その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

バルセロナ① 出発~到着

2009-08-20 19:54:07 | 旅行 海外
 8月14日 夏休みを使って、バルセロナ旅行へ出発

 10:50離陸のEasyJetに乗って、バルセロナ到着。たったの2時間の飛行機です。


 バルセロナ空港から市内へは電車で約20分。モダンな電車でした。


 バルセロナの第一印象。
 ①空が青い。雲ひとつありません。
 ②暑い!太陽がまぶしい。20度代前半の国からいきなり、30度台への移動はちょっとつらいです。
 ③車窓から見えるバルセロナは、赤茶色のカラーイメージでした。
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ロンドン 病院

2009-08-20 16:12:30 | ロンドン日記 (日常)
 一昨日から体がだるく、鼻水が止まらないので、こちらに来て初めてお医者さんにかかりました。

 お医者さんといっても、ロンドンなので日本人の診療所があります。事前に診察時間を予約してから行きます。複数の診察機関が入っている複合医療施設の一角にあるのですが、中は非常に綺麗で、立派なものでした。日本人の看護婦さんに受付をお願いし、日本人の先生に診てもらいます。見た目、20歳台後半ぐらいのとっても若い先生で少々驚きました。診察の内容は日本と同じでした。

 ただの風邪のようなので、薬を1種類もらって、「部屋でゆっくり休んでください」のことでした。夏の疲れがたまっているようので、少し養生したいと思います。
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DVD  レッド・クリフ2

2009-08-19 16:12:06 | 映画
 三国志の赤壁の戦いを描く。人・モノ・金すべて大掛かりに作った大娯楽映画。昔の角川映画を思わせる。

 映画自体は良く出来ていると思う。俳優は有名どころを揃えているだけあって、脇役に至るまで存在感に溢れているし、数十万人規模の兵士が戦う豪快な戦をうまく映像化している。話は、三国志だから面白くないわけがない。

 映画を娯楽として割り切って見れば満点だと思うが、何らかのメッセージ性を求めると、物足りない。
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DVD 『男はつらいよ 寅次郎相合傘』

2009-08-18 09:00:31 | 映画
 日系の飛行機の中で、久しぶりに寅さんを観る。この作品は『男はつらいよ』シリーズの中でも、間違いなく5本の指に入る名作。浅岡ルリ子が演じるリリーと寅さんの掛け合いは、切れの良さ、テンポが絶妙。

 寅さんを見ると、日本人の細やかな心配り、家族の優しさ、人情の厚さを再認識させられる。

 まあ、そう難しいことは考えないで、純粋に寅さんを楽しもう!
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パリ イタリア料理店 Plaza Berri

2009-08-18 06:25:45 | レストラン・パブ (in 欧州)
 先月パリ出張の時に、お昼を食べたイタリアン・レストランです。


 シャンゼリゼ大通り沿いを走る地下鉄ジョージV世駅を出たところから、少し入ったところにあります。

 頼んだのはペンネのシシリア風。気軽に食べたいが、サンドウイッチでは寂しいという時に最適のレストランだと思います。味もなかなかいけます。


2009年7月29日
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マリンスキー・バレエ 白鳥の湖

2009-08-14 14:18:50 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 8月中、ロイヤルオペラハウスで引越し公演を行っているマリンスキーバレエの白鳥の湖を観に行きました。こちらに来てバレエを観るのは初めて、白鳥の湖も初めてです。

 バレリーナ達の華麗な舞いに魅せられた3時間でした。主役の2人はもちろんのこと、各バレリーナの踊り、動きが優雅で、美しさが何とも言えません。思わず、ため息が出るほどです。

 物語もきわめて分かりやすいので、言葉で苦労するオペラの苦しみはありません。オリジナルの結末は、オデットと王子が湖に身を投げる悲劇で終わるようですが、今回はオデットが生き返るハッピーエンド。

 音楽も非常に聴きやすく、なじみのあるものです。ただ、オーケストラは豪快な音を鳴らしていましたが、やや大雑把な演奏だったような気がしました。

 オペラとは違う面白さがあることを発見し、一度、秋になったらロイヤルオペラも覗いてみることにします。











Mariinsky Ballet - Swan Lake
Tuesday, August 11 7:30 PM

Credits
Music: Pyotr Il'yich Tchaikovsky
Orchestra of the Mariinsly Theatre
COnductor: Boris Gruzin

Performers
Odette/Odile: Anastasia Kolegova
Prince Siegfried: Vladmir Shkiyarov
Rothbart: Ilya Kuznestov
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渡部 昇一、渡部 玄一 『知的生活の方法・音楽篇 (WAC BUNKO)』

2009-08-12 07:41:05 | 
 日本にいる父から貰った本です。著名な大学教授の渡部昇一氏と息子のチェロ奏者の渡部玄一氏が対話形式で、西洋クラシック音楽に対する思いを語っています。

