★ 秘密といいながらもマスコミにはしっかり報道されている。事前にロシアに報告していたのは、バイデン米大統領の時と同じ。訪問したインドからロシアに伝えてもらった?ロシアはインドの頼みには断れない。
・・・しかし日本での情報管理は?与党からもれたか?
岸田首相だけでなくゼレンスキー大統領の安全にもかかわる!!
日本が提供した「発電機」の脅威は? ブチャの現状を岸田総理が見た、ということ。
情報管理と安全管理は表裏一体、と危惧。バイデン訪問の時と比べて緩すぎる情報管理。
報道管理はマスコミの人の命にもかかわるのでしっかりすべき。
★ロシアには習近平首相が訪問中、ここでロシアに一報したのは中露が動きにくい状態。
【ロシア爆撃機が日本海上空に】岸田首相“ウクライナ電撃訪問”にロシア反発か…「習主席×プーチン氏」会談で“中国和平案”協議【深層NEWS】3月21日
▼岸田首相がウクライナを電撃訪問 その舞台裏とは
▼このタイミングでウクライナ訪問を敢行したワケ
▼ゼレンスキー大統領との会談 ポイントは?
▼プーチン大統領「中露首脳会談」の狙いは
▼“中露首脳会談”ウクライナの本音は
▼ウクライナ侵攻 今後の注目は
【タカオカ解説】インドからの移動方法は?警備は?なぜこのタイミング?岸田首相がウクライナを極秘訪問できたワケ
★ いつもだったら高橋洋一氏の話は信用していないのだけれど、今回は聴いた。
736回 岸田総理ウクライナ訪問は結果的にベストタイミングになった
習近平がロシアでプーチンと会談している時の岸田ウクライナ訪問、非殺傷能力の部品の供与は発電機など?
世界に向けてアピールできた、という。
★ ブログ主・・・広島サミットを待とう。世界は第3次世界大戦を望んでいない。私自身は何としても日本が戦場になるのを避けたい。きれいごとで日本は護れない。米中露印、そして西欧の対応を見据えながら日本は日本としてあるべき道を歩む必要がある。日本の立場は地道でなければならない。
私は衝動的かもしれないが、今できることを私なりに考え、歴史本を複数読んでいる。
生きている限り、芸術・歴史など文化を学び続けたいのだ。
「安倍本」もそのシンジャらしき者もその他の政党も眼中にない。岸田氏ははじめて絶賛された。
しかし私には何の力もない、せめて芸術や歴史・文化を学ぶだけ。
正しいことを正しいと思い、奇異な偏りは避けたい。
その他、新しい報道
ドイツ製戦車レオパルト2、ウクライナに8両到着…供与のノルウェー軍「占領地奪還に重要」 (msn.com)
王翦「真の名将とは」・・・ 賈詡「味方に敗れざる者」
ブログのティールーム
プッチーニ作曲「トゥ―ランドット」~氷のような姫君のお心も
ソプラノはミレッラ・フレーニです。
Mirella Freni "Tu che di gel sei cinta" Turandot
玄武門の変 歴史の闇に消えた殺人事件 世界史未解決事件File.No.46
なぜ歴史に李建成が悪質と歴史書に書かれたか・・・歴史書は統治者の都合の良いように書かれていたのでは?
