ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

青山繁晴氏の講演会~「もう待てない、直ちに拉致被害者全員を奪還しょう」大阪府民集会 IN八尾

2012年11月25日 | 社会

藤井聡京大教授と三宅博先生の講演会から、私にとって2度目の「八尾プリズムホール」だった。
大ホールは満員、青山さんの素晴らしい講演をはじめて実演で聴き、大変な感動を受けた。
はるばる来てよかったと思う。
場内は録画録音は禁止、薄暗い中で時々メモをした。(黒い字は青山さんのお話)

当日配布されたレジメには青山さんが下記のように項目を書かれていた。
『今、新たに何をなすべきか~最後のひとりまで取り返すために~』

現状と展望の真実は何か。
1.再開した日朝政府間協議の実情はどうか。
2、北朝鮮の金正恩体制の実態は何か。
3、外務省同士の交渉は正しいか。
4、本当は誰と誰が交渉すべきか。
5、拉致事件の真の解決とは何か。

拉致事件と直結している日本の根っことは何か。
1、拉致事件の犯人は金一族である。
2、わたしたちが60年以上忘れていた領土に何を学ぶか。
3、沖縄の「白梅の塔」に何を学ぶか。

以上であるが、お話はわかりやすいように、いろいろなことを混ぜながら、また繰り返しながら進められた。
特に印象深いところの大要を書くことにした。

安倍自民党総裁が、拉致被害者家族の訴えをはじめて聞いた人だった。
しかし、憲法を変えない限り、(国会議員の3分の2のの賛成が必要で国民投票を行うことができる)それは前へ進まない。
自民党内部で北朝鮮とつるんでいるのがいる、本当は政治の話はしたくないのだけれど、これはしなくてはならない、とおっしゃった。

ここは「超党派」で、くだらない政治の争いを超えて、進める必要がある。
私たちのほうから次の選挙の焦点は、拉致事件と政治に訴えなければならない。
ここにいらっしゃる方々がそう考えると選挙の流れは変わります。
地元の政治家に一言二言でも拉致事件のことを言ってください。
必ず帰って来ていただきたいと。

やすやすと国民を奪われる環境を許してきたのは私たち自身である。
拉致被害者、特定失踪者のことなどを取り組まない限り、国会議員になれないという雰囲気まで考えたい。
被害者の方々が帰って来てはじめて「ようやく日本がまともな国になった」と。
ブルーリボンはなぜ青いのか。

小泉元首相が政府専用機で日の丸をつけた飛行機で、北朝鮮に行った。
拉致被害者の中にその「日の丸」を見たという人がいる。「私たちを助けにきたのだ」と思ったことでしょう。
専用機は2度飛んだ。その時も「日の丸」をつけていた。
「次こそは」と期待なさっていたことでしょう・・・。

最初に「犯人」の選んだ5人の方々が、帰国できた。

ブルーリボンが「日の丸」でなく青いのは「なぜ取り返しに行かないのか」・・・。

先ほど安倍さんと会った。
安倍さんのほうから拉致事件の話をされた。


ずっとたどっていくと拉致被害者を知っているということがある。
マスコミは北朝鮮に都合のよいように書いてきた。
遊園地で楽しむと書いてあるが、飢えている人が遊園地へ行くものですか。
金正日そのひとが、拉致を指図した。在日のかたもショックを受けた。

有本さんは外国で行方不明になった。
すると北海道の石岡さんから有本さんの写っている写真が送られてきた。
「社会党」から北朝鮮と話ができるのでは、と思って土井たか子さんに訴えた。
土井さんは「そんな変な話を広めないほうがいい」と言い、門前払いをした。
しかも土井さんはそのこと「北朝鮮」に連絡した。
安倍さんが話を聞いて、すぐに経済産業省に連絡した。

金正日は日本の憲法を知っていた。
国家相手に手を出さないことを知っていて「北朝鮮」の責任を認めた。
5人返せば、この話は終わると思っていた。
ところが日本の世論は許さない。


青山さんの話のあとは、拉致被害家族の横田夫妻、有本夫妻のほか、「特定失踪者」とされる被害家族の方々が話をされた。
「娘を護ってやれなかったのが辛い」
「明日は娘の誕生日です・・・」
「今まで一度もお正月を祝ったことがない」
「気力だけしかない」・・・会場のあちこちに涙・・・。私も泣いてしまった。
それに、今は「1000人を超える」という話をうかがった。

「今も日本にいるんですよ!拉致犯人が! 
よく見かけるのです。視線をそらしている。警察は調べようとしない。」
「1000人を超えています。平成になっても被害者がいます!」
「拉致専従の捜査機関を作ってほしい、」
「平成3年、平成9年にも拉致されている」と特定失踪者の方が叫ばれた。
会場はざわめいた。


また、青山さんが「アンカー」で明らかにしたこと、満州にいた人でシベリアに連行された人のことは知られているが、病人や高齢者、強姦され心身ともに衰弱した女性などはスターリンの命令で北朝鮮に送られ、厳しい労働をさせられたあげく亡くなった。
その方たちの遺骨をお金で返してやろうと、北朝鮮は言っている。」(怒りでいっぱいです。!!)