 親子対談だったり、奥様のベタボメの仕方など、多少、昇一氏のお手盛り的なところはありますが、音楽好きの人が音楽の事を語ってくれるわけですから、面白く、手軽に読めます。

 玄一氏が楽譜を読むことの楽しさや奥深さを語っていたのが新鮮でした。ろくに音符も読めない私ですが、一度、チャレンジしてみようと思います。

 2009年8月8日読了
 
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ナショナル・ギャラリー 「コローからモネ」展

2009-08-11 14:24:51 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 ナショナル・ギャラリーの企画展"Corot to Monet A Fresh Look at Landscape from the Collection"を見に行きました。


 ナショナルギャラリーの所蔵品から、18世紀から19世紀にかけての風景画の変遷がわかるように展示してあります。今回は企画展でありながら無料なのもうれしいです。

 バルビソン派のテオドル・ルソーなどから始まって、ミレー、コロー、コンスタブル、ターナーらと続き、モネにたどり着きます。


 小規模ながら、わかりやすい展示で、楽しめました。

 2009年8月9日
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ロンドン ジョギング ハイドパーク

2009-08-10 13:35:37 | ロンドン日記 (日常)
 8月入っての初のハイドパークへのジョギングです。
 夏になると、緑は濃くなりますが、あまり公園内に花はみかけなくなります。ケンジントンガーデンの入口では、ウエディングドレスのカップルが写真を撮っていました(写真右端)。


 ハイドパーク内の池も、6月ぐらいから毎月、いまいち変化がなく、面白みに欠けます。この日は曇りなので、尚更、冴えませんでした。


 ※7月の同じアングルはこちら

 8月9日
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エディンバラ紀行⑬ グレノラ ゲストハウスに泊まる

2009-08-09 04:50:38 | 旅行 海外
 今回の旅行でお世話になっゲストハウスです。全部で11室、こじんまりとした落ち着いたゲストハウスでした。


 部屋は写真を撮り忘れたのですが、ここの売りは朝食です。これは、コンチネンタルブレックファーストのコーナー。ここまでは、どこにでもあるものですが・・・


 これ以外に、メインディッシュ(?)として、暖かい料理が3つの中から選べます。一つは、典型的なイングリッシュ・ブレックファースト。


2つめは、Eggs Benedictと言う、イングリッシュマフィンの台にゆでほうれん草やベーコンを乗せて、その上に半熟卵がのっている料理です。


3つめはフレンチトースト。これは頼んでませんので、写真なし。
全て、オーガニック朝食とのことです。

インターネットの口コミでの評判をもとに予約したゲストハウスでしたが、期待どおりでした。

※ゲストハウスのHPはこちら
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エディンバラ紀行⑫ エディンバラ国際ジャズフェスティバルで小曽根真とノー・ネーム・ホーシズを聴く

2009-08-08 06:01:25 | コンサート (in 欧州)
 エディンバラ国際ジャズ・ブルースフェスティバルのオープニングの週末である今日は、エディンバラ城の真下にあるプリンセズ公園で、ジャズの野外コンサートが開かれました。昨夜のコンサートで、急造、小曽根ファンになった私は早速、小曽根氏が率いるノー・ネーム・ホーシズの演奏を聴きに出かけました。


 今日の午後はこの3日間で一番の良い天気。北国のさわやかな太陽が、緑の芝にさわやかな日光を降り注ぎます。会場は満員、椅子席や周りの芝生に思い思いに陣取り、音楽と日光浴を楽しんでいます。


 各バンドが30分程度で持ち回りで演奏するので、3,4曲の短い演奏時間でしたが、各演奏者がレベルの高い演奏を聴かせてくれました。


 丁度、ステージ前にスペースがあり、そこでダンスが踊れるようになっているのですが、子供を中心に、老夫婦も交じったりして、いかにもフェスティバルと言う雰囲気を盛り上げていました。


 素敵な週末の時間を与えてくれたバンドマンたちに感謝です。

 今回、小曾根氏の演奏に触れることが出来たのも何かの縁と思い、会場で販売していたCDを早速購入。終演後に、楽屋から出てくる小曽根氏を始めとする各メンバーを捕まえサインをお願いし、私のオリジナルCDが完成しました。うれしー。しかし、後から記念写真を一緒に撮ればよかったと、少し後悔・・・







 実は、その3時間後、帰りの路でのエディンバラの空港で、小曽根氏と偶然、再び遭遇。今回は改めてお願いし、記念に二人でしっかり写真撮影。こんなことも海外だからできるのかもしれません。今日から、末永く応援させて頂きます~

2009年8月2日
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エディンバラ紀行⑪ ナショナル・ギャラリー・オブ・スコットランド 特別展「スペインの発見」に行く

