげて治癒するしかないはずですから。インフルエンザなどのウイールスに対抗するには、ワクチンのように自分の体内に免疫力をつけて予防する以外の医学的手段はないからだと思います。
日本の保険医療の点数制度のもとでは、患者は長時間待たされて、数分ほどの短時間で医師(専門家)にみてもらい、血液・尿・・生体検査からはじまりMRI、X線、超音波検査など様々な検査を受けさせられます。手術のような場合を除くと、結局、「検査費用」と「薬」との価格が異様に高価格という医療報酬の課金方式になっています。
米国GEのようなかつての一般消費者向けの家電メーカーも、高額の医療検査機械の寡占市場で利益率の高い製造メーカーへと変身しました。日本の家電メーカーも重電分野と医療機器分野など儲けの大きい分野へと特化しゆくかもしれません。

chobimameさん
新米の先生もベテランの先生も高名な熟練した名医など、多様な医師が玉石混交などだと思います。ところが、医療費用は、この医師の専門レベルの経験の差を支払い金額に反映されておらず、インターン終了したばかりの医者でも、経験数十年のベテランに担当してもらっても、一律同じ料金です。これは、一見公平のようにみえますが、結局、コネがあり、お金持は、紹介状を書いてもらい優秀な医師に診断してもらえるような社会的人脈による選別が行われていると感じます。

ブロガー殿のいわれるような薬漬け状況は、勤務医医師が過労死するほどの労働実態もある一方で、過剰検査(医療機器メーkサー)と薬漬け(製薬会社)との影響が、医療費の増加に輪をかけていると思います。
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