その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

2022年感想書き漏れの映画(備忘メモ)

2022-12-30 08:00:30 | 映画

読んだり見たりした本や映画は記事にアップするようしているのですが、ずるずると放置しているものもあるので、記録のため簡単にメモを書き残しておきます。まずは映画から。

1度も映画館に足を運んでないという近年まれにみる1年でした。DVDやAmazonでも鑑賞機会少なく、なんか余裕ない年でした。そんな中で、Amazonで観て、記事エントリーできてなかったのは3本。

「東京物語」(監督:小津安二郎、1952年)

  言わずと知れた小津安二郎の代表作の一つ。10年以上前に観た切りだったので再視聴。家族、人生を真正面から捉えたテーマは今も色あせない。朴訥な台詞回しやのんびり流れる映像が時代を感じさせるが、情報量が豊かで味わい深い。

 

「お茶漬けの味」(監督:小津安二郎、1953年)

  初見。昭和の上流階級の人たちの生態の知識も理解も無いので、上流階級での有閑マダムってこんな感じなのか~と、あまり投入できず。主演男優の佐分利信が演じた佐竹茂吉の大きな心は見習いたい。

 

「天気の子」(監督:新海誠)

  初見。新海監督のヒット作品の一つ。大人や社会との葛藤、異性への愛を通じた少年の成長物語。雨が降り続く東京が舞台で、未来のディストピア的な要素も含む。私自身はあまり深読みしてないが、色んな隠れメッセージがありそう。エンターテイメント作品としても楽しめた。

コメント
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