13日振りでシムラニンジンを観察した。シムラニンジンは複数の散形花序を咲かせるので、花期がずれる。今朝は花も実もそして若い実も熟した実も見られた。
途中背より高いヨシや複雑に絡んだつる草をかき分けて行くが、今朝は途中でも出会いがあった。最初はもうほとんど花が見られなくなったイヌゴマのアルビノだった。
朝しか咲かないコバノカモメヅルも花を開いていた。自生地で見られるコカモメヅルより一回り大きな花だ。そしてこれからは食傷気味にもなるツルマメのちいさな花は今シーズン初見参だった。
途中のオオブタクサの丘は2日と9日でほとんど抜いたが、ここのオオブタクサの群生は範囲が広い。そして早熟なので始末が悪い。揺らすともう黄色い花粉をまき散らして、花粉症のお土産をもらった。そして残念ながら半分も手がつけられなかった。