★ NHKの「大河ドラマ」、久しぶりに人気のようです。
といっても私は視聴していないのですが、真田幸村の次の3つの言葉は有名です。
(「独り言」付け加えました。)
1、「恩義を忘れ私欲を貪り人と呼べるか」
この言葉、真田幸村が東軍の誘いを断ったものらしい。
ちょっとここで独り言

それが最近の参議院選であるホシュ政治家の取り巻きが、この言葉を悪意としか思えない用い方をし、こともあろうに憎悪を向けてはならない人に向け、件のホシュ政治家とは師弟関係でもないことも知らず「恩義を忘れ」と勝手に解釈し、また「私欲を貪る」どころか全身全霊をかけて国を思う国士に向けるのはお門違いも甚だしい!
「かつて私欲を貪ったのは誰?」
これって見事に「ブーメラン」になります。
(今、日本は大変なんだよ!!こんなこと相手にする時ではないけれど。日本のこと考えてるかのようにメルマガに書いているけれど。そのホシュ政治家は信用できない!!)
では真田幸村の名言、次です。
2、「関東勢百万も候へ、男は1人もいなく候」
独り言2

人気投票のような「お手軽さ」で当選し(時にはこれを「民意」と言うことがあります。)
そうした「烏合の衆」のことを表しているようです。
誰かが言うから自分も『寄らば大樹のナントカ』で集まった「よくある風景」です。
誰も責任はとらないし、それをコントロールする気はないし気高い理想もないのでしょう。
よどんだ空気がどうしょうもない。
勇気もなく「保身」第一、『モノ言えば唇寒し~』とばかり全体主義の中で黙る。
与党は数も多いが必ずしも日本の為に尽くせる国士がいるとは思えません。
3、「定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候」
今、日本はどのような状態の中で明日をも知れぬ運命の中にいるのか、その危機感は時代を超えて昔とつながります。日本は今、国難の中で誰もが「一日先はわからない」のです。
ミサイルは飛んでくるし・・・。
真田幸村という武将の名言、さすがですね。
★ ところで、私はあるホシュ政治家で「死」という言葉を頻繁に書く人に疑問を持ちます。
嫌悪感すらおぼえます。
そういう言葉はあまり多用すべきでない。
自分一人で自分自身に言ってるのは構いませんが。
威圧を感じるような多用であり、やがてパターン化してマンネリです。
「天皇陛下」を頻繁に書いているのもパターン化でマンネリ。
それにこのような人が得意になって毎度書くのは拒絶反応がでてくる。
(過ぎたるは及ばざるが如し)
作曲家のヴァーグナーはその作品の中に常に「死」への憧れのようなものを描いていたと思われます。
しかしヴァーグナー本人はとても「世俗的」な人でした。
作曲家として最高峰のひとりであるヴァーグナーは、自分のオペラを「死への憧れ」または
「奈落の底」をロマンティックに描いていたのですが、それは作品だけのこと。
ヴァーグナーの生涯をみてもよくわかります。
それを承知の上で聴衆はその音楽に酔います。いわば虚構の上に立ち、そこから「真実」を見ているといえましょう。
しかし政治家はそうであってはならない、とても現実的でありながら国・国民を思うことは
美しい「イデア(理想)」があり、それにつき動かされるのです。それが真の国士です。
・・・もちろんこれは私の見解ですが・・・。
ではさっそくヴァーグナーを「ブログのティールーム」で聴いてみましょう。
ブログのティールーム

★ ヴァーグナー作曲「ヴァルキューレ」フィナーレ、
全知全能の神ヴォータンをターフェルの歌唱で。メトロポリタン歌劇場にて。
これは素晴らしい演奏、音楽の魔術に酔ってしまいそうです。
Wagner - Bryn Terfel Magic Fire Music (Die Walkure 2011)(ドイツ語歌唱・字幕フランス語)