Lohengrin: Prelude Act III -- Arturo Toscanini/NBC Symph
昨日、少し見て驚いたバイロイト音楽祭のワーグナー「ローエングリン」で、ピンク色のウサギのぬいぐるみを着たコーラスがずらっと並んでいた、あの異様さ、あれを忘れたいと思って・・・今日は大指揮者のトスカニーニの振るワーグナー「ローエングリン」第3幕への前奏曲の動画を見た。
これぞ硬派、トスカニーニ、にこりともしない表情だが、その音楽の雄々しいこと。
フローラはな様がヴェルディ「運命の力」序曲を振るトスカニーニを「今の指揮者が子供みたいに見える」と感想を述べられていたが、私も同感である。
輝かしいカンタービレに「これ、ヴェルディの曲みたい」と言われてきたけれど、イタリア人指揮者のもつ強靭なフレージングは、ヴェルディの毅然たる潔さをワーグナーにも、持ち込んでいるようだが、ワーグナー自身がイタリアの音楽に憧れていたし、かえっていいのではないか、とまで思った。
☆ 有名な笑い話がある。「ピアノの家庭教師募集」という広告を見て、ある音大生がアルバイトに、とその家を訪ねると、小さな女の子を囲んでニコニコした老人と父親が「ようこそ」と迎えた。
その音大生は気絶しそうになった、そしてそのまま立ち尽くした・・・。
その老人は大指揮者のトスカニーニであり、父親は天才ピアニストのホロヴィッツだったのだ。
ロシア革命から亡命したホロヴィッツを助け、トスカニーニはすっかり気に入って自分の娘と結婚させた。義理の親子関係だったのであるが・・・その音大生は「ピアノの家庭教師」をオーケーしたのかどうかはわからない。(爆笑)
この曲をフローラはなさまに捧げます
昨日、少し見て驚いたバイロイト音楽祭のワーグナー「ローエングリン」で、ピンク色のウサギのぬいぐるみを着たコーラスがずらっと並んでいた、あの異様さ、あれを忘れたいと思って・・・今日は大指揮者のトスカニーニの振るワーグナー「ローエングリン」第3幕への前奏曲の動画を見た。
これぞ硬派、トスカニーニ、にこりともしない表情だが、その音楽の雄々しいこと。
フローラはな様がヴェルディ「運命の力」序曲を振るトスカニーニを「今の指揮者が子供みたいに見える」と感想を述べられていたが、私も同感である。
輝かしいカンタービレに「これ、ヴェルディの曲みたい」と言われてきたけれど、イタリア人指揮者のもつ強靭なフレージングは、ヴェルディの毅然たる潔さをワーグナーにも、持ち込んでいるようだが、ワーグナー自身がイタリアの音楽に憧れていたし、かえっていいのではないか、とまで思った。
☆ 有名な笑い話がある。「ピアノの家庭教師募集」という広告を見て、ある音大生がアルバイトに、とその家を訪ねると、小さな女の子を囲んでニコニコした老人と父親が「ようこそ」と迎えた。
その音大生は気絶しそうになった、そしてそのまま立ち尽くした・・・。
その老人は大指揮者のトスカニーニであり、父親は天才ピアニストのホロヴィッツだったのだ。
ロシア革命から亡命したホロヴィッツを助け、トスカニーニはすっかり気に入って自分の娘と結婚させた。義理の親子関係だったのであるが・・・その音大生は「ピアノの家庭教師」をオーケーしたのかどうかはわからない。(爆笑)
この曲をフローラはなさまに捧げます
私も大好きです。
他にも「運命の力」「アイーダ」の演奏もあります。こちらこそありがとうございます。