ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

曽野綾子氏、産経新聞でのコラム ~ 橋下氏のアキレス腱

2012年11月06日 | 政治

エジプト考古学者の吉村作治教授が紹介されていた作家の曽野綾子氏のコラムを探したが、もう消えていたのか読むことができなかったので「愛国画報」のYohkanさまのブログのコメントで伺ってみたら、ブログ「歩かない旅人」 http://ippeke.de-blog.jp/blog/ がそれを取り上げていらっしゃることを教えて頂きました。
Yohkanさま、ありがとうございました。そして「歩かない旅人」さま、感謝致します。ありがとうございました。

曽野綾子氏のコラムはこれです。


>《 小さな親切 大きなお世話 》

 【 橋下氏のアキレス腱 】    作家   曽野綾子

 「週刊朝日」は10月26日号に掲載した橋下徹大阪市長についての佐野眞一氏の記事を謝罪し、連載の中止を表明した。
品性の卑しい記事というものは他にもたくさんあるが、これほどのものは珍しかった。
私が一見して驚いたのは、問題の号の表紙にわざわざ、「ハシシタ」という字が躍っていたことだ。
 私は60年近く書き続けているが、今でも時々ノイローゼになりそうになるのは、誤って人名を記載することだ。
そういう場合の後味の悪さは数日たっても消えることがない。ことに橋の下という日本語には悪い意味がある。
わざと相手の名を変えて記すということには、相当の悪意があると思われても仕方がない。

 私は橋下氏にあったことこともなく、タレント弁護士だったと言う時代のテレビも見たことがない。
だから最近橋下氏のことについて意見を聞かれても、全く答えられなかった。
私がいまここで述べることは、報道によって、氏自信が言葉として述べられたものによる。

橋下氏に人気が出たのは、民衆が戦後の民主主義、平等主義、人道主義の偽りの部分にうんざりしてきたからだろう
 つまり人の心の中には、平等に生きたいという志向と、独裁者を期待する要素とがある。
穏やかな毎日に感謝する日と、闘ってでも自己主張したいときもある。
アフリカで会ったある白人は「この国には、よい独裁者が要る」と私に言った。
独裁者というものはすべて悪だというのが日本人の考え方だから、「良い独裁者」という言葉に私は衝撃を受けた。

 しかしあり得ることなのだろう。
ただ今のところでは、橋下氏が、「良い独裁者になる」ことを期待するのはむずかしい。
「喧嘩だけは自信がある」というのはほんとうだろうが、その場でねじ伏せて勝つ喧嘩は、ほんとうの賢人のやることではない。自ら、「こんなチャーミングな独裁者がいますか?」と冗談を言ったらしいが「こんな幼稚な独裁者がいますか?」というべきだろう。

 氏がチャーミングでない理由は、恐れを知らないからであり、謙虚さとも程遠いからだ。
この二つは、一つの叡智であるが氏の言動は突っ張っていて、まだそのようなものの気配が感じられない。
市長と党代表の掛け持ちをすることについて、「そんなことが出来ますか?」という質問を受けた氏は、「寝る時間を割けばいい」という意味の答えをしていた。たかが小説でも、眠らないで書けば駄作になる。

 アメリカのアップル社の創業者の一人であるスティーブ・ジョブズ前会長は、ちょうど一年前、わずか56歳で死去した。
現世では世界的な富も評判も才能に対する称賛も、すべてを手に入れ、思うようにならなかったことなどなかったように見えるジョブズ氏も、死病を知らされた時には、こんな不法な運命が待っていたのかと思ったことだろう。

 こうした横暴な運命に対する恐れを想像できないということは、つまり弱さであり、才能の限界なのである。
橋下氏と対立する勢力は誰地誰だか私はよく知らないが、
氏のこの不遜さこそ、氏を倒せるアキレスの腱だといえる。
橋下氏が自信満々でいる限り。失墜させる機会は十分すぎるほどある。

私はどちらの味方でもないから、氏の生き方を楽しみの眺めるつもりだ。(以上、作家、曽野綾子氏の産経新聞コラムより)


☆ 曽野綾子氏は素晴らしい、吉村作治氏が絶賛したのもよくわかります。
  曽野女史に橋下氏はツイッター攻撃できないでしょうね。 


コメント (8)
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橋下は売国奴! 売国一色です。売国まっしぐらのとおるちゃん。

2012年11月06日 | 政治

http://www.youtube.com/watch?v=DdO44B7Npi0
▼▼橋下徹は売国奴▼▼

1.外国人への地方参政権付与!「特別永住者への配慮は必要だ」

2.「伊丹空港跡地を『外国人特区』にして外国人だけ税金全てゼロにする」

3.TPP賛成!

