フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

霜が降りた中でオオイヌノフグリまでも花開いていました

2010年01月09日 15時08分30秒 | 花の和名
比較的暖かい朝で道路には雨の後のように所々黒い模様があったが白く凍ってはいなかった。でも荒川堤防近くでは田畑の両側の草に白く霜が降りていた。
ビックリしたのはオオイヌノフグリの花が見られた事だ。陽が出ると開き夕方には萎むとばかり思っていたが、霜が降りた葉の間で、7時少し過ぎだったがまだ陽が当たらない中で夜通し咲いていたようだった。

ホトケノザも縁に白い霜の縁取りをつけた仏様の台座のような葉の上に赤紫の独特の形の花をつけていた。
12月の花が何も無い時期にも田畑や路傍で花をつけ、早春から群生する何処にでも普通に見られる在来種だ。

対生する葉が3層につく事が多い事からサンガイグサ(3階草)の別名もある。

明治中期に渡来したと云われる同じシソ科オドリコソウ属の外来種、ヒメオドリコソウは少し花期が遅く4~5月にはアチコチで群生する。


09年3月18日さいたま市桜区の河川敷にて