海外パビリオン申請ゼロ「大阪万博」に開催危機。
会場建設工事を妨げている2つの要因
なぜ大阪万博2025の会場建設は遅々として進まないのか? 問われる大阪維新の資質
2025年大阪・関西万国博覧会(以下、大阪万博)に参加する国や地域が独自に建てるパビリオン建設で問題が生じている。万博の中心となるのは、中国、ドイツ、オランダなど約50の国・地域が、自ら費用を負担して建設する施設だ。しかし、その建設に必要な申請が大阪市に1件も提出されていないことが判明したのだ。
以前から、万博の会場整備に関する建築工事の入札で、不落・不調が続いていることが懸念されていた。例えば、政府が出展する「日本館」の建設工事の入札が不成立となって、随意契約に切り替わった。また、日本国際博覧会協会(万博協会)が担う八つのテーマ館の一部で建設業者が未定のままである。
2025年4月の万博の開幕まで2年を切っている。複雑な構造の施設も多く、開幕までに工事が完了しないのではないかと、懸念が広がっている。
この問題の背景には、物価高による資材価格の高騰、少子高齢化による深刻な人手不足がある。例えば、会場建設費が、当初想定の1.5倍の1,850億円に膨らんでいる。複雑な構造のパビリオンでは、費用が想定を超えてしまったケースも出ている。予定価格引き上げや簡素なデザインへの変更で入札のやり直しが続出している。そのため、建設会社から、万博の建設工事が敬遠されている可能性もあるという。
物価高の背景には、ウクライナ戦争に端を発した石油・ガスなど資源や穀物の供給不足による世界的なインフレがある。だが、より本質的には歴代政権の「無策」が問題だ。
「無策」の典型は「アベノミクス」である。中途半端に斜陽産業を延命させる異次元のバラマキを行う一方で、新しい産業を育てる成長戦略が欠けていた。その結果、現在、世界各国の中央銀行がインフレ対策として、次々と利上げに踏み切る中、日本銀行は金融緩和を継続して景気を下支えし続けるしかなかった。アベノミクスの延命策が、産業から利上げに耐えられる体力を失ってしまったからだ。要するに、政府の長年の政策の失敗で、日本の産業は脆弱化してしまったため、円安、物価高の進行に有効な策を打てないでいる。それが、資材の高騰により建設会社が工事を請けることができず、万博の建設工事が進まないことの、本質的な理由なのである。
海外パビリオン申請ゼロ「大阪万博」に開催危機。会場建設工事を妨げている2つの要因 - まぐまぐニュース! (mag2.com)
大阪万博のマーク、・・・私はちょっと引くのですけど・・・
私のようなメカ音痴には、さっぱりわからん・・・
万博期間中「大阪ウィーク」開催へ 祭りや食を発信
大阪府は18日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中に、大阪府内の全自治体が参加して各地の魅力を発信する「大阪ウィーク」を開催する方針を明らかにした。テーマを絞って1週間程度のイベントを開く「テーマウィーク」の一環で、府内の伝統文化や祭り、食などを来場者にアピールする。
大阪府の吉村洋文知事が同日開かれた府内の首長が集まる会議で明らかにした。万博開催期間中、5月、7月、9月の計3回の実施を予定しており、地域活性化につなげる狙いだ。府内全市町村からなる「市町村催事参加委員会」を立ち上げて詳細を協議する。大阪・関西万博の運営主体である日本国際博覧会協会の審査を経て、24年1月にも実施が正式に決まる見通し。
万博は25年4月13日に開幕する予定。吉村氏は「だんじり、天神祭といった大阪の祭りや上方歌舞伎などの伝統文化、大阪の食材など各地の魅力を発信したい」と述べた。
万博期間中「大阪ウィーク」開催へ 祭りや食を発信 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
開催概要 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 (expo2025.or.jp)
3月15日
開幕演奏会
NHK交響楽団
岩城宏之指揮
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
黛敏郎「BUGAKU(舞楽)」
三善晃「祝典序曲」
3月16日~22日
ベルリン・ドイツ・オペラ・・・ヴァーグナー「ローエングリン」を聴いた。素晴らしかった。
ロリン・マゼール、ブルーノ・マデルナ指揮
ワーグナー「ローエングリン」
シェーンベルク「モーゼとアロン」
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
4月14日~20日
パリ管弦楽団
ジョルジュ・プレートル、セルジュ・ボド指揮
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
マーラー 交響曲第1番「巨人」
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 ほか
4月18日
ワイセンベルク ピアノ・リサイタル
ラヴェル「クープランの墓」
ラフマニノフ 前奏曲
シューマン「交響的練習曲」より5曲
4月24日、25日
スイスの夕べ
読売日本交響楽団
シャルル・デュトワ指揮
ソプラノ:リーザ・デラ・カーザ(シュヴァルツコップよりレヴェル高い美貌の名ソプラノだったが、聴き逃したのが残念)
フルート:オーレル・ニコレ
オネゲル 交響曲第3番「典礼風」
オトマール・シェック 歌曲集【なかなかマニアックですな】
フランク・マルタン 「フルートと弦のためのバラード」
4月27日、29日
二期会によるワーグナー「ラインの黄金」
二期会(大橋国一、栗林義信、中沢桂ほか)
読売日本交響楽団
若杉弘指揮
5月8日~14日
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベートーヴェン交響曲ツィクルス
