フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

猛暑の中時ならぬ雪景色が広がっています

2010年09月12日 10時56分50秒 | 花の和名
荒川堤防は10日くらい前に除草が終わりサッパリしているが、鴨川堤サクラソウ公園の道場5丁目側は伸び放題だ。センニンソウが群がって真っ白い花を咲かせている。この暑さの中で中土手橋近くは時ならぬ雪景色だ。


4枚の白い花弁状は萼片です

よく見るとトウダイグサ科のオオニシキソウが細い茶色の枝を斜めに広げている。そしてしげった葉の先端には小さな白い花や円い実をつけている。

トウダイグサ属には杯状花序の周囲に蜜を分泌する腺体があるが、白い花は正確には腺体の付属片でこれはニシキソウの仲間の特徴という。


白い付属片の真中が蜜を分泌する腺体

河川敷の荒地を大きなクズの葉が覆い、竹藪や木々には這い上っている。そして葉の下に赤紫の大きな円錐花序を付けている。よく見ると今が盛りで感心するほど付いている。今やアメリカでも有害植物になっているというが、これだけ花が付けば繁殖力旺盛なのは当然だ。

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPに二十四節気に見るサクラソウ自生地の白露編・秋にはスズメバチの被害が多いので要注意ですをアップしました。