小石川植物園の入口近くにウンナンロウバイ、ソシンロウバイ、ロウバイの3種が黄色い花をつけている。ウンナンロウバイは中心は赤いが花被がベージュ色に近い、ソシンロウバイは花被が全て黄色で花も大きい。中心が赤いロウバイが花期が一番遅いのだろうか今が盛りのようだった。
ウンナンロウバイも香りはメロンのようなさわやかな芳香だ
ロウバイは江戸時代初期に中国より帰化したロウバイ科の落葉低木だ。
花被が蝋細工のようだから蝋梅、または臘月(陰暦12月の異称)に咲くから臘梅と記されるがバラ科の梅とは関係がない。
ヒヨドリが蜜を求めて来ていた。スズメ目ヒヨドリ科の留鳥または漂鳥で、目の後ろに茶色の斑があり鳴き声もポピュラーだ
ロウバイは下向きか横向きにつくのでヒヨドリ独特のポーズ
東御苑で二の丸雑木林を歩いているとコゲラのギィーギィーという鳴声らしきが聞こえたが何処を探しても姿は見えなかった。林を出て違った角度から白黒模様のコゲラをやっと見つけた。
コゲラ(小啄木鳥)はキツツキ目キツツキ科のスズメ大の留鳥で、樹木の多い所で太い木があれば町中でも見られる。
コゲラは日本最小のキツツキ