荒川自転車道迂回路脇に繁茂するオオブタクサとアレチウリ
日本では葉が似ているので当初クワモドキの名で発表されたようだ。
下を向いた雄花から黄色い花粉が見えています
繁殖力、成長力が強い事から固有在来種が根こそぎ駆逐されてしまう恐れがあるとして、2006年(平成18年)2月から駆除すべき「特定外来生物」に指定された。
長野県では毎年、7月の最後の日曜日を「アレチウリ駆除全県統一行動日」とし、県下各地で駆除作業を行うという。
葉腋に球形に付く雌花は一株で5000個もの種子をつけるという
荒川自転車道迂回路脇に繁茂するオオブタクサとアレチウリ
下を向いた雄花から黄色い花粉が見えています
葉腋に球形に付く雌花は一株で5000個もの種子をつけるという
9月7日にget_thegreenさんから2008.11.5付の「ミズキカシグサはレッドデータリストの絶滅危惧ⅠB類です」に下記のコメントを頂きました。
画像の固体は葉腋に多数の花を形成しているので
ミズキカシグサではなくヒメミソハギです。
ミズキカシグサは葉腋に1つしか花をつけません。
とりあえず、補足まで。
まさに青天の霹靂で、慌てて確認したところ私の間違いで、葉腋に多くの果実や花をつけていた写真はミズキカシグサではありませんでした。このページは削除いたしました。信じてご覧頂いた方には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。
荒川堤防に赤紫の花穂を立てるツルボ
この確認の過程で私が見逃していたこと、新たに分かった事もあります。
同じ失敗を繰り返さないためにもその経緯を書いておきたいと思います。
同定の経緯などを調べてみると平凡社の「日本の野生植物」フィールド版でミズキカシグサとほぼ同定しました。そして「世界文化生物大図鑑」植物Ⅰと「日本の野生植物」Ⅱで再確認しました。その際、世界文化生物大図鑑からは「花は葉腋に単生」とノートに書き写していながら何ら疑問を持ちませんでした。これが失敗の第一です。
我々素人が種を検索する手がかりはやはり図鑑の写真です。それがこのような希少種の場合は写真が載っている図鑑が極端に少ないのが現実です。世界文化生物大図鑑にも写真はありませんでした。そして白い小さな4枚の花弁の花がキカシグサに似ていたのも誤信の一因でした。
大手門側からの工事中の大手町風景。パレスホテルは現在姿形がありません
この個体は友人にも紹介し、近く希少種などを含む写真展にも掲載予定との話も聞いていましたので慌てて連絡をしました。同定の経緯などを話し詫びたところ、彼は山と渓谷社刊の「レッドデータプランツ」におかしな事が書いてあるとの話を聞かせてくれました。
早速見てみると「頼りにしている平凡社の「日本の野生植物」ではこのミズキカシグサの写真が間違っていて、ヒメミソハギが掲載されている」と書かれていました。
平凡社には電話で問い合わせましたが、担当者が不在との事で回答までは少し時間を頂きたいとの事でした。
今回の間違いを深くお詫びを申し上げると共に、お教え頂いたget_thegreenさんに感謝いたします。
尚、ミズキカシグサの分かり易い写真と解説のページをお教え頂きましたのでご紹介しておきます。
また、平凡社さんからの回答は来次第に紹介します。
ミズキカシグサ(http://www.kankyosekkei.co.jp/plantnote/Rotala_p/Rotala_p0.htm)
スックと上を向いた蕾は何ものにも増して爽やかです
堤防内を遠望すると奥の方に白い煙のような帯がかかっている。太陽が昇ってきて露が霞となってたなびいているらしい。一種幻想的な風景だった。
カメラを向けているうちにもどんどん薄くなっていきました
朝夕の冷え込みが大きくなり露が宿りやすく、そこはかとなく秋の到来を感じるという白露。長靴に履きかえて道場4丁目の雑草茂る農道に入った。ペダルをこぐだけでも露を含んだ草は長靴をびっしょり濡らした。収穫を終えた田圃もあったが、収穫前の稲穂や公有地の雑草はびっしりと付いた露を朝日に輝かせていた。
目で見た景色とはかけ離れ、自分の力量不足を痛感です
道場5丁目の少し小高くなっているキクイモの大群生地は適当な俯瞰できる場所が無い。近くでは面積の広い群生の様を見るのはほとんど不可能だ。周囲を回ってみると少しは見渡せる場所があったが実際とは比べるべくもなかった。
まるい月がまだ青空に残っていました
6時少し前で朝日が明るく田んぼに降り注いでいます