ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

音楽家ベッラ・カンタービレの読書メモ ~ 森田実、韓非子で「亡国」を訴える。 

2012年11月24日 | 政治

金曜「アンカー」の森田実氏は古代中国の「韓非子」から亡国を警告したものを並びあげている。

中国古典の「韓非子」から学ぶ10項目の「亡国のきざし」

1、進化の権威が君主の権威をしのぐ。 このような時、国は亡びるであろう。

2、法に基づかず、無原則に刑罰を加える。
  空理空論に耳を傾け、現実に役立つかどうか考えない。
  外見を飾りたてて、実用を無視する。このような時、国は亡びるであろう。

3、君主の人物が薄っぺらで簡単に人物を見透かされ、また秘密が守れず、臣下の進言内容を外にもらす、
  このような時、国は亡びるであろう。

4、独善的で協調性がなく、諫言されればムキになる。
  国家全体のことを考えず軽率に動き、しかも自信満々である。 このような時、国は亡びるであろう。

5、国内の人材を無視して他国の人間を登用し、その際、実際の功績を吟味せず、名声の有無によって採否を決める。
  この結果、はえぬきの臣下をさしおいて、他国者が高位につく。このような時、国は亡びるであろう。

6、大臣に侮辱を与えてプライドを傷つける。あるいは庶民に厳しい刑罰を加えて過酷な使役に駆り立てる。
  このように相手に屈辱を与え、怒りをいだかせ、これを当然のこととして繰りかえせば、謀反を企てる者が必ず現れる。
  このような時、国は亡びるであろう。

7、都合が悪ければ理屈をつけて法をまげ、何かにつけ公事に私憤をさしはさむ。
  その結果は朝令暮改、次から次へと新しい法令が発せられる。このような時、国は亡びるであろう。

8、視野がせまくてせっかち、些細なことで簡単に行動を起こし、すぐにカッとなって前後の見境がつかなくなる。
  このような時、国は亡びるであろう。 

9、怒りっぽいうえに戦争好きで、本務たる農政に力を入れず、何かと言えば武力を発動する。このような時、国は亡びるであろう。

10、雄弁だが「法」という筋が通っていない。聡明ではあるが、肝心の「術」を心得ていない。
   能力そのものはあるのだが、「法」によって事を運ぼうとしない。 このような時、国は亡びるであろう。

  
以上、森田実氏の「韓非子」亡徴(亡国のきざし)の章から。韓非子は紀元前280~223年の兵法思想家)。
   これを橋下大阪市長に「諫言」。
 
   森田氏は誰もが触れなかった創価学会・電通を批判、マスコミを追われた。
   今は「アンカー」だけに出演している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなの党、「維新」との連携は「太陽の党」を排除してから

2012年11月24日 | 政治

みんな、維新との合流拒否「旧太陽との合併解消を」
2012.11.24 00:50

 日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は23日、テレビ朝日の番組で、みんなの党の渡辺喜美代表と江田憲司幹事長に同日電話をかけ、「何とか一本化して、ひとつのグループになるよう大英断を下してほしい」と、合流を呼びかけたことを明らかにした。渡辺氏らは、維新が原発政策を見直したことなどを理由に拒否し、旧太陽の党との合併が解消されない限り合流は難しいとの見方を示した。

 橋下氏は合流を求める理由を、両党間で難航してきている衆院選の候補者調整をまとめるため、とした上で「今は(太陽の党を吸収合併した)新しい日本維新の会だ。みんなの党のみなさんに入ってきてもらいたい。渡辺氏の判断ひとつで大きく政界再編のきっかけになる」と述べ、維新への吸収合併を求めた。

 渡辺氏は23日夜、羽田空港で記者団に対し、「太陽と合併した後に一緒にやりましょうと言われても『はいそうですか』とはいかない。太陽との結婚を解消してもらわないと合流話は進まない」と述べた。

 江田氏も産経新聞の取材に対し、携帯の留守番電話に橋下氏から合流の打診が入っていたと明かした上で「脱原発、消費税増税阻止、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加促進、企業・団体献金全面禁止などの政策が一致しないとダメだ」と答えた。

☆ もちろん、「たち日」は選挙後は安倍・西田に加担しますので、それを見抜いたのかな?
  「たち日」は政治実践において絶対にぶれません。
  信念があります。精鋭ですよ、石原以外は!!

  みんなの党の「いさか」という京都大学出身の政治家が街頭演説していたので、私、質問したのです。
  偽「人権法案」は賛成か反対かと。
  「知らない」というので「党ではどういう見解か」ときくとスマホを出して検索しようとするのです。
  偽「人権法案」の名称をたくさん言ってみたけれど「さあ・・・」って。
  「もういいわ、よくわかったから。みんなの党の姿勢がね」と言ってサヨナラしました。

  選挙後は偽「維新」(たち日なし)とどうぞご一緒に。誇らしいですわ。
  誰が好んでこんな党といっしよにできるものですか。
  橋下も「真正保守はいらない」といっていましたし、せいせいしますよ。

☆☆ 三宅先生、新聞に、大阪14区を公認されなかったことで新聞に「落胆し、国替えも考えている」と話してもいないことを
   勝手に書かれて各新聞社に抗議。
   「落胆とも国替えとも言っていない。ますます意気軒昂だ」

   さすが、三宅先生、私はいつも応援していますよ。これほどの実践を持つ政治家はどこにもいません。
   マスコミは正しく書いてほしいですね。損するのは国民ですから!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする