その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン・ナショナル・ギャラリー イブニング・コンサート

2009-08-22 05:30:11 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 ナショナル・ギャラリーは毎週金曜日、夜の9時まで開館しています。先週、美術に関する本を読んだので、絵が観たくなり、仕事帰りに立ち寄りました。

 コンスタブル、ターナーなどのイギリス風景画を鑑賞するのが主目的だったですが、意外な副産物が。何と、夏の夕べのコンサートということで、美術館の一室でジャズコンサートが開かれていました。歌い手は、ポーランドの女性ジャズシンガーのMonika Lidkeという人です。

※Monika Lidkeのホームページはこちら

 しっとりと落ち着いた歌声もすばらしいのですが、名画に囲まれながら声が美術館に響くその雰囲気に酔いしれます。歌い手も絵に不思議な力をもらっているように見えます。


 途中から聞き始めたので半分少々しか聞けませんでしたが、終演後、例によってCDを販売していたので、これまた衝動買い。財布に15ポンドしか入ってませんでしたが、幸い10ポンドだったのでセーフ。帰りのパブのビール代は残った・・・

 さて、目的のコンスタブルの絵を求めて奥の部屋にたどり着くと、なんとその部屋では、ヴァイオリンのデュオがこれまた名だたる名画の前で、演奏中。ジャズも良いですが、ヴァイオリンの音色は絵に更にマッチします。


 絵を音楽とともに楽しむという最高に贅沢なひとときでした。このすばらしい企画に大拍手です!!!

 2009年8月21日
コメント (2)
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