その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

プリムローズ・ヒルからの朝焼け

2012-01-16 20:06:54 | ロンドン日記 (日常)
 冬至を過ぎて徐々に陽が長くなりつつあるロンドンです。

 本当に今年のロンドンは暖かく、早朝のジョギングでも公園に霜が降りて真っ白になったり、池の氷が凍ったような風景をこの冬はまだ見たことがありません。このまま春に向かって暖かくなるのかと思うと、何故か少し寂しい気がするほどです。

 週末にリージェントパーク、プリムローズヒルを走った際の、朝焼けシーンをご紹介します。冬のこの季節、ハムステッドヒースからの朝焼けは何回か拝んだことがあるのですが、プリムローズヒルからの朝焼けを見るのは初めてです。ハムステッドよりもロンドンセンターに近い分、また違った風景が楽しめます。

 暖かいとは言っても、手を露出して走ったせいか、手が震えて碌な写真はないのですが、3枚ほど。息をのむ美しさでした。





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あけましておめでとうございます @ロンドン

2012-01-01 20:16:15 | ロンドン日記 (日常)
 新年、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
 
 皆さま、お正月の方は如何お過ごしでしょうか?

 私は、仕事納めの30日まで目一杯仕事を入れていたものの、30日は朝から体が死ぬほどだるく、たまらず会社を早退。結局、この2日間は殆ど寝て過ごす始末。今日は熱は下がり、回復基調ですが、何とも情けない新年の幕開けとなりました。

 なので、特にアップするネタもないのですが、私個人の記念に、年明けロンドン名物の花火をアップいたします(写真はBBCの中継より)。今年はオリンピックイヤーのせいか、例年になく派手なものでした。









 2012年1月1日
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とある職場の風景 クリスマス・イブ・イブの早帰りはありか?

2011-12-23 21:36:19 | ロンドン日記 (日常)
今朝は、週末のクリスマスの前前夜(イブ・イブ)の金曜日ということもあってか、朝から地下鉄は空き空きでした。既に今週頭から徐々に少なくなり始めた職場もさらに社員が減って、出社率はぱっと見、半分以下。レセプションの女性達は午前中からクリスマスソングを鼻歌交じりで歌っているし、チームでプレゼント交換をやっているようなところもあって、何かとってもリラックスモード満載でした。

昨年、一昨年は、クリスマス・イブが平日だったので、「午後は管理者の了解の下、早めに退社して良いですよ~」というアナウンスをHRから流していました。ただ、今年はイブが土曜日なので、クリスマス直前の出勤日ではありますが、会社としては昨年までとは様子が違っています。というのは、今年は、早帰りOKのアナウンスはしてないのです。

実は、数週間前に英人のHRマネジャーから「今年も金曜日はクリスマス前の最後の出勤日だから、午後は早めに切り上げても良いというアナウンスを流しても良いか?」という相談がありました。その時は「例年はクリスマスイブという理由で、早めの退社も了解してたけど、今年はイブじゃなくて、イブ・イブでしょ。別に、会社として、わざわざ早帰りを認めるようなアナウンスをする必要は無いんじゃないかなあ」と、あっさり却下。HRのマネジャーも特に反論してくること無くその場は終わったので、私もよくある「駄目もと作戦」だったのかなあと、思っていました。

しかし、今朝からのリラックスムードから察するに、「ちょっと融通がきかない、硬すぎる決定だったのかなあ~」とちょっと反省。それに加えて、午後になって、2人の英人マネジャーから個別に「XXサン(私のこと)が、早く帰るのは駄目だと言ったって聞いたけど・・・」(もっと遠まわしな言い方ですが、要はそういうこと)とか「夕方は帰省客で電車が一杯で帰れなく恐れのある社員が出そう」(ホントか?!)とのメールがあったりもして、相当、私が悪者になっているような空気。悪者になるのはいつものことですし、私も一度、Noと言った以上、「やっぱり帰って良いよ」というのも、ポリシーがないなと思ったので、同じ理屈を繰り返しましたが、なんとなくバツの悪い気分。これって、日本では「仕事納めの29日に6時まで目一杯仕事しろ」と言ったり、正月あけの4日の9時に「そう言えば、あの件、どうなった?」と部下に聞くような野暮なことなのだろうか?って。

