★ 北朝鮮関係の記事を集めました。
1、日本狙うミサイル多様化も=核搭載なら脅威格段に増大-北朝鮮
【ソウル時事】北朝鮮は9日実施した5回目の核実験について、弾道ミサイルに装着する「核弾頭」の威力を判定する爆発実験だと強調した。北朝鮮の弾道ミサイルをめぐっては、5日の発射実験で、保有数が多い短距離ミサイルの改良型を試したとの見方も浮上している。核兵器の小型・軽量化と運搬手段であるミサイルの多様化が同時に進み、核ミサイルが完成段階に入れば、日本への脅威は飛躍的に増すことになる。
5日発射の弾道ミサイルに関しては、韓国軍が中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)の改良型と発表したのに対し、一部の専門家は短距離弾道ミサイル「スカッド」の改良型(同1000キロ)だと指摘する。
専門家らが着目したのは、朝鮮労働党機関紙・労働新聞が6日の1面に掲載した写真だ。写り込んだミサイルの弾頭部分が、昨年10月に平壌で開かれた党創建70周年の軍事パレードで登場したノドンと異なり、スカッドに近い円すい形だった。
6日午後には、朝鮮中央テレビが発射場面のほか、ミサイルを積んでいた片側4輪の移動式発射台(TEL)の写真を公開。軍事パレード時のノドンは片側5輪、スカッドは片側4輪のTELに搭載されていた。
このため、キム・ミンソク元韓国国防省報道官は「スカッド系列とみる必要がある」と分析。同省出身の金東葉・慶南大極東問題研究所教授は「スカッドERではないか」と推測する。朝鮮中央通信も、正恩氏が「改良された弾道ミサイル」の発射訓練を視察したと報じた。(2016/09/09-16:26)
2、北朝鮮、新たな核実験準備か=未使用の坑道で―韓国通信社
時事通信 9月12日(月)8時1分配信
【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは12日、米韓当局の情報として、北朝鮮が北東部・豊渓里の核実験場で新たな実験の準備を整えたと報じた。
聯合によれば、豊渓里にある坑道のうち、これまで実験が実施されていなかった「3番坑道」で、実験の準備が完了したことが把握された。韓国政府筋は「韓米情報当局は、3番坑道で核実験が行われる可能性が高いと判断し、注視している」と述べた。
北朝鮮の核兵器研究所は9日、「核弾頭爆発実験の成功」を発表した際、「国家核戦力の質的、量的強化措置は続く」と表明した。この声明について、年内に再び核実験を強行することを予告したという見方もあるという。
北朝鮮はこれまでに核実験を5回行っている。
3、米爆撃機、朝鮮半島出動へ=韓国メディア
時事通信 9月11日(日)22時39分配信
【ソウル時事】聯合ニュースなど韓国メディアは11日、北朝鮮の5回目の核実験強行を受けて、米戦略爆撃機が早ければ12日にも、朝鮮半島に出動すると報じた。
韓国防衛の決意を強調し、北朝鮮をけん制する狙いがあり、グアムのアンダーセン空軍基地に展開しているB1BかB52の可能性が高いという。
北朝鮮の4回目の核実験直後の1月10日には、B52爆撃機1機が韓国上空を飛行した。
4、北核実験、オバマ政権の対中融和策で暴走の批判
読売新聞 9月12日(月)8時12分配信
【ワシントン=黒見周平】北朝鮮による5回目の核実験を巡り、オバマ政権の融和的な対中国政策が北朝鮮の暴走を許したとの批判が米国内で強まっている。
対北制裁を実効的にするためには、中国からの物資流入を遮断することが不可欠だが、米政府は中朝の経済協力に事実上、目をつぶってきたためだ。
「対北制裁ではオバマ政権の執行に向けた努力が足りないことは明らかだ」
米下院共和党のロイス外交委員長は9日、北朝鮮の核実験を非難する声明で、政権の対応をやり玉に挙げた。特に問題として指摘したのが、中国の企業や銀行が米独自の制裁対象から外れている点だ。
