「異国を旅する旅人たちに夢を誘うのはサルでタンの都ジョクジャカルタである」と”虎刈りの殿様、徳川義親侯がその著 じゃがたら紀行」の中で書いている.。たしかに、このサルタン王国の居城クラトンをはじめ離宮タマン.サリには、日本人が忘れかけてきた旅愁というか夢ににたものがある。
しかし、残念ながらジョクジャ(略名)は郊外にある二つの世界遺産、ボロブドール仏教遺跡、プラブバナン.ヒンズー遺跡の玄関口、短期滞在の観光客が多い。しかし、徳川候推奨のクラトン、タマンサリだけはでなく、町全体が観光的価値がある。特に目抜き通りのマリオボロの夜店は一見の価値がある。歴史のある街だけに鶏肉にナンカをあしらった料理ゲデ(gede)などや伝統の菓子ドドールは美味だ。
この古都も年々発展している。1966年(昭和41年)わが国からの賠償引き当て援助でアンバラクも.ホテルが建てられ宿泊したが、当時ホテルのあたりは畠だったが、今は町中である。最後に訪れたのは2012年だが、ボドールドールも車イスで観光する状態(写真)歳月の流れを感じた。
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