Ken様はあの「東郷平八郎」の子孫だったのです。
以前、「日中戦争が起こったら志願して軍に行く」とおっしゃっていたのを、「音楽の兵士で」と説得した私、でも知らなかった・・・戦争にならないように、政治しっかりしてほしい・・・。
次の文はKen様がお書きになったものです。
わたしの古き荒ぶる血
私の家系はかなり古くまでたどることが出来る。父方は江戸時代まで、母方は平安時代までを家系図でたどることが出来る。
といってもそこにはなんら華やはかなものを見つけることはない。私の家がべつだん、華族やら貴族ではない、というどころか、それはどちらも血塗られた反逆の家系図なのだ。
父方の先祖は、江戸時代、医師であるとともに革命家であり、極左として獄死した。
これは横浜新聞博物館で明らかとなる。
母方の先祖は、源義朝に仕えた武士で、渋谷区あたりに荘園を持っていた者だったが、あまりに荒ぶるゆえに疎まれ、九州に左遷となった。
その後、元寇に際して、北条時宗の配下で、一族の4分3を失うほど壮絶な戦いをし、残ったものは熊本で、のちのち、ラストサムライのモデルとなる神風連の乱に参加し、死亡する。
幸い、生き残った女子が関東に移り住み、その子孫が私ということだ。
私のもっとも有名な親戚は東郷平八郎である。この「軍神」が、どちらかというとアウトサイダーであった私の一族から出たのが面白い。
祖父の名もここからとったそうである。
私の血管には、国家に弓ひく荒ぶる血も、国家を脅かすものを撃退する悪鬼の血も流れているのだ。
☆このブログには愛国者の方々が多い。きっと感動なさることだろう。
でも私は「音楽の兵士」としてその恵まれた資質を活かしてほしいと願います。
これからの人生、その「国家を脅かすものを撃退する血」は悪鬼のものではありません。
どうか、国士として、カップッチッリの如く「シモン」「ロドリーゴ」そして「イーゴリ公」を歌うようにお考え下さい。
いざとなったらそれでも、血は騒ぐでしょう。
それまで「修行」です。
このブログには「国士」もいらっしゃいます。
どうぞひとことコメントを!
roserobe様より・・・勤皇のサムライ 、Ken様は「東郷平八郎」の子孫...
先程Kenさんの処へ…パリへ飛んで行きましたの。
パリの空の下で日本を思う国士Kenさん。
その記事で気になったことがあります。
神風連は勤皇のサムライ集団です。
左翼とお書きになっておりましたが、(議会でジャコバン派が左に居たから左翼という言葉がうまれたそうですね)
決して左翼ではなく天皇に帰順する本当の保守(勤皇)でございます。誤解されるといけませんので申し添えます。
東郷平八郎と言う軍神のお血筋が国を守りたいと言うお気持ちを・・・。
パリにて葉隠れ精神でフランス人に尊敬され愛され・・・引いてはフランスに日本ファンをおつくりになってくださいと切望致します。
氏の朗読も素敵でしたが、国士としてのKenさんも素晴らしく・・・そして料理人Kenさんにも感激のロゼでございます。
はな様より
驚き!!…東郷平八郎氏の血をひく「荒ぶる血」…ジムノペティをバックに柔らかいフランス語の詩の朗読をされるken氏…どちらも同じken様なのですね。
(オペラ解説もチェックしました)
芸術家が武器を持って闘う事態になるなどは悲しすぎます。
ken様には日本人芸術家として海外でのご活躍をお祈りします。
日本国内に於いては、ネットに関心のない人達も、日本を取り巻く世界情勢に少しは気付き始めたと思いますので、今しばらく、がんば!ですね。
(はな様は昨年、外国人参政権反対1万人集会をはじめ、東京における反民主・尖閣問題などのすべてのデモに参加され、またチェロの弾き手でもあります。)
漂泊の旅人様より
Ken様ってアドミラル東郷のご子孫って!
レイテの英雄を父とするベッラさんといい、ここにはとてつもない国士の集まるところですね!!
私の母方の父は日清日露に参加した職業軍人だったそうだ。・・・もしかしたら、私にもあらぶる大和魂が潜んでいるのかもしれない!
(国士、漂泊の旅人様です。どんな時でも決して揺るがない精神と強い決断をなさる方で、その判断はすべて正しい、と尊敬する方です。今回は義理のお父様が急遽ご入院となり、大変な中に急にコメントをお願いすることになりました。
また、漂泊の旅人様とKen様が親しく語り合える日がくるでしょう。)
♪ Ken様がパリからお礼の言葉を述べられています。
皆様、ありがとうございます!
