ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

総選挙、自公過半数割れる/中国、ミャンマーとの国境の貿易窓口をすべて閉鎖/イタリアのメローニ首相評

2024年10月28日 | 政治

正直な意見、その通りですね。
【衆院選】自公過半数割れ。これからの情勢と投票率低下がもたらすもの。


ブログ主・・・遅くまで選挙報道のテレビ見ていました。
しばらく休憩してそれから考えたいと思います。

それと世界で心配なことが多発しています。今回は中国とミャンマーのことです。

【ミャンマー】中国、全ての国境貿易ゲートを閉鎖[経済]
中国は22日までに、ミャンマーとの国境にある全ての貿易窓口を閉鎖したもようだ。ミャンマーの軍事政権に抵抗する国境地域の少数民族武装勢力に圧力をかける狙いとみられる。
独立メディアのミャンマー・ナウなどが24日伝えた。

ミャンマーの貿易業者によると、中国は22日、北東部シャン州の北部ムセと東部モンラー(中国側は打洛)の全ての国境貿易検問所を閉鎖した。19日には北部カチン州で、少数民族武装勢力カチン独立軍(KIA)が支配する地域の全ての国境検問所も閉鎖しており、二国間の全貿易窓口が業務を停止した。

国境沿いに拠点を置く少数民族武装勢力に圧力をかけ、国軍への攻撃を止めさせる狙いのようだ。ムセは現在も国軍の支配下にあるが、モンラーはモン・ラ族の民族民主同盟軍(NDAA)が支配している。NDAAは、西部ラカイン州のアラカン軍(AA)、シャン州のミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)とタアン民族解放軍(TNLA)の3勢力で構成する「兄弟同盟」と協力関係にある。同同盟が昨年10月にシャン州北部で開始した対国軍の攻撃戦略「作戦1027」には参加していない。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、中国との国境地域は、同国からの輸入品に大きく依存していることから、現地では物価が高騰し、住民の生活に影響が出ていると報じた。

この記事も・・・下記のリンクをクリックでご覧ください。
ミャンマーの中国総領事館で爆発 中国「襲撃強く非難」調査求める

北朝鮮より中国が鎖国?中国が国境を閉ざす理由 2024年中朝友好年も何もしないまま終了か

・・・マリア・カラスという名の真紅のバラ

わが畏友がいつのまにかイタリアへ
・・・全く知りませんでした。

毎日、旅行記をお書きですが、その中でイタリアのメローニ首相のイタリア人による評をお書きでしたので、ご了承を得て転載をさせて頂きました。

🟢イタリア人も変わったのではないか?
イタリアに来るとメローニについて何か顔を曇らせる。そして反論としてはファッシストの系譜だからいやだというレッテル主義だ。さらに国民が選挙に行くのがアホらしくて行かないから彼女の支持率は半数をこえる。実際はせいぜい28%しかないのにと怒りを込めて僕に歯向かってくる。

僕はメローニのおかげでイタリアはハンガリーのようにプーチンに媚を売る様なことがなく西側の日本を含めまとも国とつきあってるじゃないか!と言っても乗ってこない。
まあ僕がメローニについて聞いてもいい返事はこない。
相手に話しているのがそのレベルの差だろうからだが、本当に大衆とは困ったモノでメローニ=ファシスト=ムソリーニ と決めつけるレッテル主義に侵されているバカさ加減はどこの国も同じだと思うね!

さて上記は別の話だが、昔の僕が育った働いた頃のイタリアは<いい加減な国だ!><あいつらが三国同盟にいたからドイツと日本は勝てなかった>などとの馬鹿げた議論は別にしても、<イタ公>に表される侮蔑がずっと底辺に流れており、侮りの対象だったのも事実だ。

しかし最近のイタリアはいい加減なという要素がないのを僕はイタリアに来るたびに感じるね!今回イタリアに来たが、たとえばフランクフルトからイタリアのバーリに来たが、ミラノで飛行機をかえ荷物もそこからミラノで積み替えをせねばならない、そんなことがイタ公ができるわけもないから信用したらだめだとの決めつけが未だにある。

今回の僕の旅行を考えても、本日もバーリからローマ そこで機体を変えてローマからフィレンツエは人間ができても荷物はローマでの乗り換えはできるはずもないと予想していたが、これも今回できた満点得票だった。

2回立て続けに成功すると僕もイタリア人をどうせダメだからなどと決めつけること自体、ひどい偏見だと思った方がよいのではないか?