その辺(クリスマス前後のお祭り)の感覚はやっぱりなかなかクリスチャンでない外国人である私には分らないとこもありますし、一概に英国基準のに合わせるのが良いとも思わない(そもそもイブイブの金曜日の早帰りは英国基準なのか?)のですが、何か座りの悪い気分でした・・・。

でも、彼らのがずっと上手でした。午後の長めの打ち合わせを終えて、16:30頃に自席に着いて、ふっと辺りを見回すと、・・・・・なんと残っているのは日本人の駐在員か、現地採用の日本人ばかり。英国人のナショナルスタッフは、マネジャーも含めて95%がもう既にさよならでした。

「なんだ~、認めようが、認めまいが、どっちにしても帰るんじゃないか~」


ナイーブな日本人にグローバルマネジャーへの道ははるかに遠いです。

「来年は早帰り禁止令を出してやる!!!」と決意。


何はともあれ、皆様、良いクリスマスをお迎えください。

2011年12月23日
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ロンドン クリスマス・イルミネーション ジョギング

2011-12-18 20:35:59 | ロンドン日記 (日常)
 部屋でラジオを聴いているとクリスマスの音楽ばっかり。そう言えば、今年はまだリージェントストリートやオックスフォードストリートのクリスマスイルミネーションも見てないなあ~、と気づいた。最近は、リージェントストリート、オックスフォードストリート、ボンドストリートのショッピングデルタには、殆ど足を踏み入れていない。12月はロイヤルオペラのチケットも取ってないから、コベントガーデンの巨大トナカイ(こちら→)も見ることはなさそうだ。でもせっかくだから、ちょっとクリスマスの雰囲気でも嗅ぎに行くかということで、混雑承知で夕方のショッピング街へジョギング出撃。

 ベーカーストリート沿いの公園のライトアップ。緑の色合いが妙だった。


 オックスフォードストリート。いつ見ても、ここのイルミネーションは美しい。セルフリッヂのライトアップを合わせて、壮観だ。




 クリスマス前の渋谷公園通りの混雑にも負けないのではと思わせる中を、車道の端をすり抜けるように走った。



 通りの名前を確認しなかったが、たしかここがニュー・ボンド・ストリート。この電飾の中を走るのも気分が良い。



 そのままオールド・ボンド・ストリートを通り、ピカデリーストリートを横切り、ピカデリーサーカスを避けるようにポールモールを走って、トラファルガー広場に出る。まだたくさんの人が広場でウロウロしている。クリスマスソングのコーラスをしているグループもあった。写真右手の電光掲示板は、オリンピックまでのカウントダウン掲示板。



 ここで折り返し、帰路へ。ピカデリーサーカスを経由して、いよいよリージェントストリート。ここも毎年ながら、建物とイルミネーションの組み合わせが絶妙だ。ちょっと冷たい雨が降ってきたので、写真撮影はそこそこに帰路を急いだ。




 客観的に見ると、クリスマスショッピングでカップルや家族、友達どおしで賑わう街を、一人でジョギングしている姿はかなり変だし、暗いが、個人的にはクリスマスの雰囲気を味わえて大満足。家近くまで来たところで、いつものパブで生ぬるい(でも美味しい)エールを一杯飲んで帰った。

2011年12月17日 17:30-19:00
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ロンドン ジョギング 12月のハイドパーク

2011-12-12 22:20:05 | ロンドン日記 (日常)
 11月下旬から体調を崩し、なんだかんだで3週間近く引きずってましたが、やっと回復の兆し。久しぶりにハイドパーク/ケンジントンガーデンズまで走りました。

 いつもの定点観測地点。やっぱり葉っぱは無くなってました。


 ちなみに、先月紅葉で綺麗だったところ(こちら→)も・・・


 いつものハイドパークの池ですが、やっぱり泳いでました。右手真ん中に人影があるのわかりますか?


