フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

空は青く澄み渡り空気はさわやかで秋の訪れを実感しました

2010年09月18日 18時51分45秒 | 花の和名

空を見上げると澄んだ青い空が広がっていた。富士山が見えると思いまっすぐ荒川堤に上がると空気も冷たいくらいで心地よかった。
まだ6時前だが土曜日でロードレーサーが多そうなので羽根倉橋以降も上を走った。河川敷内の田圃はひつじ(穭・稲孫)が伸び出してまた田植えをしたように整然と若緑色の葉が伸びている。

今シーズン初めてイボクサ(ツユクサ科)を見た。イボクサの花は径1.5cmくらい。先がピンクの白い花弁と緑色の萼は各3片。雄しべには長い毛が多く6本の雄しべのうち長い3本は大きな青色の葯を付ける。他の3本は短くて小さい紫色の葯でこれは花粉を持たない仮雄しべだ。名の由来は昔この草をイボ取りに使った事からという。


真中の白いのは雌しべの柱頭

道場4丁目ではまたホソバオグルマが花を付けて4~5ヶ所で群生していた。満開を迎える寸前に除草されてしまったので2度咲きしたのかと思わず思った。キンモクセイや桜は2度咲きするようだが咲き切らなかったから2度咲きするという事ははたしてあるのだろうか。

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPに戦争の狂気に翻弄され数奇な運命を辿った老鐘をUPしました。