世界遺産にも登録されているキュー-・ガーデンズですが、ロンドン在住時には訪れたこと無く、今回が初めての訪問となりました。幸い、天気にも恵まれ、素晴らしい半日を過ごすことができました。
地下鉄ディストリクトラインでロンドン中心部から30分弱、キュー・ガーデンズ駅で下車して、徒歩5分ほどで正門(ヴィクトリアゲート)に到着します。
とにかく広いので、訪問箇所を絞るか、巡回トロッコ車を使うと効率的に廻れるでしょう。ただ、キューガーデンズはスポットを巡るだけでなく、ゆったり散歩したり、ベンチで休んだりするだけで、その良さは十分に味わえると思います。
《この巡回トロッコに乗ると効率的です》
名所の2つの大温室をまず訪れました。世界中の植物が栽培されており、さしずめ生きた大英博物館植物編と言ったところでしょうか。
《有名なパームハウス》
《入った途端、眼鏡もカメラも曇っちゃいます》
《パームハウスの裏はバラ園になってます》
《こちらはパームハウスより大きいテンペラート・ハウスの中》
続いて、日本の石庭があるエリア、中国式の仏塔があるところをぶらぶら。
《日本式の石庭。正面には京都西本願寺勅使門の縮小版が立っています》
《パゴダ塔(仏塔)。階段で上まで上がると、ロンドンを一望できるらしいです(私は昇ってません)》
ちょっと、残念だったのは、ここがヒースロー空港への航路上にあたっているため、ひっきりなしで飛行機が通過し、航空機の音が降りかかってきます。せっかくの落ち着いた植物園なのですが、この騒音は興ざめでした。
結局、2時間半あまりの散策で、園内の1/4程度しかカバーできませんでしたが、都会ロンドンとは全く異なったリラックスした空気を楽しめました。
帰路は遊覧船でテムズ川を下ってロンドン中心部まで戻ろうかと計画していたのですが、時刻表を読み間違えたらしく、11:00の船の次は15:00ということで、時間が合わずなくなく諦めました。
《キューガーデンズの北側を流れるテムズ川。ロンドン~ハンプトンコートを行き来する遊覧船が日に数便運航されています》
ただ、瓢箪から駒が一つ。キューガーデンズ駅に戻って、駅隣接のパブに入ったところ、ここがとっても素敵なパブ。キューガンデンズの温室を模したと思われる部屋が付いた明るい雰囲気で、リラックスした時間を過ごすことができました。ここ、お勧めです。
《入口にパティオが》
《パティオの奥にガラス作りのダイニングルーム》
《ボリューム満点のバーガー》