李世民が王義之の書を愛するあまり、墓の中へ入れるように命令した、これは後世の民への取り返しのつかない裏切りです。墓荒らしで王義之の書は行方不明になりました。
また、実弟の元吉の妻(絶世の美女)を自分の側室にしたのも、夫を殺された女性にとって耐えがたいことだったのでは?元吉も歴史書にはひどく書かれているのを見て、唖然としました。
嘘も「歴史書」で通るということ、いろんな場面で感じます。
日韓融和ムードなぜ急ぐ?安全保障上の課題は改善か(2023年3月20日)
★ 自民党の青山繁晴議員が政府に要請文を渡す。「徴用工」の問題は歴史的に解決済み。
世論でも韓国の政権交代すればどのようになるか・・・
ブログ主・・・安倍元首相は「解決済み」と言っていたが、在任中に自身が周囲の反対を押し切って解決済みのはずなのに「日韓合意」などで安倍氏のしてきたことが「繰り返し循環」しているのではないかと思う。
この時、安倍シンジャや提灯評論家。ジャーナリストらは「安倍ちゃんには何か考えがあるんだ」とお互いに言い合って(いつものことだが)認めてしまった。つくづくこの時のその場その場の対応を思うと許しがたい。
【タカオカ解説】和平交渉成功でも戦争継続でも中国は得!?習近平主席がロシア訪問へ、目指す中露会談のゴールとは
ロシアが一方的に「お願い」。習近平がロシアに到着した非公式の夕食会が事実上の会談。
夕食だけのスケジュールで、プーチンからのお願い、二日目からは合意文書で米欧が注目しているのは「中国が経済制裁に反対していること。それには半導体が入っている。
最近のプーチンやメドジェーエフはロシア製の武器を見せつけている。完成品だけを見せているようだ。
中国は言葉にうるさい国、「和平交渉を促す」というが「和平交渉をまとめる」とは言っていない。
ロシアは今でも安売りで儲けている。王毅氏がヨーロッパを回った、配慮しているのはロシアに気を使っている国々。
アメリカとヨーロッパは違う、と王毅氏は言って回っている。
ゼレンスキー大統領を中国に招待することで中国への期待が高まる。ロシアに核は提供しない、と言っていることも。(走り書き)
国際刑事裁判所、プーチン氏に逮捕状 逮捕は可能なのか
・・・国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は17日、ウクライナの子供をロシアに強制移送したことに関与したとして、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領らに戦争犯罪の疑いで逮捕状を出した。
ロシア、ICC検察官を捜査 逮捕状に対抗、裁判官の赤根智子裁判官に対する捜査を開始と発表。
ロシア連邦捜査委員会は20日、ウクライナ侵攻を巡って国際刑事裁判所(ICC)がプーチン大統領に逮捕状を発付したことを受け、ICCのカーン主任検察官や赤根智子裁判官らに対する捜査を開始したと発表した。
逮捕状については「刑事責任の根拠がないため違法」だと主張した。 ロシアはICC非加盟。占領地の子供連れ去りに関与したとして、プーチン氏とリボワベロワ大統領全権代表(子供の権利担当)が戦争犯罪に問われた。 ペスコフ大統領報道官は20日、記者団に「静観している」と述べたが、外遊などに影響することから、政権として対抗姿勢を示した格好だ。
ロシア、ICC検察官を捜査 逮捕状に対抗、裁判官の赤根氏も(時事通信) - Yahoo!ニュース
政治的野心をプーチン氏が警戒か、ワグネル創設者の排除を加速
ロシアのプーチン政権が、ウクライナ侵略の兵員補充で頼りにしてきた露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏の排除を加速させている。侵略を通じ政治的野心を強めることを警戒し、ワグネルの代替部隊の編成も急いでいると指摘されている。(全文は下記のリンクをクリックで。)
政治的野心をプーチン氏が警戒か、ワグネル創設者の排除を加速(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
ブログ主・・・米国が国益をいうのは当然であろう、日本も当然国益を考え、盲従することのないようにお願いしたい。インドはその点はさすがに上手い。いよいよロシアはワグネルに国内をゴチャゴチャにされそうになってやっと「警戒」するようになったか。ウクライナの子供たちをロシア国内に誘拐拉致したことは、まぎれもなく超悪質な犯罪である。