 池の廻りを走ります。泳ぐのは良くても、水浴びはいけないらしい。それとも、このBathというのは風呂代わりに使う人が居るということか?
 

 ハイドパークのクリスマスのお祭りウインター・ワンダーランドも始まっています。
 

 これこそ、ロンドンの冬の空。


 2011年12月11日
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週末ジョギング ハイドパーク/ケンジントンガーデン

2011-11-07 22:46:01 | ロンドン日記 (日常)
 最近の週末ジョギングはハムステッドヒースが続いたので、この日曜日はハイドパーク/ケンジントンガーデンへ。薄曇りの晩秋の風景をいくつかご紹介します。

 マーベルアーチからハイドパークに入るところ。


 ハイドパーク内。いよいよ紅葉も終盤です。


 ケンジントンガーデンの歩道を走ります。この木もきっと来週は葉なしになっているかも。


 ケンジントンガーデンの並木。天気が良ければ、もっと美しいのでしょうけど、ちょっと寒々しいぐらい。


 奥にアルバート公の銅像とロイヤルアルバートホールが。


 ハイドパークの池。水鳥の揃い踏み。


 18日から始まるWinter Wonderlandの準備が始まっていました。



 何故か走っていて思い出したのは、私の好きなメグ・ライアンとビリー・クリスタルが共演する映画「恋人たちの予感」で描かれる秋のニューヨーク・セントラルパーク。それにも劣らない秋を、ロンドンでも感じることができました。

 2011年11月6日 10:00頃

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ヒンズーのお食い初め

2011-11-04 22:29:53 | ロンドン日記 (日常)
 以前の同僚で、今は良き友人であるインド系イギリス人から、彼の赤ん坊のお食い初めにご招待頂きました。一般的に、日本では乳歯が生え始める生後100日目に行われる儀式ですが、インドのコミュニティでも似たようなお祝いがあるのを知って驚きました。頂いた招待状によると、ヒンズーでAnnaprashan ceremonyというらしく、その友人は私にfirst rice eating ceremonyだと解説してくれました。

 ロンドン北東部の郊外にあるインド料理屋さんで行われたセレモニーは、何と総招待客が100名は優に超える大セレモニーでした。



 丁度、8か月になった男の子は、お父さんの親友(後見役のようなものらしい)の膝に抱えられて、ご飯や野菜、ライスプディングを食べさせてもらいます。親族、友人一同(みたとこ95%はインド系の人)、写真を撮って、みんなで大いに祝います。

(今日の主役 今、8か月になったばかりです)


(だっこしているのはお父さんの親友君)


(メニュはー左からライスプディング、ご飯と廻りに茹で野菜、一番右はヒンズー教の経典)


(ミッション完遂!)


 その後は、カレーを中心としたランチパーティ。途中にはディスコタイムもあり、皆、踊り大いに盛りがらります。

 ちなみに、「カレーはいつから食べるの?」とお父さんに聞いたら、「もうすぐ食べるよ。でも、最初はマイルドなやつからね」とのことでした。


 親戚や友人が一族や友人の子供の成長を願い、祝う。その様子を見ていて、きっと今の日本では殆ど失われてしまったであろう、アジア的コミュニティの絆を感じました。当事者になれば、それは時として面倒なところもあると思うのですが、こうした機会を活用して普段離れた友人たち、親族が集う、とっても暖かい空気が終始流れていたのです。

(ダンスタイム!)


