ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

真田幸村の名言~心して味わおう  (怒りの独り言付き)

2016年09月06日 | 政治

★ NHKの「大河ドラマ」、久しぶりに人気のようです。
といっても私は視聴していないのですが、真田幸村の次の3つの言葉は有名です。
(「独り言」付け加えました。)

1、「恩義を忘れ私欲を貪り人と呼べるか」
この言葉、真田幸村が東軍の誘いを断ったものらしい。

ちょっとここで独り言

それが最近の参議院選であるホシュ政治家の取り巻きが、この言葉を悪意としか思えない用い方をし、こともあろうに憎悪を向けてはならない人に向け、件のホシュ政治家とは師弟関係でもないことも知らず「恩義を忘れ」と勝手に解釈し、また「私欲を貪る」どころか全身全霊をかけて国を思う国士に向けるのはお門違いも甚だしい!
「かつて私欲を貪ったのは誰?」
これって見事に「ブーメラン」になります。

(今、日本は大変なんだよ!!こんなこと相手にする時ではないけれど。日本のこと考えてるかのようにメルマガに書いているけれど。そのホシュ政治家は信用できない!!)

では真田幸村の名言、次です。

2、「関東勢百万も候へ、男は1人もいなく候
独り言2
人気投票のような「お手軽さ」で当選し(時にはこれを「民意」と言うことがあります。)
そうした「烏合の衆」のことを表しているようです。
誰かが言うから自分も『寄らば大樹のナントカ』で集まった「よくある風景」です。
誰も責任はとらないし、それをコントロールする気はないし気高い理想もないのでしょう。
よどんだ空気がどうしょうもない。
勇気もなく「保身」第一、『モノ言えば唇寒し~』とばかり全体主義の中で黙る。
与党は数も多いが必ずしも日本の為に尽くせる国士がいるとは思えません。


3、「定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候」
今、日本はどのような状態の中で明日をも知れぬ運命の中にいるのか、その危機感は時代を超えて昔とつながります。日本は今、国難の中で誰もが「一日先はわからない」のです。
ミサイルは飛んでくるし・・・。

真田幸村という武将の名言、さすがですね。

★ ところで、私はあるホシュ政治家で「死」という言葉を頻繁に書く人に疑問を持ちます。
嫌悪感すらおぼえます。
そういう言葉はあまり多用すべきでない。
自分一人で自分自身に言ってるのは構いませんが。
威圧を感じるような多用であり、やがてパターン化してマンネリです。

「天皇陛下」を頻繁に書いているのもパターン化でマンネリ。
それにこのような人が得意になって毎度書くのは拒絶反応がでてくる。
(過ぎたるは及ばざるが如し)



作曲家のヴァーグナーはその作品の中に常に「死」への憧れのようなものを描いていたと思われます。
しかしヴァーグナー本人はとても「世俗的」な人でした。

作曲家として最高峰のひとりであるヴァーグナーは、自分のオペラを「死への憧れ」または
「奈落の底」をロマンティックに描いていたのですが、それは作品だけのこと。
ヴァーグナーの生涯をみてもよくわかります。
それを承知の上で聴衆はその音楽に酔います。いわば虚構の上に立ち、そこから「真実」を見ているといえましょう。

しかし政治家はそうであってはならない、とても現実的でありながら国・国民を思うことは
美しい「イデア(理想)」があり、それにつき動かされるのです。それが真の国士です。
・・・もちろんこれは私の見解ですが・・・。



ではさっそくヴァーグナーを「ブログのティールーム」で聴いてみましょう。


ブログのティールーム



★ ヴァーグナー作曲「ヴァルキューレ」フィナーレ、
全知全能の神ヴォータンをターフェルの歌唱で。メトロポリタン歌劇場にて。


これは素晴らしい演奏、音楽の魔術に酔ってしまいそうです。

Wagner - Bryn Terfel Magic Fire Music (Die Walkure 2011)(ドイツ語歌唱・字幕フランス語)


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当選させまいと「誹謗中傷・なりすまし」は罪です。(総務省)

2016年09月06日 | 政治

★ 少し前のニュースですが、ちょっとこのyoutubeをご覧ください。

SNSも対象に…ストーカー規制で改正案





SNSもストーカー規制法の対象に 自公案まとまる
2016年8月4日19時55分

 自民、公明両党は4日、SNSを使った執拗(しつよう)な書き込みを規制対象に加え、罰則も強化するストーカー規制法改正案をまとめた。議員立法として秋の臨時国会に提出する予定で、野党の理解も得て成立をめざす。

 両党は、東京都内で5月、音楽活動をしていた女子大学生がファンに襲われた事件を受けて検討してきた。改正案では、「つきまとい等」の規制対象に、相手に拒まれたにもかかわらずSNSでメッセージを送信したり、コメントの書き込みを続けたりすることを追加する。

 ストーカー行為を被害者の告訴が必要な親告罪から非親告罪に変更。ストーカー行為に関する禁止命令違反は、現行の「懲役1年以下、罰金100万円以下」から「懲役2年以下、罰金200万円以下」に引き上げる。また、加害者に対する警察の警告を経ずに、都道府県の公安委員会が禁止命令を出せるようにする。(以上)


★ また、総務省から下記のような通達があります。

1 誹謗中傷・なりすまし対策
<氏名等の虚偽表示罪の改正>
 氏名等の虚偽表示罪(公職選挙法第235条の5)の対象に、インターネット等による通信が追加されます。
 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもって、真実に反する氏名、名称又は身分を表示してインターネット等を利用する方法により通信をした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処することとされ(改正公職選挙法第235条の5)、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)。

<虚偽事項の公表に関する既存の刑罰>
(虚偽事項公表罪)
 当選を得させない目的をもって公職の候補者に関し虚偽の事実を公にし、又は事実をゆがめて公にした者は、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処することとされ(公職選挙法第235条第2項)、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)。

(名誉棄損罪)
 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処することとされています(刑法第230条第1項)。
 なお、公職の候補者に関する事実に係る場合、真実であることの証明があったときは罰しないこととされています(刑法第230条の2第3項)。
禁錮以上の刑に処せられた場合、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第11条第1項第2号・第3号)。

(侮辱罪)
 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処することとされています(刑法第231条)。

ブログのティールーム


★ シェークスピア原作、ヴェルディ作曲「オテッロ」(英語読みでオセロー)
英雄オテッロに嫉妬し、破滅させようと虚偽を言ってそそのかすヤーゴ。
嫉妬は女性よりも男性が怖い・・・

オテッロをマリオ・デル・モナコ、ヤーゴをジュゼッペ・タッデイ。
どちらも今は到底望みえない偉大な名歌手である。
この共演はイタリアオペラの中でも特に「最重量級」の声の一騎打ちでもある。

Mario del Monaco & Giuseppe Taddei "Si pel ciel" Otello 1951



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