フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

好天に恵まれた沖縄は暖かくて絶好の旅行日和でした

2010年12月12日 22時38分51秒 | 花の和名
沖縄に行ってきた。
まず最初に立ち寄ったドライブインで中国原産の大形草本のバショウ(芭蕉)が花を咲かせていた。
花穂は多くの苞葉で包まれ、各苞葉の内側には15くらいの花が2列に横並びにつき、下位の苞葉から開いた順に開花するという。下方の苞には雌花、上方の苞には雄花が付き雄花では花被より長い葯がつくと云う。


長い葯が花被の外に伸びています

ひめゆりの塔の周囲のお土産物屋は修学旅行生でごったがえしていた。聞けば年末までは修学旅行シーズンと言う。
お土産物屋の外れの空地には相変わらずコシロノセンダングサが繁茂していた。コセンダングサと違って大きな白い舌状花がついているので比較的きれいだが沖縄には至る所に繁茂していて明らかな雑草だ。


この写真では雑草には見えませんが・・・・・

新原ビーチにはクサトベラ(草海桐花)が面白い花を咲かせていた。葉がトベラの木に似て全体が草質なのが名の由来と言う。
でも草とは付くがバショウとは反対にれっきとした常緑低木だ。日本では西南諸島と小笠原の海岸に自生するという。花は下向きに掌状に深く5裂し、雄しべ先熟。海桐花は中国名。


葉が茎の先端にまとまってついています


花の真中から面白い形の雌しべが直立しています