遠くに煙が見える辺りで焼き残しのヨシを刈っていました
サクラソウ自生地では焼きの残しのヨシなどを5~6人が手作業で刈り取っていた。
ハトやムクドリも群れをなして焼跡に餌をついばみに来ていた。ハンノキの雄花序はやはり焔の影響を受けたようで色が変わっているのが多かったが、花は未だ咲いていないようだった。
そして昨日午後から行われた草焼きで周囲のヨシ林に飛び火、延焼したという実験圃場の方に行ってみた。
実験圃場は道路側を除く3方を燃えやすい枯れ葦林に囲まれている。焔と一緒に吹き上げられた火の粉や燃えカスがそのまま落ちてきたらひとたまりもない。
手前の黒く見えるのが草焼した実験圃場。奥の方のヨシ林に延焼した
遠くの洗濯物への配慮より余程深刻だが、けが人や施設の被害等は無かったようで不幸中の幸いだった。
早くも延焼したヨシ林では周囲の杭を打ち直し新しい囲いを作る作業を始めていた。
実験圃場とは一番遠い延焼地域。左円内は道路側のUP。右は杭打ちの作業をUP
蛇足:読売新聞埼玉版には延焼する火災とする写真が載っていたがこれは午前中に行われた第一自生地の草焼きの写真だ。
そして実験圃場は800平方メートルで延焼した面積は1万6000平方メートルとしてあるが、どう見ても20倍の面積は延焼していない。私も正確な事は分からないがこの数字は何かが間違っている。
小沢幹事長と全面的に対決している新聞としてはチョット取材があまそうだ。大企業病だろうか。