民主党 街頭演説@有楽町 生?中継 菅直人抜粋(※無修正)
「屈原」の詩、<離騒>より抜粋
猛禽が群れざるゆゑは昔よりもとよりかくあるべき事ならん
いかにして四角と円とは合ふべきぞ、道が違うて安んぜやうか
心曲げ志を抑へいかにして咎(とが)めを忍び恥をこらへん
(青年日本の歌、十番に出てくる「離騒」の悲曲とあるので元の詩を記した。離騒というのは「憂国」の意)
『青年日本の歌』歌詞
一、
汨羅(べきら)の渕に波騒ぎ ・・・・・(屈原の「漁夫」)
巫山(ふざん)の雲は乱れ飛ぶ
混濁(こんだく)の世に我れ立てば・・・・・(大川周明の作品より)
義憤に燃えて血潮湧く
二、
権門(けんもん)上(かみ)に傲(おご)れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷(しゃしょく~国家のこと)を思う心なし ・・・・・(大川周明)
三、
ああ人栄え国亡ぶ
盲(めしい)たる民世に踊る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり ・・・・・(前半は土井晩翠の「天地有情」、後半は「星落秋風五丈原」諸葛亮)
四、
昭和維新の春の空
正義に結ぶ丈夫(ますらお)が ・・・・・(大川周明「則天行地歌」)
胸裡(きょうり)百万兵足りて
散るや万朶(ばんだ)の桜花 ・・・・・・・(土井晩翠「星落秋風五丈原」諸葛亮」)
五、
古びし死骸(むくろ)乗り越えて
雲漂揺(ひょうよう)の身は一つ
国を憂いて立つからは
丈夫の歌なからめや ・・・・・・・・・・・(土井晩翠)
六、
天の怒りか地の声か
そもただならぬ響あり
民永劫(えいごう)の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ ・・・・・・・・・・(土井晩翠)
七、
見よ九天の雲は垂れ
四海の水は雄叫(おたけ)びて
革新の機(とき)到りぬと
吹くや日本の夕嵐 ・・・・・・・・・・・・(前半は土井晩翠「天地有情」)
八、
ああうらぶれし天地(あめつち)の
迷いの道を人はゆく
栄華を誇る塵の世に
誰(た)が高楼の眺めぞや ・・・・・・・・(土井晩翠「天地有情」)
九、
功名何ぞ夢の跡
消えざるものはただ誠
人生意気に感じては
成否を誰かあげつらう ・・・・・・・・・・(ここは中国の宋の時代の賢臣、魏徴の「述懐」)
十、
やめよ離騒(りそう)の一悲曲 ・・・・・・・(「屈原」の詩、<離騒>のこと、土井晩翠)
悲歌慷慨(こうがい)の日は去りぬ
われらが剣(つるぎ)今こそは
廓清(かくせい)の血に躍るかな
昭和維新の歌(青年日本の歌) アイ・ジョージ
☆ 私は「三国志」に夢中になり、勢い余って土井晩翠の詩「星落秋風五丈原」を愛読していた。
「星落秋風五丈原」は諸葛亮を描いたもの。
「三国志」に夢中だったときに、美術と漢詩に詳しい文学部出身のちょっとした美人の友人がいて、影響を受けてしまった。
「青年日本の歌」の歌詞に屈原がでてくるので、もっと知りたいと思って調べたてのほやほやである。
アイ・ジョージの声の音色、すがすがしい歌いぶりがこの曲にピッタリだ。
「政治とは道を説くもの」と三宅博先生が演説なさっている動画が大好きで、何度もUPしてきたが、それを思い出しては、「屈原」とは正反対の明るい三宅先生の笑顔が思い浮かび、明るくふるまう姿が今は痛々しく、支持者として大変辛い。
「鴻毛のような三宅の命、国の為に捧げることは本望だ」と言う三宅先生。