5月15日~18日
クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セル、ピエール・ブーレーズ指揮
ヴァイオリン:ダニエル・マジェスケ
ピアノ:ゲイリー・グラフマン
モーツァルト 交響曲第40番
バルトーク ヴァイオリン協奏曲
シベリウス 交響曲第2番 ほか
5月24日~29日
カナダ国立バレエ団
大阪フィルハーモニー管弦楽団
プロコフィエフ 「ロメオとジュリエット」
ヒンデミット 「四つの気質」ほか現代バレエ3曲
6月4日
読売日本交響楽団
若杉弘指揮
6月6日、7日
パイヤール室内管弦楽団
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮
6月12日
日本フィルハーモニー交響楽団
小澤征爾指揮
6月19日、21日
ローマ室内歌劇団・・・私はチマローザの「宮廷楽士長」とパイジェッロの「セヴィリアの理髪師」に行った。ロッシーニのオペラが偉大であることを思いながら「セヴィリア」を聴いた。
ローマ合奏団
レナード・ファザーノ指揮
ロッシーニ「結婚手形」
ジョヴァンニ・パイジエッロ「セヴィリアの理髪師」【なかなか!】
チマローザ「宮廷楽士長」
6月22日
ローマ室内合奏団・・・楽団の方々は大変な名士でプライドの高さを目の前で見た。厳格なイタリアの巨匠たち。
レナード・ファザーノ指揮
6月24日
NHK交響楽団
岩城宏之指揮
ヴァイオリン:海野義雄
武満徹「テクスチュアズ」
チャイコフスキー 交響曲第5番
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番
6月25日~27日
モントリオール交響楽団
フランツ=パウル・デッカー指揮
アルト:モーリン・フォレスター
ピアノ:フィリップ・アントルモン
モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」
ワーグナー「ヴェーゼンドンクの5つの歌」
6月29日、30日
團伊玖磨 歌劇「夕鶴」・・・当時師事していたソプラノの伊藤京子先生が出演。
大阪フィルハーモニー交響楽団
團伊玖磨指揮
伊藤京子、栗林義信、宮本正ほか
7月1日~5日
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 名指揮者ムラヴィンスキーにはソ連側から来日を阻止されたのでヤンソンスが振った。
エフゲニー・ムラヴィンスキー(※1)、アルヴィド・ヤンソンス指揮
7月8日
大栗裕 歌劇「地獄変」
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆指揮
桐絃社社中、関西歌劇団、樋本栄ほか
7月14日
京都市交響楽団
7月20日
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆指揮
ヴァイオリン:辻久子
ハチャトゥリアン ヴァイオリン協奏曲ほか
8月6日~11日
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(来日直前に亡くなったためジョン・プリッチャードが来日)、エドワード・ダウンズ指揮
アルト:ジャネット・ベイカー
ピアノ:ジョン・オグドン
アラン・ロースソーン「ストリート・コーナー」
ラヴェル ピアノ協奏曲 ほか
8月16日~26日
ボリショイ・オペラ・・・ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」など最高の演奏を聴いた。ロストロポーヴィチと妻のヴィシネフスカヤはこの後、ソ連から「人民の敵」として国外追放になった。ソ連政府を批判したことと作家のソルジェニツィンを匿ったことが「罪」とされた・・・
ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」
ロジェストヴェンスキー、ハイキン指揮
チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」
ロストロポーヴィチ、ハイキン指揮
ボロディン「イーゴリ公」
シモノフ、エルムレル指揮
主な出演者:ペトロフ、オグニフツェフ、ヴィシネフスカヤ
8月29日~9月1日
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン、小澤征爾指揮
武満徹「ノヴェンバー・ステップス」
マーラー 交響曲第9番
ベートーヴェン 交響曲第4番、運命ほか
9月3日、5日
スヴャトスラフ・リヒテル演奏会・・・初来日で、私は徹夜で並んで入場券を買った。
9月7日、8日
イギリス室内管弦楽団
レイモンド・レッパード指揮
テノール:ロバート・ティアー
ハイドン 交響曲第34番
バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番 ほか
9月12日
閉幕演奏会
NHK交響楽団
朝比奈隆指揮
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱つき」
ブログのティールーム
来日コンサートでも歌ったがバスティアニーニはヴェルディの輝かしい歌唱を劇的な強さで聴かせながら、一方ではロッシーニのフィガロのような軽快な役も歌った。舞台姿の美しいフィガロだった。
「何でも屋の歌」フィガロが登場していきなり歌うのがこのアリアだ。
Rossini: Il barbiere di Siviglia / Act 1 - No. 2 Cavatina: "Largo al factotum"
天下の「貴公子」然たるバスティアニーニが女性ファンを夢中にさせたが、そのあと出てきたのは男性ファンが憧れる「いぶし銀」の魅力でカップッチッリが登場した。全く違うタイプだったが、「漢カップッチッリ」は偉大だった。(下記の写真がカップッチッリ)