4.「南京事件はなかったのではないか」との河村発言に対し「現実的なプラス感じない

5.孫正義と組んで、原発ゼロ、韓国製太陽光発電推進

6.原子力新組織「過半は外国人に

7.マルハン(朝鮮玉入れ屋)やソフトバンク(超反日の孫正義)が大口後援者。

8.評価額10億円の大阪府有地(北区中崎町2丁目)を韓国民団に超破格の3億円で売却

9.公明党(創価学会)と選挙協力

10.「加害者の日本は、被害者の中国や韓国への過去の謝罪が不十分だから謝り続けろ

11.「竹島は日韓で共同管理を目指す」

12.竹島共同管理に批判が殺到すると「ではどうやって解決しますか?」

13.「不本意で慰安婦になった方には配慮が必要なのは当然

14.「日本が過去に迷惑を掛けたことは間違いない。中国や韓国に謝り続けたから、お金を払ったからいいというのは違う

15.「日本が加害者であったという事実は世代を超えたとしても忘れちゃいけない。靖国参拝して先人に敬意を表するとか、かっこをつけるのは良くない。靖国参拝では、中国と韓国への加害者意識を忘れてはいけない

16.「竹島に領有権問題があるなら尖閣諸島にも領有権問題がある

17.「竹島を島根県に編入した1905年、韓国の外交権は制約を受けていた。韓国は抗議できなかった」

18.「メディアは人権擁護法案にとことん批判してきたが自浄作用なければ、抑制も必要

19.パチンコ屋を公営企業に転換

20.「真正保守とか言っている人は、早く退場願ったほうが良い」


☆ マイスターさま、ご提供の動画と記事をありがとうございます。
  橋下は許せません。
  橋下の「とんでも発言」をまとめて下さってわかりやすくて、その時その時憤慨していたことを思い出します。
  動画はリンクのままにしました。
  あまりにも酷い内容に最後まで聴けませんでしたが、我慢して聴きます。

  「たち日」と「維新」とは、政治家のレベルも実力も理想も品格も、全く違います。
   天と地、以上に違います。

  「呉越同舟」の呉や越の国はそれぞれ、愛国者でした。売国奴はいません。
  「薩長同盟」もそれぞれが立派なサムライでした。 売国奴は皆無です。

  ところが今の橋下「維新」には、いろいろいます。決してサムライでもなく愛国者でもない人たちがウヨウヨ、
  橋下自身が恥知らずな売国奴ですから。

  20、で「決まり」です。  毎日、心の痛い日々でした。マイスターさま、ありがとうございます。


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西田昌司「石原新党・たち日は、自民党に合流すべきだ。」

2012年11月06日 | 政治
西田昌司「石原新党・たち日は、自民党に合流すべきだ。」


西田先生、よく言ってくださった、ありがとうございます。

おもえば安倍さんが総理を辞めた時、平沼さんは安倍さんを堂々とかばってこられた。
ご自分への批判は覚悟の上で、当時、私は感動したものだった。

先日の京都での会談を終えて、橋下の言いたい放題を全身に浴びて、憔悴しきった声でインタビューを断る平沼先生の声に、平沼先生の同志を思い、かばう大きさを感じながらここまで追い詰める橋下に大きな怒りを感じた。石原氏に対しても、そこまで平沼氏に対して無礼千万なことを言いたい放題にさせている「鈍感さ」と「自己中心」に辟易した。

三宅先生にこのことを訴えた。
西田先生とは親しく、やがて一緒にがんばることになるような気がした。

ついに、西田先生は動いて下さった・・・。
どうか平沼先生、西田先生のお誘いにお話をすすめて下さい。
これ以上、平沼先生の傷つくのを見たくありません。
そして同時に支持者も傷つくのが我慢ならないことも・・・。
コメント (2)
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カサルス、カタロニア民謡「鳥の歌」を奏でる~フランコ政権の迫害から故郷カタロニアを思う

2012年11月06日 | 器楽曲
Pau Casals - El cant dels ocells (at the White House)


20世紀最大のチェリストと讃えられたパブロ・カサルスがアメリカで「鳥の歌」を演奏、「鳥はピース、ピースと啼くんだよ」って語ったのは有名。
フランコ独裁政権の侵略から故郷のカタロニアを護ろうとしたカサルスの渾身の思いをこめた演奏、
曲は故郷カタロニアの民謡で「鳥の歌」
歴史的名演である。
この演奏は今のチベットやウイグル、またシリアの虐げられたすべての方々の思いにも通じるであろう。

美しい曲だ。

三宅博先生と平沼赳夫先生にこの曲を捧げます。
日本にこのようなことがないように、政治を動かさねばなりません。


カタロニア語で歌った「鳥の歌」です。
バルセロナオリンピックで歌ったヴィクトリア・デ・ロスアンへレス、
当時70歳を超えていました。
天使のような美声でした。
Victoria de los Angeles "El cant dels Ocells" Catalan song


これはさらりんさまに♪

コメント (3)
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呉越同舟、または薩長連合か?  一方的な橋下の思い上がりと追従する松井にそれはない!!!