今年に入って明らかになった国連による対北制裁の実施状況の調査報告は、北朝鮮が中国系銀行のシンガポール支店に数千万ドルの資金を移し、制裁逃れをしている実態を指摘。「中国が制裁実施で手を抜いてきた」(米誌フォーリン・ポリシー)ことが浮き彫りになった。
★ 以上、まだあるでしょうけれどここまで北朝鮮を放置同様にしてきたことが悔やまれます。
また、日本国内の北朝鮮関係の施設や学者(在日学者で北朝鮮に技術を流したという人物など)は、まさか放置では?よくわからないだけに不安です。
★ チャイナは日本に協力などしない。北朝鮮と通じていると思われる。
尖閣・魚釣島沖の領海、中国公船4隻が一時侵入
2016年09月12日 10時34分
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、11日午前10時20分頃から同39分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖の領海に中国海警局の公船4隻が相次いで侵入した。
4隻は約1時間半後、接続水域(領海の外側約22キロ)内に移り、同日午後7時9分頃までに、全て同水域を出た。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160911-OYT1T50077.html
★ テレビではチャイナも困っているように報道しているが、北朝鮮のミサイルや核実験で日本が脅かされている時、さっそくチャイナは「尖閣」の日本領海に侵入している。
国難の時、いつもチャイナが出てくる。
三宅博前衆議院議員の昨日ご案内した論文の中で自民党の二階幹事長の動きについて、実に的確に書かれているので一部を転載する。
また自民党幹事長は今回の核実験に関し、本来は吹けば飛ぶような存在でしかない北朝鮮に対して激怒するふりをしているが、その何百倍も危険な存在である中国の脅威に対してはなぜ一言も言及しないのであろうか。
二階氏の真意をお聴きしたいと思う。
二階氏にとって中国は盟友なのであろうか。
国民の生命と財産を護るという政治の最大責任を安倍総理は何と心得ているのか。
東アジア動乱の原因を造っているのは我が日本であり、その犠牲になるのは当然日本国民であるということを我々は自覚しなければならないのだ。
三宅博公式ホームページ http://www.miyakehiroshi.com/
WEBサイト
http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/09955408bfb55ff2d15f5737203f629e
★ 時々テレビの討論会は「チャイナやアメリカが狙われている」と発言しているが、
その前に狙っているのは「わが日本」である。これを薄めるためにその次の段階を報道しているのであれば、われわれは危機感覚が薄らいでしまう。「まず日本から」であると思う。
★★ また北朝鮮の輸出入は最近最高に増加しているというニュースがある。しかも「韓国」から。(チャイナは北朝鮮に経済的制裁は事実上していないのは報道されていたが)
韓国と北朝鮮の15年の貿易額、過去最高の27億ドルに―韓国
Record china
配信日時:2016年1月22日(金) 15時30分
韓国貿易協会が同日発表したデータによると、昨年の韓国と北朝鮮の貿易額は27億1349億ドル(約3170億円)で過去最高を記録した。韓国の北朝鮮への輸出は前年比11%増の12億6128万ドル(約1475億円)、北朝鮮からの輸入額は前年比20.3%増の14億5222億ドル(約1695億円)だった。韓国と北朝鮮の累計貿易額は、昨年の時点で245億1283億ドル(約2兆8600億円)に上っている。
http://www.recordchina.co.jp/a127500.html
★ 以前、私のブログにも転載したが、西岡力氏の指摘です。
【第366回】 国立大学研究者が北朝鮮核開発に協力西岡力 / 2016.04.04 (月) .