Roseさん
わかりにくい日記で惑わしてしまいすみません。神風連は、右翼のなかの右翼、ですね、もっといえば、政治主義を超えて、天皇陛下をお祭りする一種の宗教に近いものがあります。三島の「奔馬」や荒木精一氏の著作なども面白く読みました。ちなみに私の先祖は歩兵隊におりました。
いつかRoseさんに私の料理を召し上がっていただける日のため、料理の研究に励みます!
漂泊の旅人様
国士だなんて恐縮です。でも私に出来ることをしたいと思っています。御父様の御恢復をお祈り申し上げます。
はな様
芸術家が戦うことは、その芸術家の芸術にとって決してマイナスではない、と思います。
わたしが好きなフランスの作家、「星の王子様」のサン=テグジュヴェリは、何度も戦闘機乗りに志願し、最終的には戦死しましたが、その経験やスピリットが作品に生きていると感じます。
私ももし国家が危機にさらされているときに見てみぬふりをしたら私は一生、嘘くさい歌を歌うことになるでしょう。
さらりん様からも東郷平八郎元帥の歌とともに、エールが届きました。
この事実の大きさに言葉もありません。
凄いです。。。
『咲くもよし 散るもよし 野の山桜
花のこころは 知る人ぞ知る』
東郷平八郎氏が詠んだという、この歌には、
日本人の潔さや高貴さが感じられ、私は好きです。
(さらりん様は、文学的感性と論理的な判断にすぐれた才女です。それでいて優しい、たおやかな方です。)
La Forza del Destino "La vergine" - Renata Tebaldi
ヴェルディ歌い、リリコ・スピントのソプラノにとってヴェルディ「運命の力」「ドン・カルロ」「アイーダ」などの名曲を歌うことがどれほど幸福なことか・・・
私もこれらの曲を勉強し、東京や大阪でアリアを歌ったが、どうしても歌いたいのが「運命の力」の最上の美しい音楽である<天使の聖処女よ>である。
これは古い映像だが、1950年代、戦後の焦土から名歌手たちがオペラを復活させた名演中の名演、この透明な美しさに憧れたものだ。
テバルディの美声、そして気品・・・永井智子先生は「この場は美しい衣装もなく、修道女となって煩悩を断ち切ろうとして歌う祈りの歌、でも人間は祈れば祈るほど、業というものから逃げられない。ヴェルディは神に疑問を抱いたのだ」と。
難しい話だったし、私は若かった・・・しかしこの場は歌いたい。「自分の力を空しいものと感じて慈悲を祈るんだけど、逃げられないんですよ」って。音楽の美しさにすっかりマイッテいた私・・・この場を歌うには大きな声はいらない、絹糸を紡ぐように透明に歌うこと、勉強することは楽しかった♪
当時80歳を超えた永井先生が、何もわからない若い私に「あなたに伝えたい」と熱意をこめて教えて下さった。
そして私は永井先生のいわれるまま、ジーノ・ベーキ(往年のバリトン、当時永井先生と同年齢)の指導を受けた・
☆後にこの映像は友人のフーレン様がDVDを下さった。
家宝のDVDである。
テバルディ、コレッリ、バスティアニーニ、クリストフという超豪華メンバーだった。
ヴェルディ歌い、リリコ・スピントのソプラノにとってヴェルディ「運命の力」「ドン・カルロ」「アイーダ」などの名曲を歌うことがどれほど幸福なことか・・・
私もこれらの曲を勉強し、東京や大阪でアリアを歌ったが、どうしても歌いたいのが「運命の力」の最上の美しい音楽である<天使の聖処女よ>である。
これは古い映像だが、1950年代、戦後の焦土から名歌手たちがオペラを復活させた名演中の名演、この透明な美しさに憧れたものだ。
テバルディの美声、そして気品・・・永井智子先生は「この場は美しい衣装もなく、修道女となって煩悩を断ち切ろうとして歌う祈りの歌、でも人間は祈れば祈るほど、業というものから逃げられない。ヴェルディは神に疑問を抱いたのだ」と。
難しい話だったし、私は若かった・・・しかしこの場は歌いたい。「自分の力を空しいものと感じて慈悲を祈るんだけど、逃げられないんですよ」って。音楽の美しさにすっかりマイッテいた私・・・この場を歌うには大きな声はいらない、絹糸を紡ぐように透明に歌うこと、勉強することは楽しかった♪
当時80歳を超えた永井先生が、何もわからない若い私に「あなたに伝えたい」と熱意をこめて教えて下さった。
そして私は永井先生のいわれるまま、ジーノ・ベーキ(往年のバリトン、当時永井先生と同年齢)の指導を受けた・
☆後にこの映像は友人のフーレン様がDVDを下さった。
家宝のDVDである。
テバルディ、コレッリ、バスティアニーニ、クリストフという超豪華メンバーだった。