2012年11月06日 | 政治


石原新党の本質と行方と橋下徹の強い者には弱い(付録)


チャンネル桜の水島社長、ハッキリ言って下さった!!
石原氏と平沼氏の違い、そして石原氏と橋下氏の近さ

明治維新のことをよくたとえられているが、橋下氏はここまでむごい言葉を連発するとは!
そして石原氏は他の同志をその牙から護ろうとする「大将」の器ではなかった。
苦しむのは平沼赳夫氏、今まで大切にし、誇りにしてきた「真正保守」を貶められ、京都会談からの帰りでインタビューを拒否する平沼氏の憔悴しきった声音は、今まで耳にしたことがなかったほどで、私はあまりにも痛々しい平沼氏を護りたい、優しい声をかけて励ましたいと思った。

それは同志を護り、自らが盾になり、傷ついた声だったことを直感した。
真正保守の「たち日」はロシアの北方領土への不当な侵略やロシア大統領が不法にも侵入したこと、竹島での問題、尖閣事件を「屈辱の日」として訴えたのが平沼赳夫氏だった。
実際に政府が書かない「抗議文」も書き、日本を護ろうとした姿勢は一貫していた。

自民党時代には「人権擁護法案」という内容は偽人権法案をすばやく見抜き、水際で阻止してこられた。平沼氏はいろんな誤解を一身にかぶり、今回もあんな橋下ごとき小者に言いたい放題いわれ、同志を貶められ、テーブルをひっくり返したいのをずっと我慢されて、あのような病人のような声で「言うことはない」と言われた。

私は平沼氏をかばい、橋下の前にたちはだかりたいような衝動にかられた。
あの声で平沼氏のただならぬ苦悩が理解できたのだった。

「たち日」は現状の日本をなんとかしなければと思い、最後の手段にかけてみた、それがいいか悪いかわからないが「石原新党」だったのだ。

ところが石原氏は橋下氏におだてられ、同志を護ることはしない、橋下氏の思い上がった毒舌をそのまま平沼氏に投げるのを、鈍感にも何とも思わなかったようだ。
石原氏はそれを「阻止」していたら、盟友平沼氏に対しての口のききかたを橋下氏に教えていれば、何段階も評価は上がったはずである。
ところが実際は、橋下氏の矢を満身に受けた平沼氏をそのままにして、なんのフォローもせず「生みの苦しみだなあ」はないだろう。
橋下氏は言ってはならぬことを連発して言った。

それはエジプト考古学者の吉村作治教授や作家の曽野綾子氏が批判することになった。(二つ前のツイッターの記事を参照)

「たち日」の支持率は低く、どうしても他と組まなければやっていけないことはわかるが、今回の橋下氏は「呉越同舟」でもしないほどの態度だった。

「呉越同舟」とは
『そもそも、呉の国の人と越の国の人は互いに憎しみあっている。しかし、もし両国の人が同じ船に乗り合わせ、嵐に出会うようなことがあれば、船を救わんと、互いに助け合うさまは、一人の人間の左右の手のようであろう。 

【孫子・九地】


であり、嵐の中で同じ船に乗った呉と越という宿敵同士は、まるで左右の手のように助け合ったという。
橋下氏は「品性いやしく」何さまというような言い方で「真正保守」を蹴飛ばしたに等しい、左右の手にはならないどころか、
あの態度で、言いたい放題、私も我慢が限界だったのだ。

きれいごとでは実際に「真正保守」を送りこむことはできない、そこで平沼氏は自ら泥をかぶったのだ。
平沼事務所に電話して「あのような場面を私は見ることができないほど衝撃を受けています、平沼先生は十分に栄養や睡眠をとってしっかり体調を大切になさって下さい」と・・・それだけ言った。

橋下氏の「品性のなさ」がやがて彼自身にもどってくるであろうと思う。


「たち日」はやがて西田さんらと組むようになると確信する。
しかし、その前にどれほど「泥」をかぶらねばならないか・・・それに心を痛める。

そして苦しむ平沼氏の考えは「至誠」だが、一般的には誤解も多いだろうと心配する。(私もそうだった・・・) 

今日は三宅博先生とお話もできた。「実践日本随一」の三宅先生を落とすと日本の損失である。
西田議員や藤井教授との路線で必ずつながると確信する。

  チャンネル桜の水島氏は三宅先生と親しい、この動画は必見!!

 
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