ところで、駅の近くで「くにもり」(チャンネル桜)の候補者が街頭演説していた。ビラ配りをしていたのはふたり、買い物のためにスーパーに行く途中の私に「東京からきたんですよ、今の人たちは政治がわからないんですね」と語りかけてきた。
私は信号を渡ろうとしているのに、一切気にもせず長々と話しかけてきて困った。
買い物を済ませてその場所を通ると「東京から応援にきたのですよ」と周囲の人に言っている。
地域の選挙は地域の人が応援してはじめて小さくても地盤のようなものができる。
それを「東京から来た」というのは、マイナスだ。また話をしたいとも思わないしつこさ。
すると候補者が演説を終えて「ああ、そう、若い人はやはり違うね、エネルギーがある」とか・・・(若い人どころかどこにも誰もいないじゃないか)その「東京から来た」という応援の女性と架空の話をしているようだ。しかも演説じゃないのにマイクを使っている。「え?これは私語じゃないの?演説の続き?」と驚いていると突然「あははは」と何度も笑う声が・・・ひとりで笑っているのだったらかなりヤバイですよ・・・チャンネル桜は以前は「保守言論」の代表株だったが、今は違う。さまざまなユーチューバーや評論家が動画で番組を作成している。最近私はチャンネル桜をほとんど見ていない。
また文化人ナントカ、という動画も「押し売り」のような一方的な内容なので見ていない。
ブログのティールーム
いよいよ春らしくなってきた。心ウキウキのはずが、ウクライナの戦争やアジアの情勢など、日本が戦場になったらなどと(これは絶対に避けたい)思うと、できるだけ文化に触れたいと強く願う。
これは「李世民と李建成」、2004年のドラマです。
「隋唐演義」の秦叔宝を演じた厳 屹寛と今はもう50代の半ばになった焦恩俊の共演、紹介動画だけUPしました。
このころは若いだけの役者をつかわなかった。中国ドラマはこのころまでだった(・・・今は安っぽい青春恋愛もので、歴史的感覚なし。お金持ちになった中国は芸術を捨て、三流の青春映画になってしまった。)
厳 屹寛x焦恩俊‖李建成x李世民(バックの音楽がうるさい)
李世民(WIKI)
598年に武功県で当時隋朝の唐国公で煬帝の母方の従兄にあたる李淵と宇文泰(北周の始祖)の孫娘にあたる竇氏(太穆竇皇后)の子として生まれた。李淵の母は独孤信の四女であり、李淵の皇后である太穆竇皇后も北方の非漢人であり、李淵と太穆竇皇后の子の李世民は、少なくともその血統の4分の3以上は非漢人になる
兄の李建成
戦功めざましい李世民に対し、国内安定に尽くしたという地味な存在であった。嫉妬から弟の李世民を貶めたと長い間いわれてきたが、最近の研究では・・・太宗もしくはその周辺の人物が、奪位を正当化するために記録上の李建成の評価を低めるよう操作したのではないかとの疑いが持たれている。玄武門の変にいたる経緯をみても、記録上では李建成・李元吉兄弟が積極的に李世民を追い落としにかかり、李世民は受け身で自衛的な対応に終始しているが、それほど一方的なものだったのかは判らない。
そういった点でこのドラマに関心があります。
キャスト
李世民 焦恩俊(1967年11月7日 - ) 生于 台湾嘉義縣
李建成 厳 屹寛(1979年1月24日生まれ )
名優ふたりの共演、見たい・・・
焦恩俊は厳 屹寛(隋唐演義で秦叔宝を演じた)と世代交代となった名優だった。
「包青天」では正義の裁判官である包拯(999~1062)を陰から支えた無頼の展昭(七狭五義)が人気。
少しだけ「展昭」をご紹介します。
科挙を受験しようと上京する包拯を陰から護る。その後、幾度か包拯の危機を救い、御前四品帯刀護衛に任命される。「御猫」の通り名。
「水戸黄門」でいえば風車の弥七を美男子にしたようなイメージ。忍びの者。
焦恩俊 展昭MV 君心劍意
奥山篤信さまのご紹介文
◎オツムの良い方の答案はいつもこれじゃ!オツムの悪い人の答案は読めば読むほどわからなくなる。
渡辺さんは昔からオツムが良いのじゃ。
Chika Watanabe さまの解説文
★ 奥山篤信氏がWatanabeさまのプロフィールを書いてくださいました。
最近は「中国」の歴史は陳舜臣氏のよりも、宮崎市定氏の本を読む日々だが複数を同時並行で読む、面白くてたまらないし、やめられない。
