荒川河川敷でノカンゾウが花をつけ始めた。
ユリ科のノカンゾウの属名Hemerocallisはhemera(一日)+callos(美)で一日花を表しているという。園芸種のヘメロカリスは属名を日本語読みしたものだ。ホンカンゾウ中国名萱草(けんそう)は別名を忘憂草といい日本の忘れ草に通ずる。
Y字に分枝して次々と咲き上って行きます
ハナウドは実の季節が終盤に近いが、側枝の半分に実が付いているのが結構見られた。大半は主軸だけが結実するようだが側枝の花序には雄花だけが付くというのはどうも違うようだ。
この左側の側枝の花序は右より多く結実していた
いよいよノカラマツのシーズン到来のようで今の原野ではここそこに高く伸び出している。キンポウゲ科のノカラマツには花弁が無く、萼が早落性で開花後間もなく落ちてしまうので細い花糸と葯だけで何となく騒々しい。
この株はかなり早熟ですべて葯と花糸のようでした
ユリ科のシオデが蔓を伸ばすだけでなく円形の蕾が大きくなり。花を咲かせていた。雄花は雄しべを伸ばし花被片は反り返ってチョット見には球形の竹細工みたいだ。
雄花は雄しべのみが目立ちます