 こんなセレモニーに声をかけてくれた友人に感謝したいです。

2011年10月30日
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晩秋のハムステッド

2011-10-30 23:14:57 | ロンドン日記 (日常)
 今日からいよいよ冬時間。これから冬至までは、日がどんどん短くなるロンドンで一番滅入る季節です。

 ただ、今日の日曜日は、一日厚い雲に覆われた日ながらも最高気温が18度と平年よりも5℃も暖かい一日でした。吹き付ける風で紅葉した葉が落ち、木々は随分見通しが良くなってしまって寂しくなったところもありますが、冬に入る前の最後の紅葉の盛りを感じさせるものでした。

今朝、ロンドン北部ハムステッド周辺で走りながら適当に撮ったスナップを紹介します。


(ハムステッドに向かう坂道)
 坂下から


 坂上から


(ハムステッドヒース内です)




 信じられないと思いますが、先週の10月23日日曜日の写真を参考まで1枚。


(ケンウッドハウス前のフィールドです)






(公園の出入り口)


 今週からいよいよ11月です。

 2011年10月30日
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週末ジョギング リッチモンド遠征

2011-10-16 20:09:37 | ロンドン日記 (日常)
 秋を感じるようなところを走りたいと思い、土曜日の朝、列車に乗ってロンドンの西南方向の郊外にあるリッチモンドまで遠征しました。実はリッチモンドパークを訪れるのは初めてです。この日はこれ以上は無いのではないかと言うほどの風もない快晴でした。

 リッチモンド駅で降りると、リッチモンド橋を目指し、その後テムズ川沿いを上流に向かって走ります。まだ、低い太陽が川に反射し、朝日のオレンジ色が、紅葉が進み始めた木々の色と合わさり、眩しいくらいに美しい風景でした。

(リッチモンド橋から上流の眺め)


(奥に見えるのがリッチモンド橋)


 しばらく行って、川を離れ、丘を登るとリッチモンドゲートというリッチモンド公園の入口に出て、そこから公園内に入ります。丘を登った所から見るテムズ川やロンドン西部の眺めは絶景です。



 公園はとにかく広い。公園全体が丘陵のハムステッドヒースよりは、多少アップダウンはあるものの平坦なので、より広く感じます。この公園内の周回コースを一周すると約12キロあります。沢山のランナーが走っていました。







 私は適当に足の向くまま、公園内を横切るように走りました。しばらく行くと、遠くの林から動物の群れが走って行くのが見えます。話には聞いていましたが、鹿の群れです。朝日を受けて走る鹿の姿の美しいこと。立ち止まって、見とれてしまいます。群れは平原に出て、こちらに方向に向かって来たのですが、50メートル程のところで止まってました。遠くには高層のビルが見渡せるようなロンドン近郊でこんな光景が楽しめるとは思ってもみませんでした。









 しばらく行くと、今度は巨大な角を生やした鹿?が1匹で、ノソノソと歩いています。一定距離以上近づくと逃げていくのですが、こちらもこっちに向かって走ってこられて角で一突きされれば、それでお陀仏ですので、注意深く距離を保ちながら眺めてました。いったい、自分はどこに居るのだろう。







 小一時間、走ったり、歩いたり、写真撮ったりしながら、公園内を散策し、帰路に着きました。






帰り道、リッチモンドのパブでは、丁度、ウエールズ対フランスのラグビーワールドカップ準決をやってました。朝10時半ぐらいですが、ビールを飲みながら歓声を上げているのに私も参加。ランニングの汗をここでビールで補給です。試合は前年ながら1点差で負けてしまいましたが、何とも充実した朝のリッチモンド遠征でした。



 2011年10月15日

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夏日のロンドン

2011-10-02 22:56:13 | ロンドン日記 (日常)
 この1週間のイングランドの暑さは異様です。今日の日曜日は、何と最高気温29度。史上最高の10月の気温であり、かつアテネ、ロスアンジェルス、バルセロナよりも暑かったとか。変りやすいロンドンの天気が極めて安定しており、日本の太平洋高気圧が居座った夏のようです。今日の私は朝走った以外は、日中は部屋に引きこもり、暑さを凌いでました。

 朝のうちはまだ涼しいのですが、朝日の強さは、一日の気温の上昇を予感させるものでした。下は、今朝のハムステッド・ヒースから。







 2011年10月2日 

 
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ロンドンマラソン 2012 抽選結果発表!!!

