愛読の産経新聞一面の読者の詩、投稿欄「朝の詩(うた)」(5月6日掲載)に「お婆さんの定義」という一詩が載っていた。91歳の女性が息子から最近、白髪皺の目立った姿について"お婆さんみたい”と言われたことに対する一詩である。彼女は自分の姿をみれば、だれもお婆さんみたいなどとは言わないという。
老妻この3月で90歳を迎えた。老生の介護疲れでこのところすっかり髪が白くなった。80歳後半までは月に1回ぐらい美容店で髪を染め、若い髪形にしていたが、老生の介護で忙しくなり、最近は自宅で染めることもあった。
馬齢ともに在宅介護度は高まってくる。老妻とて腰を痛めて通院した身である.腰をかばいながらの介護にとても”お婆さん見たい”など、もったいないことは言えない。