日本政府は2月10日、北朝鮮への独自制裁発動を発表した。制裁内容は人的往来規制(7項目)、送金の原則禁止、北朝鮮籍船舶と北朝鮮に寄港した第3国籍船舶の入港禁止、資産凍結対象者拡大の10項目だ。
このうち、人的往来規制では、朝鮮総連幹部らが北朝鮮に渡航する場合、再入国を不許可にする範囲を拡大した。
注目されたのが「在日外国人の核・ミサイル技術者の北朝鮮を渡航先とした再入国の禁止」が新たに加わったことだった。
これまで、私を含む多くの専門家が、朝鮮総連の傘下にある在日本朝鮮人科学技術協会(科協)に所属する大学・企業研究者らが、朝鮮労働党の指示の下で、核やミサイルの技術を北朝鮮に持ち出しているから、彼らの北朝鮮渡航を止めるべきだと主張してきた。
ついに、制裁項目にそれが入った。ただ、具体的に誰が不許可の対象に入ったのかについては公開されていなかった。
●再入国禁止対象に在日技術者5人
最近になり、私は22人の再入国不許可対象者リストを入手した。それによると「核・ミサイル技術者」は5人が対象となった。
マスコミは名前を報じていないが、すでに国基研はこのうち3人(次の①〜③)について2009年5月の政策提言(https://jinf.jp/suggestion/archives/1009)で告発してきたので、ここに5人の実名を明記する。
その5人は、 ①徐錫洪②徐判道③卞哲浩④李栄篤⑤梁徳次―である。
①と②は東大生産技術研究所に勤務した経験を持つエンジンの権威で、北朝鮮に「金剛原動機合弁会社」を設立し、①が社長、②が副社長となり、ミサイルエンジンの開発をしたといわれている。
③は京大で原子力を専攻し、現在も京大原子炉実験所准教授として勤務している。
国立大学で税金が使われて開発された先端技術が北朝鮮の核ミサイル開発に使われている。
●汎用技術の持ち出しを罰せよ
この5人は全員、科協のメンバーだ。科協は「科学に国境はないが、科学者には祖国がある」というスローガンを掲げ、日本の国立大学などから北朝鮮の軍事に貢献する先端技術を大量に持ち出している。
国基研は2回目の核実験を受けて出した上記の政策提言ですでに「モノ、カネ、ヒトすべてを止める全面制裁を発動すべきである。
特に、すべての在日朝鮮人の北朝鮮渡航を原則禁止として技術流出を止めなければならない」と主張している。
5人以外の技術者はいまだに自由に北朝鮮と日本を往来できる。
再入国不許可を在日朝鮮人全員に拡大して、それをすぐ止めるべきだ。
また、核やミサイル技術を北朝鮮のような敵性国家に持ち出す行為自体は現行法規では違法でないので、5人をその罪では逮捕できない。
それを摘発できる新たな法的枠組みを早急に作るべきだ。(了)
★ 5月1日・5月16日の私のブログもご覧ください。
5月1日
北朝鮮に先端技術を流す『核・ミサイル技術者』5人の在日の学者実名を公表しないマスコミ。
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/93830bbcbd78a065996770a2d4d9a373
5月16日
野放し、最高学府の専門家らが北朝鮮の核開発に関与~西岡力氏、素晴らしい三宅博氏最新動画
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/2f7da6f7f3208cfc8f4a42cbbbe6bfa4
ブログのティールーム
★ クライスラー作曲「愛の喜び」・・・作曲者クライスラーによる歴史的名演奏です。
Fritz Kreisler plays Liebesfreud
これを聴くとクライスラー氏は楽天的・陽気な人柄だったようです。
しかし現実は・・・下記のyoutube「愛の悲しみ」の下に書いています。
面白いですね。
(クライスラーといっても自動車ではありません。)
20世紀前半、欧州最高峰のヴァイオリニストであり作曲家としても有名。
クライスラーは第一世界大戦に従軍を志願、戦傷。
しばし名曲名演奏を・・・。
クライスラー作曲「愛の悲しみ」
Fritz Kreisler plays Kreisler "Liebesleid" in 1930 and 1942
・・・クライスラーは美女の関心をひこうと愛用のヴァイオリンを質に入れ、宝石をプレゼントしたりしましたが、失恋の連続、コンサートで弾く為に質屋からヴァイオリンを借り、演奏でギャラを得て買い戻すことを繰り返していました。
怪しんだ警察が「このヴァイオリンはクライスラー氏のものだ」と質屋にいるクライスラーに
詰め寄りました。「私がそのクライスラーですよ」と言って一曲弾くと警察も驚きながら納得
・・・天才は笑いと共に・・・困ったものですね。