ところでその宮崎氏の著作「遊心譜」に下記のような文がある。
帝政ロシアの東方侵略が疾風のごとくシベリアを席巻し、清朝の領土にまで達した時、大軍を繰り出してその鉾先を挫き、ネルチンスク条約を結んで黒竜江一帯の原野を保全したのは(1689年)、康熙帝である。時にわが国の元禄二年。もしこの条約がなかったならば、ロシアの脅威はもろに日本を直撃して寧日なからしめ、それこそ花見踊りどころではなくしたであろう。康熙帝は日本にとっても恩人であった。
この頃の清朝は国運隆盛を誇り、同時に中国の長い歴史が培った帝王道も最高潮に達した。その子雍正帝の治世、雲南省貴州総督の高其倬が密奏をたてまつり、国境に近い都龍(ドロン)の地には、金鉱があるため、明代から越南に侵占されているので、これを回復したいと申し立てたのに対して雍正帝は、「汝は隣国と友好を保つ道を存ぜぬか。堂々たる天朝は、利益のために小邦と争うことはせぬものぞ」と戒めた。中国は全東亜の平和維持を天から命じられた大国であるというのだ。
しかるに清朝末期から中国は実力を喪失すると同時に崇高なる理想をも忘却した。民国以後は支離滅裂、中共になって更に甚だしい。カンボジアではポルポト殺人集団を単に主義の類似から支援し続けて越南の(カンボジア)侵入を招き、南海では西沙、南沙群島までも領有を争って越南と交戦し、遂にソ連のカムラン湾占拠を許した。そこには(中国共産党特有の)唯物的貪欲さばかりが目立ち、光輝ある中国の伝統は名残さえも留めない。いまの中国に最も必要なことは、既に実験ずみの西洋新法の呪縛から解脱して、輝かしい中国本来の姿に立ち戻ることだ。それには心して自国の歴史を読め。
(中央公論第1249号、1989年八月号巻頭言)
★ ブログ主・・・最近、良書が書店から消えていっている。
そしてめったに書棚でみつからなくなってきている。
こうした良書は今のうちにできるだけ買っておこうと思う。
オペラのDVDやCDもそうだけれど、わけのわからない演出など、見はじめた時から血圧が上昇するほど嫌だ。
私は低血圧なのでちょうど良いかも???
最近のオペラ演出(特にヴァーグナー)などヨーロッパ、特にドイツなどひどいものだ。
テレビで「ローエングリン」見たのだけれど、よくこんな演出で!!とあきれはてる。
ローエングリンとテルラムントの「決闘」など、舞台の天井近くワイヤーでつるされて、歌手は剣どころじゃない、
「ケガはご免だ」と訴えている歌手もいた。
一番大事な音楽などどうなっているのか・・・
戦争になったら(考えたくないけれど)本や楽譜も読めないし、音楽も聴けない。
またこの3月に両親のお墓参りに和歌山まで行くのだけれど、電車に約2時間半乗る、ウクライナ戦争がはじまってから、車窓から見える美しい田舎の景色が、ウクライナの戦争で荒れ果てた風景と重なって心配から恐怖に変わる。
これは毎回そうなのだ。慣れることなどない。だからいつもバックに本をいれて読むことにしている。
ブログのティールーム
トスティ作曲「もはや君を愛さず」・・・本心はその逆!
歌唱はラトヴィア出身のメッツオ・ソプラノ、エリ―ナ・ガランチャ。
イタリア語の発音完璧なのに、音楽がのびきった北欧的。
Tosti: Non t'amo più (Arr. Chichon)
転職情報ライブ「中国の元外務省報道官が田舎のペンキ塗り職人に転職!」
趙 立堅(ちょう りつけん、ちょう りっけん、1972年11月10日 - )は、中華人民共和国の外交官。現在は同国外交部国境海洋事務局副司長。2020年2月より約3年間は外交部報道局副局長を務め、報道官として記者会見を行った。wiki
★ このコワモテの趙報道官。実は日本の元AV女優・蒼井そらのツイッターをフォローしていたことが発覚。暴露したのは、中国のネット民だ。すでにフォローは解除されているが、中国のネット上では、蒼井のアカウント上の「フォロワー」に趙立堅の名前が表示されている証拠画像が拡散している。(WIKI)
さっそく趙立堅氏のツイッターをフォローした。Lijian Zhao 赵立坚(@zlj517)さん / Twitter
昔日戰狼跌落神壇發配邊疆...趙立堅廣西刷油漆照片曝光 卸任後疑遭妻拖累秒變憔悴胖大叔 嗆辣形象不再差很大!|記者 楊駿宗|【國際大現場】20230313|三立新聞台
★ ガーシー氏の次はこれ?