2009-08-08 00:06:20 | 旅行 海外
 最終日の今日は、美術館へ足を運びました。丁度、「スペインの発見」と言う特別展(Discovery of Spain - British Artists and Collectors: Goya to Picasso)をやっていたので、そこからスタート。スペイン展ということなのでスペインの画家の展示かと思いきや、むしろ中心は、スペインの画家や風景、歴史に影響を受けたイギリス人画家の作品が中心でした。


 正直、イギリス人の画家はターナーぐらいしか知りませんでしたが、エルグレコ、ゴヤ、ピカソなどの有名なスペイン人画家の絵もありました。


※特別展のホームページはこちら

 特別展の後は、となりの建物の常設展へ。ロンドンもそうですが、イギリスは公立の美術館や博物館は無料なのがうれしいです。常設展は近代絵画よりも15世紀から18世紀ぐらいの絵が中心でした。建物の天井から採光する建物の設計になっていて、美術館とは思えないほど建物の中が明るいのが印象的です。


 旅行の疲れから、ちょっと絵を落ち着いて鑑賞する体力と集中力が欠けていたのが残念でしたが、久しぶりの絵画鑑賞を楽しむことができました。

 2009年8月2日
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エディンバラ紀行⑩ 朝ジョギングでホリルード公園アーサーズ・シートに登る

2009-08-07 07:25:29 | 旅行 海外
 昨日の朝は新市街を走り抜けたので、今日は旧市街を走り抜け、ホリルード公園まで行きました。この3日間、かなり食べているので、正直、体廻りが妙に重いです。

 ここで引き返しても良かったんですが、何となく目の前にそびえ立つ丘を見ていると登りたくなります。フットパスが整備されているので、坂はきついですが、20分ほど駆け足で登ると、頂上まで行きます。




 ここからの眺望は抜群でした。日本では山中湖近くの石割山を登って富士山を見上げ、山中湖を見下ろすのが好きな私ですが、富士山こそありませんが、その絶景を思い起こさせてくれます。


 昨日の登ったカールトン・ヒルや初日に訪れたエディンバラ城を眼下に見下ろし、最高の展望です。風が強く、時折吹き飛ばされそうになりますが、風の強さが自分の高さを教えてくれているようです。
左奥にエディンバラ城、右端にカールトン・ヒルが見えます。


エディンバラ城をアップ。


途中、犬を連れたおじいさんとすれ違いました。どこから来たのだろうか?





素晴らしい、一日の始まりでした。

 2009年8月2日
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エディンバラ紀行⑧ マッセル・イン(Mussel Inn)でシーフードを食べる

2009-08-07 00:27:43 | レストラン・パブ (in 欧州)
 ガイドブックに載っていたシーフードのお店。とってもおいしいです。


 2時を廻っている時間帯ですが、お店の中は満員でした。


 生牡蠣。身は小ぶりですが、新鮮です。右横の自家製フランスパンも絶品でした。おもわず、おかわり。


 シーフードスパゲティ。すごいボリュームでした。貝、海老がたんまり入っています。


ムール貝のワイン蒸し。これも良い味付けでした。


当分、貝は食べなくても良いかも・・・

※お店のホームページはこちら

2009年8月1日
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エディンバラ紀行⑨ エディンバラ国際ジャズ・ブルースフェスティバルで小曽根真を聴く

2009-08-06 06:10:48 | コンサート (in 欧州)
 昨夜に引き続き、夜に、ザ・ハブにジャズを聴きに行きました。なんと、日本から小曽根真さんが出ています。ジャズには詳しくない私も名前くらいは聞いたことがありますし、連れは彼のFM番組を聴いているそうです。日本人が出演するせいか、日本人っぽい姿の人を多く見かけました。

 その他のメンバーは昨日のSinne Eegの公演でもベースを弾いていたクリス・ミン・ドキーとドラムスのヨナス・ジェイソンが引き続き出演、そしてテナーサックスにトミー・スミスが加わった4名です。今日のために集まったメンバーだそうです。


 曲はいずれも初めて聞く曲ばかりですが、各演奏者の個性がふんだんに発揮された素敵な曲が続きます。小曾根さんの作曲した曲もありました。


 演奏は日本人の贔屓目かもしれませんが、小曾根のピアノ演奏が群を抜いていたように聞こえました。ものすごいスピードで、かつ繊細なタッチから生み出されるメロディに、聴き手は息を呑みながら、引き込まれていきます。各演奏者の独奏後の拍手も、小曾根さんに対する拍手が最も大きかったような気がしました。


 あと、小曾根氏のこなれた英語の発音にびっくり。長くニューヨークに住んでいたらしいのですが、あまりにも堂々とした英語での話しっぷりにただただ感心しました。

 8時半からアンコールを含めて11時前までたっぷりと楽しんだエディンバラの夜でした。


Doky/ Johansen/ Ozone/ Smith 
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