テレビをつけるとオリンピック花盛り、でも開会式の直前に父が亡くなったので、見る気持ちになれなかった。
今まで家の中の不用品などを捨てたり、掃除をしたりして過ごしてきた。
体力が必要な家事をしていると何も考えずにすむ。
ふとテレビをつけると卓球の愛ちゃんたちがうれし泣きをしていた。
愛ちゃんはいくつになっても可愛いな、銀メダル以上が確定、よかった!!
そして女子サッカーのなでしこが決勝戦、サッカーのルールはわからないが、今晩見ることにしよう。
今朝7時前から山のような「燃えないゴミ」を捨てた。
1時間以上かかった。「燃えないゴミ」は2週間に一度である。
いろんな思い出のものもたくさんあった。
でもパンダ夫人が「生きていてなんぼのもんや」と言うので、それで捨てることにした。
捨て終わったら8時を過ぎていた。多いので3か所に分けて捨てた。
そしてお供え料理を作り、供えた。
お花の水もかえた。父の写真を見るとかわいくてハンサムである。
本人が「自画自賛」していた写真である。
100円ショップでフォトスタンド(紙でできたもの)を買ってきて、それにベタッと糊づけしていて、その時、私はあきれたものだったが、(せっかくの写真が台無しになると言うと、「何を言うか!勝手じゃ!!」)ずっと昔のことだった。
それを「遺影」の写真に決めたのは、その時の父のはしゃぎぶりを思い出すと楽しい時を思い出すから。
実は私は「泣きたい」気持ちを通り越して、どんどん働くことでやるべきことをはやいめにこなしてきた。
父はごきげんのように思える。
「人生を全うした」ような気がする。
そして私は自分の月一回の検診に行った。
「父が亡くなって、薬を飲むのを忘れました」と先生に言った。叱られなかった。
帰宅し、拭き掃除をして洗濯をし干した。
それからニュースなどを見て、オリンピックで日本選手が頑張っていることを知った。
「そろそろ見よう」・・・。
それから軽く発声練習をし(はじめて)、イタリア語の勉強をした。これも久しぶりだ。
私はいつ出掛けてもいいのだ、電車に乗ってちょっと遠出をしてもいいのだ。
ずっと家の中にいたので、まだ外に行く気がしない。
以前、録画していた「浴衣」の番組を見た。タレントの夏川純さんがいろんな浴衣や帯結びを、年配の先生について学ぶという教育テレビの番組である。
夏川純さんについては全く知らなかったが、賢くて謙虚な女性だと思った。
政治は「眼力ブログ」「漂泊の旅人」さまのブログを読んでいるだけ。
そろそろ政治エントリーも書こうと思うが、まだ自信がない。
もうしばらくしたら必ず書きます。
椰子の実. 倍賞千恵子
「椰子の実」は父の少ない歌唱レパートリーのひとつである。
他に「雪の降る街を」、軍歌のいくつか、そしてオリンピックや大相撲の表彰式に必ず「君が代」を歌った。大きな声で・・・音程はきわめてあやしかったが。
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