もういいかげん笑うのも疲れた。ホームページまであった・・・
政治家女子48党メンバーを紹介します!【新党首コメント有】
ホームページも・・・政治家女子48党公式ホームページ (sjj48.com)
鹿を指して馬と為す
今日は疲れたので、次回は真面目で有益な記事を載せます。
日本って喜劇か? 力ぬけるわ、でも中国も力抜けますね。
ブログのティールーム
本日はヨハン・シュトラウス作曲「こうもり」から。
往年のソプラノ、ヒルデ・ギューデンの歌唱。
~アデーレの笑いのアリア【侯爵さま、あなたのようなお方は】
小間使いのアデーレが奥様のドレスを無断で拝借し、パーティーに出席、あやしむ侯爵にアデーレは「人違いでしょ?私は女優なのよ、召使いじゃないわ」と大勢の中でからかいます。
ヨハン・シュトラウス 《こうもり》 「侯爵さま あなたのようなお方は」ヒルデ・ギューデン
本日のブログ、夜に書いたので前回のブログを書いてから日付は変わっても、時間はあまり過ぎていません。前回のもご覧ください。前回の中国パニック!?巨額破綻のシリコンバレー銀行救済措置へ・・・すばやいアメリカの動き - ベッラのブログ soprano lirico spinto Bella Cantabile ♪ ♫ (goo.ne.jp)と併せてご覧ください。組織的な「昆虫食」のこと、気になっていました。
昆虫食などもEFCG.(前回のブログの後半に書いています)
★ 「食の安全」について、元民主党の農林水産大臣であった山田正彦氏の無料メルマガを購読していた。最新の記事に山田氏が取材を受けた記事があった。山田氏は食の安全など、遺伝子組み換え食品その他でも大変詳しく、誠意のある考えの政治家だ。(自民党の農林大臣は見習うべきだ)
〈コオロギ食論争に元大臣が警鐘〉「私は食べるべきではないと思っています」元農林水産大臣・山田正彦氏(80)が語るコオロギ食が“ヤバイ理由”とは…
「私はコオロギは食べるべきでないと思っています…」そう語るのは、元林農水産大臣の山田正彦氏(80)。コオロギを食料として安易に口にするのは「危ない」と警鐘を鳴らす。
アメリカで全く売れなかったゲノム編集の食品に
日本は予算をつけている
(注・・・ゲノムとは一組の染色体のDNAに含まれているすべての遺伝情報)
「ある国立大学でコオロギのゲノム編集の研究を行っているけど、その研究所にはコオロギ食品で有名な企業のCEOが講師として名を連ねています。この研究に対し国の予算がけっこう使われているはずです(※この企業は『コオロギだからといって多額の補助金が別途出ることはありません』と回答)。
ゲノム編集というのは狙った遺伝子を意図的に変化させる技術ですが、まだ未知の部分が多すぎて安全とは言い切れません。2年前に私がアメリカに行った時にある会社がゲノム編集の食用油を売りだしていましたが、今ではその会社の株価が10分の1に下がって、最終的にその食用油は販売中止になっていました。
ゲノム編集の食品ってアメリカでは全然売れないんです。そんなものに日本は今、予算をつけてどんどん取り入れようとしているわけです」
ゲノム編集や遺伝子組み換えの危険性については山田氏がプロデュースして撮影されたドキュメンタリー映画『食の安全を守る人々』でも触れている。
「40年前、遺伝子組み換えの研究をやっていた方が、除虫菊の遺伝子をトウモロコシに入れる実験をしたところ、トウモロコシからバラのような棘が生えてきて驚いたそうです。それにインドでは遺伝子組み換えの綿の種や農薬、化学肥料などの購入費用で借金を作ったり、健康被害などに遭った方が20万人以上自殺しています。
かつては遺伝子組み換えの農産物で世界の飢餓を救うと言っていましたが、FAO(国連食糧農業機関)の統計でも結局、人類を飢餓から救っているのは昔ながらのその土地にあった在来種が中心ですよね。だからやるべきはゲノム編集とか遺伝子組み換えとか昆虫食とかっていう話ではないんですよ」