すると「遺骨も大切だけれど、私はもう高齢、待っていられない、どうかそれは後にしてほしい」とご家族のひとりが言われた。
横田さんが「ご遺骨も拉致被害者が先とずっとご遺族は待っておられた。次の政府は同時にしてほしい」と言われた。
青山さんもうなづき、日本が自衛隊で救いに行けないこと、また日本国内に拉致を許す雰囲気があったこと」などを話され、世論を高める必要があること、
また専守防衛のできるように「憲法改正」が必要で、党に関わらず、超党派で日本の国としての取り組みが必要であることを話された。

みんなで「ふるさと」を歌った。
みなさん小さな声、・・・ちょっといいかなあ、私歌っても・・・。
そして歌った。
後で私の周りにこられて皆さんが「ありがとう!きれいな声で歌ってくれて感動した」と声をかけて下さり、また、私の名前をきいてくる人もいた。

うれしかった・・・。(実は私、その前にちょっと泣いていたので、歌はトギレトギレのところがあった)

青山さんが一色正春さんがきていらっしゃると紹介、「尖閣」での一色さんをたたえた。
そして「特定の政治家をあげてはいけないのだけれど」って西村眞悟さんに握手を求められた。
三宅博先生は八尾の政治家なので、選挙に影響するからと青山さんは遠慮されたようだ。
私はそっとご挨拶した。

また青山さんの講演は動画になるようなので、その時はUPしたい。
他に感動的なお話も多かったが、別の機会に書きたい。
コメント (4)
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平沼赳夫氏からメール通信が届きました。

2012年11月25日 | 政治

各位

平沼赳夫本人より激動している現在の政治状況と、
一連の経緯に付きましてご報告をさせて頂きます。
平沼は信念を曲げることは断じてありません。
どうか平沼赳夫の真情をお聞き届けいただければ幸甚に存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

平沼赳夫後援会幹事長 土居 通明

・・・・・・・・・・・・・・
11月27日(火)午後6時より
会場:赤磐市立中央公民館
赤磐市下市337 (赤磐市役所 横)

11月27日(火)午後7時30分より
会場:備前市民センター 
備前市西片上17-2
・・・・・・・・・・・・・・
11月28日(水)午後7時より
会場:津山鶴山ホテル 
津山市東新町114-4
・・・・・・・・・・・・・・
お問い合わせ 
0868-24-0107 津山


様々な報道がありますが今回の選挙は
選挙後に憲法改正を現実のものとする政治状況を創り出す
最大にして最後の機会だと存じます。

平沼赳夫は断じてぶれることがない政治家です。
「大道」に殉ずる覚悟あるのみです。


以下は頭山満翁の孫にあたられる頭山興助氏より寄せられたご激励です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
所属がどこの党でも日本人ならかまわない。
衆議院議員三分の二に日本の現状を解らせ、憲法を改正し、
日本の未来を日本人の意思で決めてゆこうと慎太郎さんが平沼さんと話し合った。

大願成就の為とはいえ平沼赳夫さんの今の我慢を思うと涙が出て止まらない。

もしこれが出来なかったら我が国は、尖閣どころではなくなる。
石原さん、平沼さんともに城山の露と散る覚悟だろう。
(占領下、銃剣と共に突きっけられた誓約書が日本国憲法なのだ。)
平成二十四年十一月吉日
頭山興助
・・・・・・・・・・・・・・・・・
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
衆議院議員 平沼 赳夫 事務所
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
平沼赳夫HP


☆ これを読んで心が深く傷んだ・・・
  だいたいの察しはついていたが、私は橋下と京都での会見のあと、平沼さんの尋常ならぬ憔悴しきった声や姿に心配していた。
  劉備玄徳の左右をかためる義のサムライたちは、身を削る思いで自分を捨てている。
  すべて「論理」で割り切れるものではない、私はその「究極の思い」を直感する。
  これは私が音楽家として感じるものであり、理論がすべて、という中では理解しえないところのものなのだ。
  
  音楽家としての魂が直感し、燃えるのだ。
世の中には「理論」でわりきれぬもの、説明のつかないものがたくさんあるのだ。
  私のブログに来て下さる<しらたまさま>が「祈るときには祈りましょう」とコメントにお書きになった。
  これこそ、人情であり、慟哭を昇華しようとするエレジーであるように思う。
  弱い人間が時間という区切りの中で、天に祈りながら勇気を得ようとする。

  それにしても「ますます意気軒昂」という三宅先生の明るさ!!
  純粋な三宅博先生の、魂・天・地(祖国)が「まっすぐに光でつながっている
  という<しらたまさま>の言葉が心を打つ。
  >>日本に残された時間も少なく、この危機的状況を打破するため
    必ず我々に天命が下ります。魂の部分でそれを感じております。
    日本と天を信じて待っていてください。

  これが三宅先生のストレートな強いところなんだけれど。  

  話はかわるが、ロマンロランの本で「ベートーヴェンの生涯」というのがある。
  「キリストですら十字架にかけられるときは辛いと嘆かれた、
  ましてや私たちが辛いことを辛いといってなぜとがめることができようか」
  ・・・学生の頃、ここを何度も読んだ。先人の説く人生の深さを垣間見た時であった。
  
  辛さや苦労を味わった人は他の人の苦しみも察することができると思う。
  それは決して苦労を自慢にしたり武器にするような「道具」ではない。
  「痛み」というのはやさしさにかわるのだと思う。
  
  「拉致問題」「特別失踪者問題」も当然「返せ」と訴えている。
  拉致問題、特別失踪者問題は領土の問題と似たところがある。
  拉致被害者は約500人ではないのか、こんな辛いことは繰り返してはならないし、絶対に帰国できるよう、また時間との勝負でもある。
  
  明日は青山さんの「拉致問題」の講演会を聴きに行く。
  

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