ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

レナータ・スコットが歌うヴェルディ「ナブッコ」よりアビガイッレの謀反

2012年06月19日 | オペラ
Renata Scotto as Abigaille - Chi s'avanza... Salgo gia


名ソプラノ、レナータ・スコットがヴェルディ「ナブッコ」の難役アビガイッレを歌ったもので、古代バビロニアの王ナブッコの娘、アビガイッレは父と戦場をともにした女丈夫だが、ふとしたことから自分は奴隷に産ませた娘であることを知る。アビガイッレは、父を幽閉し、バビロニアの女王として君臨することを決意する。

奴隷の娘とはいえ、父王ナブッコがわが娘として「王女」の身分で戦場に連れ歩いた、いわば生死を共にしたはず・・・このへんのことは古代中国の「東周列国」の武霊王という英雄の息子が父を幽閉し国を乗っ取ろうとしたこととつながって見える。古代バビロニアと古代中国がこんなに似た物語があるなんて。

もちろんこのアビガイッレについてはそのヴェルディが書いた音楽以外はあまり共感することはなく、レッスンにも持っていかなかったが、私の好きなソプラノ、レナータ・スコットがもの凄い迫力で歌った。
彼女は無限の力を持っているように思える。
「ファウスト」のフィナーレを聴いた時など4000人収容のNHKホールの最上階の天井桟敷のような席にも、これでもかというほど鳴り響き、それが精神的緊張感を伴って、聴衆は「すごいなあ」とためいきだった。
レナータ・スコットは夫がスカラのヴァイオリニストでコンサートマスターだったが、彼女の才能にほれ込んで職をなげうって彼女に尽くしたといわれる。
マリア・カラスがエジンバラでキャンセルした時、レナータ・スコットが歌って「もうカラスはいらん!」とまで言わせたそうで、カラスはスコットを見て「じゃがいも」と言ったそうだ。小柄でコロコロした体格だったし美人ではないが、いったん歌い出すと人を圧倒する。そしてスコットは声をだんだんドラマティックに幅を広げながら着実に「世界を代表するプリマドンナ」となった。
日常の生活は飾らず、彼女を讃えるパーティーでも毛皮のショールをまとう女性たちの中で、自分で編んだ毛糸のショールをまとい、気さくで庶民的なプリマだった。

頭の良い上品な威張らないソプラノであった。
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丹羽大使をさっさと更迭すべきだった、北京の日本企業関係者では丹羽支持も!!

2012年06月19日 | 政治

驚くべき記事があったので転載する。

先週、中国日本商会の人々の集まりがあった。そこでも話題は丹羽発言問題だったが、出たのは、
こんな意見だった。

「日本経済は中国に大きく依存していて、中国との良好な関係が日本の国益だというのは当たり前で
はないか。これまでこんな当たり前の意見を、日本大使が発言しなかったことがおかしいくらいだ」

「これまでは、初の民間大使と期待していたのに、丹羽大使は官僚以上に官僚的な一面があった。

だが今回の発言だけは"逆転満塁ホームラン"に値する」

「丹羽大使は地方行脚ばかり行くので"黄門様"というニックネームを頂戴していたが、ようやく日本
国内に真剣に目を向けて、日中ビジネスの現場に携わるビジネスマンの声を代弁してくれた」

 また先週、少なからぬ日本メディアの北京特派員たちが集まる会にも出席したが、そこで彼らは、
次のようなことを語っていた。

「尖閣諸島を買うという石原発言が飛び出した時、日中国交正常化40周年に水を差す暴言だという
記事を本社に送ろうとしたら周囲に止められた。逆に、丹羽大使批判の記事を書いてくれと本社から
依頼され、正直言って悩んでしまった」

「日本は末期がんのような状態だということを、外にいると客観視できるが、日本人自身は気づいて
いない。丹羽大使はそのことを指摘したに過ぎないのに、なぜ非難轟々となるのか理解できない。
だがこのような個人的意見は報道できない」

「張り込んでもいいから丹羽大使を直撃してくれと、本社から指示が来た。だが今回ばかりは丹羽
大使にエールを送りたい気分で、ヤル気が起こらなかった。そのため、『日本大使館に取材申請を
出したが拒否されました』と報告し、お茶を濁してしまった」

 このように、日系企業の駐在員からも、日本メディアの北京特派員からも、丹羽大使を擁護こそ
すれ、批判する声は聞かれないのだ。「これまではイマイチだったけど、今回はよくやった」というの
が大方の意見なのだ。

■一番批判的だったのは民主党議員たち

 丹羽大使は昨年正月に、「全31省・自治区・直轄地を訪問する」と宣言して以降、地方訪問を「民間
大使外交」の目玉に据えてきた。いま北京では、世界中の国家元首たちが、自国のビジネス代表団
を引き連れて中国詣でをするという「経済外交」が活発化している。丹羽大使も同様の手法で、日本
商会の面々を引き連れて、地方のトップと面会し、日中ビジネスを拡大させるという外交を行っている
のだ。


>>2以降に続く

ソース:現代ビジネス 2012年06月18日(月) 近藤 大介
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32799
☆ 丹羽大使をすぐに更迭しなかったのは間違いであった。
  このように「中国様」の召使たちが変な「丹羽支持」をしている。
  「現代ビジネス」という雑誌も信用していいのかどうかわからないが、もってのほかだ。
  中国の日系企業は、日本の地盤のおかげでビジネスできていることを忘れてはならない。 (ベッラ)


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橋下市長・松井府知事さん、こんなのあり? 落ちたはずの「みんなの党」関係の塾生、選抜させる。

2012年06月19日 | 政治


大阪維新の会、みんなの党全員を塾生に選抜
配信元:
2012/06/18 15:45更新
 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は18日、同会の政治塾に参加しているみんなの党関係者について「政治的配慮で塾生として残した」と述べ、23日に再開する2期目の政治塾の塾生に選抜したと明らかにした。

 維新の会は、受講生約2千人を絞り込み、次期衆院選に向けて再開する2期目の塾生として約900人を選抜。同会幹部によると、みんなの党の衆院選選挙区支部長らが参加しており、ほぼ全員が選抜された。

 松井氏は「みんなの党から勉強に来ている方を一度の審査だけで外すのもいかがなものか。政策を練る中で重なっているブレーンも多く、政策的には一番近い」と強調した。

 ただ、次期衆院選での同党との連携については「(協議は)全くやっていない。自分たちの政策もまだ完全に固まっておらず、政策が一致しなければチームを作ることにならない」と述べた。


☆ 橋下、そして番頭の松井、おかしいのじゃないの?「みんなの党関係者」は選抜っされなかった人ばかり、これが「政治的配慮」ですって?
あきれてものが言えない。では同じように選抜されなかった他の人は?
「維新塾」なんて最初から必要なかったのではないの?
高い「入塾費用」受け取っておいて・・・橋下は「目をつむっていてください」 

石原都知事の「尖閣」の絵と同時にYohkanさまにお借りした『橋下+ノック』の絵、やっと使用するチャンスが。 (ベッラ)


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かもめ食堂のシナモンロール 作り方動画です。

2012年06月19日 | 料理・グルメ
かもめ食堂のシナモンロール 作ってみた


映画にも出てくるシナモンロール、美味しそう!!

それに魚を焼くにしても、煙を出して香ばしく、ああ、なつかしいですね。
今は父がさわっても大丈夫なようにオール電化にしたので・・・。(ベッラ)



6月18日のアクセス数 閲覧数:4,750PV
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