2011-09-30 22:38:32 | ロンドン日記 (日常)
 今朝、職場に行くと、去年と全く同じ光景が。。。(去年はこちら→
 「やっぱり、ダメだった」
 「今年もダメか。。。。」
 「やっぱりチャリティしかないか。。。」
  ・・・

 来年のロンドンマラソンの出場権をかけた抽選結果が続々と郵送で返却されているのだ。

 私の廻りの少なくとも7名は今年も全滅。

 「XXX-SAN(わたしのこと)は?」
 「え~、まだ帰ってきてないよ。じゃあ、今日帰ったら来てるかな。。。」

 ということで、緊張しながら帰宅。

 ドアを開けると確かに、郵送物を引きずるドアの音が・・・・・

 確かにロンドンマラソン事務局からの郵送物が・・・・・

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緊張しながら恐る恐る開封・・・・
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 何と、当選!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 飛び跳ねて喜んでしまいました。(階下の皆さま、スイマセン)

 月曜日は自慢してやるぞ~


 2011年9月30日
  
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初秋のロンドンジョギング

2011-09-28 22:06:56 | ロンドン日記 (日常)
 先週末は土・日ともに真面目にジョギング。ここ1週間のロンドンは、驚くほど暖かく、秋の進みも一休みという感じです。

 ワンパターンですが、先週末もハムステッドヒースへ。

 紅葉の進み具合は木々によって異なりますが、こんなまさに紅葉進行中の木がありました。



 秋とは関係薄いですが、ハムステッドーヒースの一種の展望台パーラメント・ヒルに登りました。

 ロンドンシティを臨みます。


 
 こちらはロンドンシティとは逆方向のハイゲートエリア。



 煉瓦作りの建物が多いハムステッドには紅葉が似合います。





 2011年9月23日


 先週末、ラグビーのワードカップで土曜日はイングランド戦、日曜日はスコットランド戦がありました。なので、当然、前週に行き続き、朝7時からパブはやって居るに違いない(先週の模様はこちら→)と楽しみにして、ラン後立ち寄りました。そしたら、が~ん、クローズド。前週のお客さん約一名にさすがに方針変更したようです。なんだ~、がっかり。
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ハムステッドヒースの秋

2011-09-21 22:26:27 | ロンドン日記 (日常)
 日曜日に走ったハムステッドヒースの秋の風景。

 ケンウッドハウス前の並木道。緑の葉がまだたくさん残っているように見えますが、歩道には落ち葉がかなり積もってきました。



 森の中を走ると、栗の実がたくさん。


 早朝、森の中を走っていると、夜中に葉っぱに溜った雫や秋の実がぽつぽつと降ってきます。まるで、ととろの森のよう。


 地面から見ると・・・


 あと何週間、木々の葉が残っているのだろうか???

 2011年9月18日
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とあるパブの風景 9月18日日曜日 朝8時~

2011-09-18 16:55:22 | ロンドン日記 (日常)
 週末のお決まりの朝ジョギングにでかけた。残暑に苦しむ日本の方には申し訳ないが、ロンドンは既に秋まっただ中。フラットを出ると、朝の爽やかだが肌寒いぐらいの空気が顔にあたり、なんとも気持ちがいい。

 今日はハムステッドヒースを抜けるコースを選んだ。50分近くかけて一廻りして、自宅近くまで戻って来ると、なぜか近くにあるパブのカーテンが開き、中には灯りがついている。どうしたのだろうと、側まで寄って窓から覗いて見ると、お客さんどころか、店員すら見えないパブにTVだけがついていた。

 このパブはいつもお昼に開店するから、こんな朝8時から何をやっているのか?なんか地元の自治会(そんなのロンドンにあるのだろうか?)とか、パブ関係者の集まりでもこれからあるのかな?と不思議に思いながら、怖いもの見たさで、入口のドアを押してみた。

 そしたら、キューとドアを開ける特有の摩擦音を出しながら、ドアが開く。鍵はかかってないんだと思った瞬間、中からTVのボーリューム一杯の音が、耳に飛び込んできた。そうだ、ラグビーワールドカップのイングランド戦をやっているのだ。丁度、ハーフタイムのタイミングだったので、画面にはCMが映っていたのだが、イングランド戦のためにこのパブが早朝開店をしていたのだ。

