厚労省から都道府県別の2015年の死亡率が発表になった。これによると、男女とも最も低いのが長野県である。平均寿命番付でも長野県は80・88歳でトップ。文字通り”信濃の国”は長寿ナンバーワンだ。長野県を第二の故郷とする僕にとっては、まことに同慶の至りである。
縁あって善光寺さまの門前で生まれた老妻と結ばれのは昭和30年、すでにダイヤモンド婚(60年)を過ぎた仲だ。だから、僕には”おふくろの味”よりいも”かみさんの味”のほうが長くなっている。長野県が長寿日本一になったのは、ここ2、30年ほどだそうだから、老妻の料理が直接、今の長寿県、長野とは関係ないのだが、僕は勝手にそうだと思っている。
長野県の長寿の秘訣は、県をあげての減塩運動と”野菜をたっぷり食べる”運動だとされている。老妻は60年前に東京にきており、この運動には無関係なのだが、何故か料理は、東京生まれの”おふくろの味”より薄味で野菜料理が多い。とくに毎朝の味噌汁は東京流に比べて具の野菜が圧倒的に多い。
僕が老妻と初めて知り合った頃の信州では、人の家を訪ねると、どこの家でも、お茶請けがわりに、塩のきいた野沢菜を出したものだが、今、この習慣は減塩運動の効果なのだろうか、少なくなってきた。それに、もともと”信濃の国”は海なし県の山国で、粗食の地である。今は全国的になった”オヤキ”も素朴な食だが、具には野菜が入っている。名物の蕎麦にしてもそうだ。豪華な料理とは思えない。今日も老妻に所望して、信州名物の”したし豆”を茹でてもらう。特産の大豆をただ茹でただけのものだが、絶品である。
縁あって善光寺さまの門前で生まれた老妻と結ばれのは昭和30年、すでにダイヤモンド婚(60年)を過ぎた仲だ。だから、僕には”おふくろの味”よりいも”かみさんの味”のほうが長くなっている。長野県が長寿日本一になったのは、ここ2、30年ほどだそうだから、老妻の料理が直接、今の長寿県、長野とは関係ないのだが、僕は勝手にそうだと思っている。
長野県の長寿の秘訣は、県をあげての減塩運動と”野菜をたっぷり食べる”運動だとされている。老妻は60年前に東京にきており、この運動には無関係なのだが、何故か料理は、東京生まれの”おふくろの味”より薄味で野菜料理が多い。とくに毎朝の味噌汁は東京流に比べて具の野菜が圧倒的に多い。
僕が老妻と初めて知り合った頃の信州では、人の家を訪ねると、どこの家でも、お茶請けがわりに、塩のきいた野沢菜を出したものだが、今、この習慣は減塩運動の効果なのだろうか、少なくなってきた。それに、もともと”信濃の国”は海なし県の山国で、粗食の地である。今は全国的になった”オヤキ”も素朴な食だが、具には野菜が入っている。名物の蕎麦にしてもそうだ。豪華な料理とは思えない。今日も老妻に所望して、信州名物の”したし豆”を茹でてもらう。特産の大豆をただ茹でただけのものだが、絶品である。
信州は、味噌も有名ですから、野菜との相互効果があるように思います。
欧米食より昔ながらの日本食が、やはり日本人には合っているのでしょうね。
現役時代、夕食はほとんど家で食べず、二日酔いで朝食もろくにとらなかった生活でした。それでヘビースモーカーでした。よく病気にならなかったものです。
50代で高血圧と診断され、降圧剤のお世話になりましたが、今は飲んでいません。食事がいかに大切なのかわかります。老妻に改めて感謝。
chobimameさんの書かれたように、食事内容の種類を増やし、全体の均衡をとるのが一番大事で、塩・味噌・醤油による味付けが、濃いか、薄いかは、殆ど関係ないことが、最近の統計で明確になってきたと思います。
問題は健康寿命の統計です。長野居住の義兄(88)が誤嚥から肺炎をおこして入院、そのあと認知症がひどくなり、施設のお世話になることになりました。減塩だけdなく健康意識も関係しいるみたいです。
・・・<全くの仮説ですが>
高齢者が社会から不要とされると、その人物の健康寿命に悪影響をおよぼすのではなかろうか?
・・・
韓国の高齢者の自殺率にくらべれば、はるかに低いのですが、
青森県は、日本全国でも自殺率が高い県です。