明るい未来に実はイタリア人もそんないい加減な民族に扱われる怒りとちゃんとやらねば国際社会でバカにされるとの矜持があってこそうまく先進国にモテる様にせねばならないことを確信せざるを得ないのだ!(以上)

ブログ主
・・・わが「畏友」は真っ正直に何の忖度もなく本音だけをお書きなので、私はいつも賛同の気持ちを持っている。イタリア「大衆」の女性首相メローニ評も「そんなものだろう」と思うが、メローニが今まで取り組んで実現させてきたことをイタリア人はかなりインテリ階級でないと知らないのだ。ナポリですら治安がよくなったことも。

メローニは幼時に父が出ていき、母親は必死に働いて子供を育てた。貧しくてルンペンのような生活もした。学校では毎日同じ服を着ていかざるを得ず、いじめにあった。中学校までしか教育は受けず、あとは自力で勉強をした。そして政治家になりついに首相になったのだ。移民政策もその間に入ってくる仲買人を排除するべく、祖国に帰れる世の中を、と呼び掛けている。

歴史的にもイタリアは「賢人の政治家や武将」に対して、最初の内は熱烈に褒めたたえるが、やがてローマカトリックの教皇やノータリンの国王らの嫉妬をかい、背後から襲われ、排除されるのだ。そのような被害が続々と歴史に書かれている。
ローマ時代の「スキピオ」もそうだ。今でこそ国歌の歌詞にでてくるが、長年スキピオを悪しざまに言っていた。ではイタリアの国歌の歌詞の一部を。

イタリアの兄弟、イタリアは目覚めたスキピオの兜をその頭上に被りて。

ヴェルディのオペラを知るとイタリアの祖国統一運動とその成り行きがよくわかる。
わが畏友はオペラもアメリカ滞在中、メトロポリタンオペラハウスで本物の名歌手の公演を直に接してこられた。世界の歴史についても最高の知識を持っていらっしゃる。

イタリアは名誉を重んじ、芸術を愛し、諸外国の侵略をはね返した。
ヴェルディのオペラを聴くと中国の「史記」と重なって感動の嵐だが、情けないことにオペラ歌手の多くはそれを知らないで「美しい旋律」として満足している人が多いことだ。

 わが畏友はそれを語ることができる数少ない芸術家であり、作家である。

ブログのティールーム

エスプレッソ(イタリアのコーヒー)

フン族の覇王アッティラはローマ帝国を脅かすが、無敵とされた覇王アッティラを敗走させた唯一の将軍、エツィオ(アエティウス)。
ローマ皇帝の暗愚を嘆き、「最後のローマ人」としてアッティラを討つことを決意する。
(しかしエツイオの凱旋に嫉妬して背後から襲わせ殺害、ローマ皇帝と教皇は祖国の英雄に対し何と言うことを!!)歌うのは最高のヴェルディバリトン、カップッチッリです。

Baritono PIERO CAPPUCCILLI - Attila "Dagli Immortali Vertici..." (1975 Live)


フン族の王、アッティラとは?
≪参考資料、WIKIより≫フン族(フンぞく、Hun)は、ヴォルガ川東方から現れた遊牧民の集団で、370年頃にヨーロッパへ移住して大帝国を築いた。彼らは恐らく300年程前に中国の北隣に居住していた匈奴の子孫であり、テュルク系民族のユーラシア大陸にまたがる最初の拡張であろう。(中国から南匈奴が姿を消した事実も・・・大陸移動したのであろう)
フン族は民族大移動を誘発し、西ローマ帝国崩壊の要因となった。
フン族はアッティラの元で統一帝国を築いたが、453年に彼が死ぬとその翌年に帝国は瓦解した。(WIKI)
★ ハンガリーやフィンランドは「フン族、Hun」が流れてきた歴史により、今の国名に現れている。

ソース画像を表示
ミラノスカラの公演、ヴェルディ「アッティラ」から
覇王アッティラとローマの英傑エツイオの対話の場面






コメント (2)
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