田島ケ原サクラソウ自生地の補完地は遅霜の被害を繰り返し受けてしまい大きなダメージを受けたようです。
霜が降りるのは最低気温が4℃を下回り、風が無いのが条件のようです。気温を測定するのは地上から1.5mの所なのでその高さが4℃だと地表は氷点下になるようです。
AccuWeatherによれば4月に入ってからのさいたま市の最低気温は1日5℃、2日2℃、3日3℃、4日3℃で連続して遅霜被害にあう気温の低さだった。これでは彩湖側の補完地のサクラソウや今、荒川河川敷で大きく勢力を伸ばしているアメリカスミレサイシンの花はたまりません。まともに遅霜の餌食になってしまいました。
田島ケ原サクラソウ自生地も同じような形でも少し条件はよくて最悪の状態だけは免れたようです。でも、花が変形したり変色したり、そして花も背丈も小さめなのは遅霜の影響ですので、ぜひご理解いただきたい。
第2自生地は被害が少なくてサクラソウの群生が見られます。ヒキノカサやジロボウエンゴサク、シロバナタンポポ、そしてこれから花をつける植物たちは正常ですので是非ご来場ください。
小さな面白い花のジロウボウエンゴサク