 ドアを開ける音が聞こえたのか、たまたまなのか、分からないが、カウンターの裏からお店のおねえさんが出てきた。思わず、「やっているの?」と聞いたら、「もちろん」という答えが返ってきた。「そうか、朝からイングランド戦なんだね?」、「ええ」。

 8時からパブでビールを頼むのもなかなかイギリスで良いなあと思ったが、朝の爽やかな風を受けて、薄い汗をTシャツの裏にかいた体は、オレンヂジュースを飲みたいと言っていたので、体に正直に「オレンヂジュースある?」と聞いた。きっと、僕が初めての客だったに違いない。お姉さんは、「もちろんよ」と本当に嬉しそうな顔をして、「氷はいる?」と聞いてくれた。

 後半の40分、グルジア相手に圧倒的イングランド優勢で進む試合をパブでオレンヂジュースを飲みながら観戦した。結局、僕の他には誰も来なかった。僕ひとりに、パブの中にある4つのTVモニターは多すぎたが、4つのモニターを独占するのは、なんとも気分が良い。

 去年、ワールドカップでは不完全燃焼だったこのパブは、今度はラグビーで取り返したいのか。でも、そのわりには、昨年はイングランドの国旗で一杯だった室内には、どの国旗一枚も飾ってないし、パブの外にも「朝からラグビー中継やってます」なんて、どこにも書いてなかった。イングランド、ウエールズ、スコットランド、アイルランドと近隣4カ国(?)が出場しているから、あからさまにどっかの国旗だけ掲揚するということもできないのかなあ?などとぼんやり考えながら、ラグビーを見ていた。

 試合が終わって、氷もかなり融けたグラスをカウンターに戻して、「ありがとう」というと、”Have a nice day!”と(私も朝の一仕事を終えたわ)という感じで、お姉さんが送り出してくれた。なんかとっても不思議な日曜日の朝の40分だった。

(入り口から覗いたパブ内)


(ゲームをやっているときは人で一杯のはずなんだが・・・)


(唯一の客の唯一の注文 オレンヂジュース)
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とある職場の風景 ラグビー・ワールドカップ 「明日は日本戦だけど・・・」

2011-09-15 23:28:12 | ロンドン日記 (日常)
 総務担当の英国人マネジャーが「相談したいことがある」とやってきた。

「明日の朝に、ラグビーのワールドカップの日本対ニュージーランド戦があります。去年のサッカーのワールドカップと同じように(サッカーの職場観戦の模様はこちら→)、会議室を開放して、上長の許可がある人は観戦できるような環境を作ったらどうだろう?」

「へぇ~。明日、日本戦なんだ」

「知らなかった?(ちょっと、がっかりの風で)日本人はラグビーに興味ないのか?」

「いや、そんなことはないよ。・・・・日本人もラグビーは好きだけど、ワールドカップは勝ったことが無いから、皆、もうあきらめていると思うよ」

「(さらにがっかりの風で)じゃあ、セットしなくてもいい?」

「う~ん、せっかくセットしてくれても観る人居ないと思うけど・・・」

「(ほとんどキャッチセールス風に)会議室は空いていることが確認できているから、直ぐにでも準備して、社員周知をかけることはできるよ・・・」

(う~ん、妙に準備が良いのだなあ~)と感心したところで、やっとピンと来た。(そうか、今後のイングランド戦を観戦するための布石なのだ。そういうことか!)

「ありがとう。じゃあ、せっかくの機会だから、セットしてもらおう。」

「(素晴らしい笑顔で)わかった。直ぐ、やるよ」

5分後には” Rugby World Cup: Japan - New Zealand”というSubjectの全社員周知―メールが流れていた。良いのか、悪いのか、全く分からないが、こっちの人とのコミュニケーションも妙に慣れてきた自分がいる。


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