世界的な食料危機のためと昆虫食やコオロギ食は推進されているが「それは建前で実態はまるで違う」と山田氏は主張する。
「多国籍企業のお金儲けのためというのが背景にあると思いますよ。種子法廃止の時に、ある化学メーカーがすすめていた米は、農家との契約書を見たら米の指定された農薬と化学肥料はセットなんです。だから日本の農家から『米の種、農薬、化学肥料』の3点で儲けようとしているビジネスモデルなんです。
ちなみにこの化学メーカーの米の価格は『コシヒカリ』の10倍です。それと同様に多国籍企業がお金儲けのために、昆虫食とかゲノム編集と言っているのだと思います。本当に安全な食品を、それこそSDGsと言うのであれば昆虫食やコオロギなんかじゃなくて、同じたんぱく質なら補助金を出して遺伝子組み換えじゃない国産大豆に頼るべきだと思います。それで十分まかなっていけるはずです」「できればみんな、日本のおいしいお米や野菜などを食べたいでしょう」と山田氏。ただ2018年4月に種子法が廃止され、食の安全に危機が迫っているという。
「戦後、米や麦、大豆の安定供給を国が果たすべき役割としていた種子法が廃止されました。私たちはそれを違憲だとして訴訟しています。戦後初めて憲法で保障された食の権利と、安全なものを持続的提供安定して提供を受ける権利について主張していて、3月24日に判決が言い渡されます。今、日本はコオロギを増やしていくとか昆虫食とかそんなことをしている場合ではありません」
そう力強く断言する山田氏は、今後も「安全な食の権利」のため闘い続ける意欲満々だ。
※「集英社オンライン」では、食にまつわる事件・トラブルについて取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
Twitter
@shuon_news
★ また、山田正彦氏のブログにこんな記事もあります。
政府は、あまおうとかシャインマスカット等が海外に流出してるのを防ぐために種苗法を改定して農家の自家採種禁止が必要だと説明しました。
種苗法施行後:問題点追加版_JA常陸 秋山豊組合長.pdf - Google ドライブ
どうやらそれだけではないのです。
海外流出防止へ保護機関 品種育成者権を管理 来年度にも 農水省検討会 / 日本農業新聞 (agrinews.co.jp)
農水省の提言書、海外の取締りだと説明したようですが、国の内外となっています。
ブログ主・・・「国民の食の安全」について、山田元農林大臣のブログは大変貴重なものとして(無料であるし)私はもう何年も読んできました。「民主党だろう」と単純に支持政党が違うからなどと、幼稚または頑迷な
「反民主党」・反リベラルであっても、正しいことに対して耳目をそむける偏狭な人たちは、野球やサッカーの応援ではないのです。
これは安心して日本の食生活を続けるための知恵です。
★気になること・・・このように誠意ある意見まで書いた人物の党が違うということで「反日」と決めつけ、「ごひいきの党」しか話をきかないのは、病的です。なぜこう歪んだ考えを頑固に持ち続けるのか?
一部のユーチューバーや提灯評論家、頑迷なブロガーやツイートなど、勘違いしているのが多い。少しでも自分の意見と違うと否定する、こうした「プロパガンダ」がなくならない限り、柔軟なはずの思考が硬化し、日本は危ういのではないか・・・
ブログのティールーム
本日はラトヴィア出身のメッツオ・ソプラノ、エリ―ナ・ガランチャが歌うレハール作曲「シンバルの音が聴こえる」(ツイゴイナーの恋)をどうぞお聴きください。
Lehár: Zigeunerliebe (Gipsy Love) / Act II - Hör' ich Zymbalklänge