その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

第4回 UP RUN稲毛海浜公園マラソンを走ってきた

2017-05-04 08:00:00 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 個人的な事情で長野マラソンに出走できず、無念の思いで一杯だったのですが、4月15日段階で申し込めるフルマラソンの大会を探したら、まだあった!おかげで1月からのトレーニングを無駄にせず済みました(ホッ)。

 会場は千葉県美浜区の海沿いにある稲毛海浜公園。訪れるのは初めてでしたが、海と野原を備えた広々とした美しい公園。好天に恵まれ、朝日で新緑が輝き、眩しいぐらいです。


《スタート地点の前には人工砂浜が広がり、その先には東京湾》

 まだ第4回という新しい大会のためか、手作り感満載でした。フルマラソンのエントリーは50名弱、ハーフなど他の種目はもう少し多いようでしたが、1000名を超えるランナーが集結する都市型、地域型の大会とは雰囲気が全然違って、アットホームな感じ。それが、これからフルを走るという緊張感を和らげてくれました。


《大会本部》


《フルマラソンスタート地点》

 フルマラソンは、スタート直後に端数の2.195キロを走った後、1周5kの園内と外周を走る周回ジョギングコースを8周(!)します。いきなり端数を走るので、通常のキロごとに走行距離を積み重ねて、ラップを確認していくペース配分と異なり戸惑いましたが、走っているうちにこちらの方が走りやすいことに気づきました。端数分を走った後は、純粋に5kごとのラップを確認すればよく、目標とするサブ4への貯金や遅れ具合がとっても分かりやすいのです。いつもは、残りの2.195kを何分で走ればサブ4になるのか、もうろうとした頭で計算するのですが、それが省けました。


《外周コース》

 この日の最大の難関は「暑さ」。予報では24度まで上がるとのことで、下手すれば熱中症で救急車行き。なので、テーマは暑さ対策に絞り、目標は4時間切りよりも、完走に置いて、水分補給と体の熱さましに最大の注意を払いました。5kの周回コースに、2か所の給水所があったのは助かりましたし、公園なのでコース脇にいくつも水飲み場があったのも精神的に楽でした。給水所の給食で供された干しイモが美味しかった!


《給水・給食所》

 唯一の難点は、美しい公園とはいえ、同じ園内を8周するというのは正直飽きました。ただ、海浜公園と言うことで、アップダウンは全くないこと、周回なので1,2周走れば自分がどの位の位置に居て、あとどのくらいで1周が終わることが分かることで、一定のペースで淡々と走ることができました。ラスト10kはさすがにペースが落ちましたが、周回コースのおかげで、あの暑さ(結局、最高気温は22度だった模様)の中、3時間56分で走り切ることができました。

 これで、長野マラソンの欲求不満はとりあえず解消して、満足。今シーズンのレースもこれで終わり。しばらくお休みです。

2017年4月30日
コメント (2)
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