またとないほどの好天に恵まれて懸案だった三ツ又沼ビオトープに愛用のマウンテンバイクを駆った。
以前から場所も大体分かっているつもりだったので、念の為ネットで簡単な解説をプリントしただけで出発した。
プリントには「入間大橋バス停から堤の上を10分ほど歩くと」とあった。自転車道は入間大橋から先は堤防の下になるから今迄分からなかったのだと早トチリして自動車専用の堤防上から入間川の河川敷に下りて探した。
どうしても見当たらず入間大橋まで戻る事にした。
冬枯れの田圃地帯を見渡しながら自転車道を戻ると枯れた農地の遠方に何やら簡易トイレらしきものがありその先に絵模様の看板が見える。「もしかして」と思い慌てて止まった。半信半疑で行ってみると三ツ又沼ビオトープだった。
今迄何回となく堤防下の自転車道を走っているがついぞ気が付かなかったのは先入観も大きかったと気付かされた。
駐車場から自動車道を望む。左がバイオトイレ
入間大橋際の大きな自転車道案内板には三ツ又沼ビオトープが記入されておらず、自転車道からの入り口にも標識は無かった。当然ながらりビオトープ(生物が住む生息空間)には不特定多数の来場は馴染まない。
理解者だけが訪れるようにしていても緑の回廊に沿って流れる小川にはペットボトルなどの色々なものが投げ込まれ、木道の縁に建てられた看板が引き抜かれて投げ捨てられていた。
こんな小川にペットボトルなどを投げ込む不逞の輩も
里山は住民が自然と共生して生活しているから里山で、匿名の不特定多数が入りこんだら里山で無くなると言われる事を実感し納得もした三ツ又沼ビオトープ行でもあった。