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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

日本の賢人、稲村公望氏が『中国の太平洋進出は日本潰しか』と懸念、水島氏「国民が止めねば!習近平国賓招請が招くアメリカの対日報復」

2019年12月21日 | 政治

『中国の太平洋進出は日本潰しか(前半)』稲村公望 AJER2019.11.26(3)



日中の貿易摩擦、香港における中国ということだけでなく時代がどう動くのかを考える必要がある。
ニクソンは中国に行ったが、鄧小平に「資本主義的な経済をすれば成功する」と言った。

中国はアメリカの後押し、日本の莫大な経済支援でここまできた。中国が平和を願う国になってほしいと思ったのだろう。
2008年には北京オリンピックも実施し、アメリカよりもメダルの数が超えた。日本が莫大なおカネを支援して中国は経済大国となって登場。

中国に平和的国家になるよう願ったがそうではなかった。沖縄サミットでも江沢民は資本主義国家でないから出ない、と言った。
中国に資本と技術を協力したがそれがこのような結果となった。
中国の海洋進出はもの凄いもので、チョウセイへイという人が「中国海権」という本を書いているが、アメリカ海軍がハワイを境に東側に、中国の海軍が西太平洋をコントロールし主要な航路を抑えるとか、さらにヨーロッパに中国に至る北極海航路の開拓まで願い実行しようとする中国。これに対応するために空母の建設が実行された。
インド洋に対する進出、スリランカの港を99年間租借する、「一帯一路ということで経済的だけではなくて軍事的・独裁的な側面が濃厚に出ている。
習近平は独裁的な色を強め、2017年の秋の党大会で壮大な構想をぶち上げて
「建国100周年に当たる2050年までに中国の偉大な復興は夢である」と述べ、2015年までに宇宙サイバー技術・デンジャー技術などの計画も軍の近代化を目指そうと呼びかけた。

アメリカが中国に対する路線を変えたように、日本も変えるべきではないか、世界の平和の不安定要因だけを生んでいる中国の実態をよく見て、考えて世界の諸国と連携して対抗する時が来たのではないかと思う。

今、台湾問題という形で南太平洋の小さな島のソロモン諸島とキリバスが外交関係を台湾から中国に乗り換えたということだが、私は中国が日米を離間させ、日本を陥落させるという意図が最終目的ではないか。ブーゲンビルやガダルカナルなどかつて日米が戦った激戦の地、日米が戦った要所を押さえること、文明国家である日本を押さえるには日米激戦の島々を押さえることによって息の根を止めようとする大戦略をやっているのではないか、冒頭で申し上げたチョウセイヘイという中国の軍事科学院の所長で少将クラスの人だが彼が書いたように最終的には日本に原爆を投下したB29が飛び立ったテニアンあたりに日本を撃沈するためにミサイルを日本に向けて撃とうと夢想しているのではありはしないか、と考える。  台湾との確執で外交関係は実は中国とアメリカと日本の中で海の覇権を意図しているのではないか。
(後半は有料ですので、ここまでです)

稲村公望氏プロフィール
昭和22(1947)年生まれ。奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒。1972年、郵政省入省、フレッチャースクール修士、八女郵便局長、1980年、在タイ王国日本大使館一等書記官。通信政策局国際協力課長、郵務局国際課長、総務省政策統括官(情報通信担当)、日本郵政公社常務理事を歴任。2012年10月1日「日本郵便」副会長、2014年3月、同社を辞任。中央大学大学院公共政策研究科客員教授等を歴任。現在『月刊日本』客員編集委員、岡崎研究所特別研究員



 実は私、先日大阪に来られた稲村公望氏の講演会に行きました。稲村氏は大きなハッキリしたお声で休みなしにお話をされ、しかもずっとお話されながら歩きまわるので歩数計を付けていらっしゃれば「歩数」はかなりのものになっていたのではないか・・・そのお話の内容たるや、録画・録音がないのが残念でたまりませんでした。
稲村氏のお書きになったフーバー大統領に関する未定稿の文をブログに転載していたことから、ある日、稲村氏ご自身が「おかげさまで本は大好評でベストセラーになりました」とコメントされ、私はおおいに驚き、また嬉しかったので、お返事を書きました。それから私もフェイスブックをするようになり、稲村氏とFBの「友達」になり、コメントの交換もして頂いていましたが、お会いしたことがない、来阪されるというので難波の会場まで迷子になりながらようやく到着、稲村氏は私を「どなたかなあ」と仰ったので、はじめてご挨拶をしたのでした。外国で二時間半英語で講演されたこと、また一見穏やかなイメージですがなかなかスゴイ迫力で、私はその豊富な知識と実践に驚愕しました・・・私のような素人に対して優しい心配りをされ、感動しました。
講演が終わると「まだ歌を歌う」と仰って朗々と歌われました。
「あなたが来るのならトスカを歌えばよかった」とジョークを仰ったりして、愉快なお方です。

そして今最も懸念されている中国の軍事拡大のことをこの動画で何度も聴きました。

私のブログで「フーバー大統領回想録」(未定稿)が読めます。その中の1~19までそれぞれクリックなさってください。https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/dc540c37943a2943729466651f2cb2ae

★★ フェイスブックで河野防衛大臣がもし首相になるのであれば、私は条件というか希望を書き込んだ。
もうひとりの超インテリの奥山篤信氏への返信です。

maestro稲村がシェアしてくださった時、上に私が書いていた文はコピペしないと入らないので、ここでもう一度書きます。
私の見解をもっと書きます。

河野大臣は気迫はありますが、やはり「熟年の年上の超インテリ軍師が必要です。張良と孔明、あるいは太公望のような。
賢明なだけでなく義にあつくしかしイザというときは冷徹な判断ができる人物、それは不思議な人「奥山篤信・稲村公望両氏」以外にはありません。キッパリ!!河野氏は「三顧の礼」をしなくてはなりませんね。

 

【直言極言】国民が止めねば!習近平国賓招請が招くアメリカの対日報復 [桜R1/12/20]





ブログのティールーム


稲村公望氏お気に入りの難波「高島屋」4階のティールーム(稲村氏のFBより)

本日はドイツのテノール歌手ヨナス・カウフマンが歌うニーノ・ロータ作曲「ゴッドファーザー」~もっと小さな声で話してください、という曲名です。
もともとニーノ・ロータはイタリアオペラの作曲家です。この曲は映画「ゴッドファーザー」でとても有名ですね。
Jonas Kaufmann - Parla più piano - Live

 

コメント (2)
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