その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

エディンバラ紀行⑨ エディンバラ国際ジャズ・ブルースフェスティバルで小曽根真を聴く

2009-08-06 06:10:48 | コンサート (in 欧州)
 昨夜に引き続き、夜に、ザ・ハブにジャズを聴きに行きました。なんと、日本から小曽根真さんが出ています。ジャズには詳しくない私も名前くらいは聞いたことがありますし、連れは彼のFM番組を聴いているそうです。日本人が出演するせいか、日本人っぽい姿の人を多く見かけました。

 その他のメンバーは昨日のSinne Eegの公演でもベースを弾いていたクリス・ミン・ドキーとドラムスのヨナス・ジェイソンが引き続き出演、そしてテナーサックスにトミー・スミスが加わった4名です。今日のために集まったメンバーだそうです。


 曲はいずれも初めて聞く曲ばかりですが、各演奏者の個性がふんだんに発揮された素敵な曲が続きます。小曾根さんの作曲した曲もありました。


 演奏は日本人の贔屓目かもしれませんが、小曾根のピアノ演奏が群を抜いていたように聞こえました。ものすごいスピードで、かつ繊細なタッチから生み出されるメロディに、聴き手は息を呑みながら、引き込まれていきます。各演奏者の独奏後の拍手も、小曾根さんに対する拍手が最も大きかったような気がしました。


 あと、小曾根氏のこなれた英語の発音にびっくり。長くニューヨークに住んでいたらしいのですが、あまりにも堂々とした英語での話しっぷりにただただ感心しました。

 8時半からアンコールを含めて11時前までたっぷりと楽しんだエディンバラの夜でした。


Doky/ Johansen/ Ozone/ Smith 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エディンバラ紀行⑦ スコッチ・ウイスキー・エキスペアリンスでスコッチのお勉強

2009-08-06 01:00:17 | 旅行 海外
 せっかくスコットランドまで来たので、スコッチの蒸留所見学をしたいのですが、今回は時間の関係で断念。その代わりにスコッチ博物館とも言えるスコッチ・ウイスキー・エキスペアリンスを訪れました。


 スコッチの製造法の解説、地域ごとに違った風味のシングルモルトスコッチの利きスコッチ、スコッチコレクションのご案内などなど1時間弱を飽きさせることなく、とても楽しくかつ勉強になるアトラクションでした。是非、訪れることをお勧めです。

スコッチシングルモルトをにおいで識別する訓練。スコッチといっても蒸留の地域・気候によって4種類の匂いがあります。


スコッチの奥深さについて解説してくれました。


スコッチの最大のコレクション。すごいです。




次回は是非、蒸留所を尋ねてみたいと思います。

 2009年8月1日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする