河川敷でハンゲショウが葉を白くし始めた。花が目立たないので葉を白くして虫を引き寄せるという。夏至から11日目(七十二候の第三十候)の半夏生の頃に葉が白くなるのが名の由来だが、それにしては1週間は完全に早い。
ハンゲショウ(半夏生)はドクダミ科の多年草で半化粧とも書き、カタシログサ(片白草)の別名もあるが、チョット複雑なのはハンゲはカラスビシャクの別名で漢方での呼び名という事だ。
垂れ下がった細いのが花穂
カトラノオ属の自然交雑種のイヌヌマトラノオが農道脇や畔にたくさん見られる。ヌマトラノオの要素が強いのは同じだが場所によって花穂の形に大きな違いがある。丸かったり円筒形だったり病気ではないかと思うほどのもある。葉に虫こぶも付き易いようだ。
花穂はオカトラノオに似るのが多い
花穂の形はノジトラノオに似る
田島ケ原サクラソウ自生地二十四節気に夏至の自生地のオカトラノオ属はほとんどがイヌヌマトラノオをアップしました。