フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今河川敷で見られる要注意外来生物のうちの植物2種

2011年12月09日 10時56分38秒 | Main

今河川敷などで場違いな新鮮な緑の葉をつけ白い花が見られるのはヒメジョオン(姫女苑)。


頭花は直径2cmくらいと小さい

明治維新の頃に渡来した北アメリカ原産のキク科の一年草または越年草で観賞用に移入された。それが雑草化し、現在では日本全土に広がっている要注意外来生物だ。


茎は上部で枝分かれし頭花を多くつける

よく似ているハルジオンも要注意外来生物だが、ヒメジョオンは蕾がうなだれない事、茎に白い髄が
つまっているのが主な相違点という。

枯草の中に入ると必ず付いてくるのはコセンダングサの線状の痩果。逆向きの刺があるでズボンの上から刺さっても痛い。


蝶も刺に翅をひっかけないように慎重です

それがまだチラホラ黄色い見栄えのしない花を付けている。 熱帯アメリカ原産のキク科の一年草で、明治の終わりごろから近畿辺りて見られ今では関東地方以西の荒地や河川敷に必ずある要注意外来生物だ。


花は舌状花がなくて筒状花だけです

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環境に適した自然に配慮した工事が望まれます

2011年12月04日 11時12分08秒 | Main
西区土屋の田んぼ地帯の堤防下の砂利を敷き詰めた道路の工事が行われている。
来年の3月26日までの予定で緊急用河川敷道路としてアスファルト舗装すると言う。


堤防の内側は田んぼでアスファルトは不似合いです10年6月

でも、ここは田んぼが広がる自然の風景を残している地域だ。初夏にはコチドリが子育てをしヒバリも飛び交い去年はカワラニンジンが群生し、野菊やミゾソバの群生もあった。


私たちはどこに行ったらいいのでしょう 11年5月

こういう地域にはアスファルト舗装道は不似合いだし有害だ。
荒川下流方面にはアスファルト舗装をしていない緊急用河川敷道路もある筈だ。一概にアスファルト舗装をせず環境にふさわしい、自然を大切にした工事を望みたい。

さいたま市の荒川堤と水田の花のマンスリー・レポート27の緊急河川敷道路にアスファルト舗装は必要でしょうかもUPしました。