東京都の築地市場から豊洲市場への移転をめぐって検討されてきた専門家会議の結論も出、一方、市場の持続性をテーマに論議さてきたプロジェクト(PT)会議の報告もまとまり、小池百合子知事は15,16両日、東京都の「市場のあり方戦略」会議を開催、これを受けて最終結論を出す模様である。正直いって政治の素人には、会議が幾つもあって解りにくい。
そこへ持ってきて小池知事の横文字好きだ。先日の記者会見では”アウスヘーブン”という、まったく庶民には馴染のない言葉が飛び出してきた。知事お得意の庶民をケムにまく横文字戦法だ。”アウスヘーブン”とは、ドイツの哲学者、ヘーゲルの弁証的哲学の学術語で、日本では「止揚」と訳されている。僕は初めて聞く言葉なので広辞苑(新村出編 岩波書店)で調べてみると、こうあった。
「事象の低い段階の否定を通じて高い段階へ進むが、高い段階のうちに低い段階の実質が保存される」
小池知事が就任後の昨年11月、豊洲市場の移転延期を発表して以来の知事の、この問題についての言動を僕は、非哲学的な頭を絞って考えてみたが、知事の”アウスヘーブン”の論理は解けない。むしろ問題が複雑化するばかりでありる。知事の厚労相時代の言葉だという”クールビズ”は、なんとはなく、この季節、男性のノーネクタイ姿をみて解る。しかし”アウスヘーブン”に至っては、横文字の礫(つぶて)の一つ。知事の庶民をケムにまく戦法の一つにしか見えない。
そこへ持ってきて小池知事の横文字好きだ。先日の記者会見では”アウスヘーブン”という、まったく庶民には馴染のない言葉が飛び出してきた。知事お得意の庶民をケムにまく横文字戦法だ。”アウスヘーブン”とは、ドイツの哲学者、ヘーゲルの弁証的哲学の学術語で、日本では「止揚」と訳されている。僕は初めて聞く言葉なので広辞苑(新村出編 岩波書店)で調べてみると、こうあった。
「事象の低い段階の否定を通じて高い段階へ進むが、高い段階のうちに低い段階の実質が保存される」
小池知事が就任後の昨年11月、豊洲市場の移転延期を発表して以来の知事の、この問題についての言動を僕は、非哲学的な頭を絞って考えてみたが、知事の”アウスヘーブン”の論理は解けない。むしろ問題が複雑化するばかりでありる。知事の厚労相時代の言葉だという”クールビズ”は、なんとはなく、この季節、男性のノーネクタイ姿をみて解る。しかし”アウスヘーブン”に至っては、横文字の礫(つぶて)の一つ。知事の庶民をケムにまく戦法の一つにしか見えない。
インテリっぽく見せる為なのでしょうね。
そんな浅はかな事をしているのは、日本人だけです。
築地問題は、完全に選挙の動向を見ての結果になりそうな気がしてなりません。
本気で解決するきなんて無かったのでは?とすら思います。
選挙有りきの政治なら、誰が政治家になっても同じです。
行政は、よくなりません。
豊洲移転問題も、”もとのサヤ”に収まるようですね。来年5月の大型連休明けに移転完了とまで、スケジュールが出来ているそうです。それまでに市場の無害化が必用宣言が必用なのは理解していますが、やはり、持って回りすぎた感じです。
小池知事は”外国”(未知なるもの)に憧れがあるのかもしれません。それはそれでよいのですが、少し外国語が多すぎます。
政局ありきで選挙が進んでいますが、文科省文書問題、豊洲問題にからむ都議選、政局がどう進むのでしょうか。
我が国の最近のカタカナ用語の事例では、
●曰く、
厚労省の「ゴールド・プラン」なる用語も、育児は在宅(個人)から公的施設(社会)で対処の方針だが、高齢者福祉は、公的施設(社会)から在宅介護・医療(個人)へと転換することを、高齢者のための黄金政策とうそぶいています。
●曰く、
『花金』といわずに、プレミアム・フライデーと呼称したり、
●曰く、
個人や法人の「収入」と「資産」と「高額品の購入(支出)」などの税・保険歳入の監視が目的だと言えば腑に落ちるのに、わざわざ、『納税保険番号』と言わずに、マイナンバーカードと呼称したりする。(英語で表現するなら、Social Security&Tax Numberと称する方が実体に即しており、はるかに、望ましいと思う)
カイロ大学でアラビア語を専攻されたそうですが、さすがに公の場では、アラビア語は使いませんね。日本では、アラビア語はなじみがないし、プラス要因はないのをご存知なのでしょう。イスラム社会の馴染がない習慣は真似て貰っては困ります。
diversityは、ご本人は”台場”とひっかけて使っているようで簾が、若い世代の中にはフジテレビのあるあたりをさしていると思っているようです。