老親介護ってやってみないとわからない、毎日これでもかこれでもかで、怒っても仕方がないことの連続、肉親だからという愛情がなんとかつないでいる、それもいつも限界を見ながら、どうしょうもないことを笑い飛ばしながら、せつなくもかわいい老親に尽くす、じゃあ自分のことは?一見何もできないどころかへとへとの連続。
しかし、わめいても騒いでも何も変わらない、自分自身もわけのわからない幼児の時も育ててもらった、という感謝だけが支え、損得なし、でも立派でも何でもない・・・こうして隙をねらってはブログを書いたり本を読んだり、時間がないから見たいテレビも選んでHDRに録画し、後で見る、良くなかったら消す、・・・とにかく合理的な生活ができていると思います。
時間がないから合理的な生活ができ、家に引きこもらざるを得ないから、パソコンなどでニュースを知る、読書、などできる・・・経験豊かなヘルパーさんに相談できる、などいいことがたくさんあり、しかも自分のことだけしていたころに比べ、我慢強くなったこともあり、案外「自分を鍛える」ことができるのではないか、と思います。
強さは弱さであり、弱さは強さ、なんだか哲学的な雰囲気、というか、「老子」の心境か?
上善如水・・・そういえば、こんな名前の日本酒あったなあ、と思い出しました。