17日は筑波実験植物園に行った。
21日まで行なわれているさくらそう品種展が直接のきっかけだが筑波実験植物園には前から行ってみたいと思っていたので勇躍出かけた。
事前に経路を調べるとバスの便があまりよさそうではない。植物園前まで行くバスの本数が少なくて、他の最寄りバス停からは8分650mとあった。調べた時間より早く家を出てしまったので結局天久保2丁目から歩く事になったが、結果的には帰りの時間なども調べられ食べ物屋も分かってよかった。
入口のサクラソウも花の大きなのが多かった
花茎が2~3本出ている種が一鉢だけあったようだ
入口脇にも鉢が展示され、桜草花壇や展示台のサクラソウも良く育っている印象を受けた。パネル展示は園芸品種の歴史がかなり詳しく展示されていた。
田島ケ原については「花粉媒介昆虫の消失のため有性生殖は不調に陥っており、将来的な遺伝的多様性の低下が指摘されている。」と鷲谷先生の記述をもとに書かれているだけで寂しかった。
植物園はさすがに広く多くの植物があった。みごろの植物のパンフも貰って見学し易かった。1位のミツガシワは池一面に白い花が咲いて見事だった。
三槲はミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草で主に寒冷地の沼などに生育するという。以前にたしか釧路で見た記憶があった。
花にたくさんの毛があるのが面白い
2位のトガクシソウはメギ科トガクシソウ属のこれも一属一種の多年草で日本固有種。日本人によってはじめて学名がつけられた植物と言う。6枚の内萼片が花弁に見えるが花弁はその内側の小さい6個と言う。
アチコチにリンドウが咲いていたが、ハルリンドウかフデリンドウかはっきり同定できなかった。サクラソウも咲いていたが何となく両家のお嬢様と言う感じで田島ケ原とは違う感じだった。