NHKテレビの特集番組「ミドルエージ・クライシス」をたまたま見た。日本の30代
が直面している”危機”をいろんな角度から取り上げているみたいだ。僕が見たの
は30代が将来受給できる年金が、現在の高齢者の受給額に比べて低すぎる、そ
の世代間格差についての不満のようであった。
日本の年金制度は、確かに世代間の格差が大きく、僕ら高齢者が貰っている年金
は、将来今の30代が貰う額の3倍も高額だと、本で読んだことがある。これでは30
代から文句が出るのは理解はできる。しかし、これは僕ら高齢者の責任ではないし
恨まれる筋合いの話ではない。
僕ら後期高齢者が30代だったのは、昭和30年から40年にかけての頃だった。当時
の僕らの年収は1000㌦(36万円)以下で、僕らは何時になったら欧米なみの給料を
貰えるかと話あったものだ。毎月貰う給与袋の明細書を見ると、多額な厚生年金が
差し引かれていた。年金には、ほど遠い年齢だった僕らは時には、これを恨んだりし
たが、正直いって世をあげて”モーレツ”の時代で、あまり年金の話などしたことがな
かった。
今の30代は就職氷河時代に大学卒業期を迎え、いまだに定職がなく”親がかり”の
生活をしている者もいるという。しかし、僕らの時代もけっして容易に仕事があった時
代ではなかったが、30代で親の家でブラブラしていた者はいなかった。今の30代は、
”団塊二世”といわれ、世の中について、ちょっと”甘え”があるのではなかろうか。
高齢化時代である。果たして30代が”ミドルエージ”かどうかだ。将来の日本を背負っ
てたつ世代である。不満をいう前に自分たちで解決策を考えたらどうか。
が直面している”危機”をいろんな角度から取り上げているみたいだ。僕が見たの
は30代が将来受給できる年金が、現在の高齢者の受給額に比べて低すぎる、そ
の世代間格差についての不満のようであった。
日本の年金制度は、確かに世代間の格差が大きく、僕ら高齢者が貰っている年金
は、将来今の30代が貰う額の3倍も高額だと、本で読んだことがある。これでは30
代から文句が出るのは理解はできる。しかし、これは僕ら高齢者の責任ではないし
恨まれる筋合いの話ではない。
僕ら後期高齢者が30代だったのは、昭和30年から40年にかけての頃だった。当時
の僕らの年収は1000㌦(36万円)以下で、僕らは何時になったら欧米なみの給料を
貰えるかと話あったものだ。毎月貰う給与袋の明細書を見ると、多額な厚生年金が
差し引かれていた。年金には、ほど遠い年齢だった僕らは時には、これを恨んだりし
たが、正直いって世をあげて”モーレツ”の時代で、あまり年金の話などしたことがな
かった。
今の30代は就職氷河時代に大学卒業期を迎え、いまだに定職がなく”親がかり”の
生活をしている者もいるという。しかし、僕らの時代もけっして容易に仕事があった時
代ではなかったが、30代で親の家でブラブラしていた者はいなかった。今の30代は、
”団塊二世”といわれ、世の中について、ちょっと”甘え”があるのではなかろうか。
高齢化時代である。果たして30代が”ミドルエージ”かどうかだ。将来の日本を背負っ
てたつ世代である。不満をいう前に自分たちで解決策を考えたらどうか。
年金制度以前の時代には、役人はは30年勤めると「恩給」が終世つきました。現役時は給料は民間に比較して安かったようですが「恩給」があるので魅力的だったようです。これに対して民間は、老後の生活の保証がなく、自衛策を講じていました。今は公務員の給料は、民間と比べても差がない上に「共済年金」は、民間の「厚生年金」より受給額は多いです。まして「国民年金」では老後生活ず「生活保護」より低い額です。これでは、若い世代が年金にそっぽを向くのは当然です。でも、だからといって、その責任を”先輩”世代に向けるのはおかしいです。国をあげて年金制度をどうするか真剣に検討すべきだと思うのですが。30代といえば、人生のスタート点に立ったばかりです。この世代が、老人の年金は高すぎるといっているのでは、どうにもなりません。まず、年金の一本化から始めるべきです。