ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

今、心に響いてくるのはこの曲、スクリャービンのエチュード

2011年05月11日 | 芸術
Scriabin plays Scriabin


ずっとこの曲が心の中に響いて聴こえてきた。
スクリャービンが自作のエチュードを弾いている。
1910年、ぺテルブルグで。ロシア革命の7年前。

何という時代であろうか・・・作曲家スクリャービンの貴重な自作の名演奏。
まもなくロシアは革命を避けられなくなるのだ。

写真は彼のサロンで友人たちにピアノを聴かせるスクリャービン。
100年前のことである。



       本日のエントリー

1、今、心に響いてくるのはこの曲、スクリャービンのエチュード
2、菅総理の浜岡原発運転停止要請について、「漂泊の旅人」様のエッセイ
3、そして本日、夜になりますが青山繁晴さんの「アンカー」


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2 コメント

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芸術家の直感 (Ken)
2011-05-12 08:53:34
近づいてくる国家の激動期を、芸術家の直感は捉えていたのでしょうね。
ベッラさんのこころにこの曲が響くのも、ベッラさんの芸術家的直感が国家の激動を予感するのでしょうか。

スクリャービンの演奏は現代的というか古さを感じないですね。
ロシア人特有の「吸い込むような」「自己にのめりこむような」演奏スタイルが大好きです。
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たとえようもなく美しい曲 (Ken様ヘ    ベッラ)
2011-05-12 09:04:17
はじめてこの曲を聴いたのはホロヴィッツです。高校の時ですが、ピアノ専攻の友人の家のレコードで聴き、感銘を受けました。
動画でも聴きました。
そしてスクリャービンの演奏も動画にあって聴きました。

革命の血の予感、しかしピアノはあくまで美しく、耐えられない悲しさが響くようです。
音楽家はこうして時代に翻弄されながらも、音楽でその心理や抵抗を示していたのですね。
レーニンやスターリンは消えても、この曲は今も現役!です。
心の中で狂おしく響くのです。
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