ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

やっぱり三国志

2008年06月01日 | 中国文化・歴史
 パンダ夫人いわく「明日は朝6時に出発や!ヨン様に会えるうれしいなあ」と体重をものともせず、舞いあがっていました。

このへんのことは私には理解不能ですが、パンダ夫人の喜ぶことならいいとしなきゃ。
早朝の道中の陽気なこと!心の中にはれんげ・たんぽぽが花盛りでございましょう。 
「冬のソナタ」は、ちょっと見ただけですが、「三国志」の面白さには全くかないません。
群雄割拠、英雄は英雄を知る、赤壁の戦い、英雄千里を行く、馬超と張飛のナイターに及ぶ一騎討ち、超雲の一騎で100万の敵陣を駆け抜ける、孔明の空城の計(ここで琴を奏でる孔明、すばらしい!唐国強さーん!)などなど、飽きることがありません。

三国志に魅せられて二度も中国を旅しました。あの遺跡も今は地震でどうなっていることでしょうか。そして孔明が護った「天府の国」の末裔の方々・・・
復興をお祈りします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚いた旧ソ連のDVD「カルメン」!

2008年06月01日 | オペラ
 昨日は届いたばかりでデル・モナコ中心に聴いたのですが、今全部観て仰天でした。
「なに、これ!こんなのあり~?」

何と「カルメン」にあるはずのないバレエ、しかもその曲は「アルルの女」ではありませんか!
いくら天下のボリショイバレエが踊るといっても!さらにそのバレエの振り付けはどこかで見たオペラ、そう、ボロディン「イーゴリ公」のダッタンの踊りにそっくりではありませんか!そしてそのとき「イーゴリ公」を指揮していたのは、このパジャーエフ!

お笑いボリショイ!吉本新喜劇以上のコメディーじゃありませんか!
パンフレットを見ると「曲はアルルの女」って書いてありました。
そんなの見なかった!

それにデル・モナコはアリア「花の歌」を歌い、カルメンの膝によりかかってむせび泣いていたのに、拍手の嵐に堂々と挨拶、しかもですよ、カルメンのアルヒーポワが歌い始めているのに客は拍手と歓声を止めない。こんな時、指揮者はいったん音楽を止めるのですが、ロシアオペラにはそんな場所はないのか、続けてしまったのです。

このDVDはお宝です。太鼓判を押しますよ。
デル・モナコはソ連で貰った「レーニン大賞」の額を大切に自宅に飾っていて「外国人として貰ったのは僕ひとりです」と自慢していました・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする