フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

荒川河川敷きではハナムグラが小さな白い花を群生しています

2015年05月18日 14時38分28秒 | 荒川河川敷
荒川河川敷きの原野ではハナムグラが白い小さな花を群がって咲かせています。この花は全国的には希少種だが荒川河川敷きでは普通に見られる。

ノダイオウはギシギシとの交雑が心配されるが今年は3株が見られ各々が2茎に穂を付けている。

シムラニンジンは去年2株だった所に1株増えた。増えた株が一番成長が早いようでよく見ると周囲に空間がある。他のは株の中からヨシが伸びだしている。切ろうとしたら本当に1つの株のようにくっついていた。
ノカンゾウの群生の中に生えていたヨシもウッカリするとノカンゾウを切ってしまいそうになった。お互いに支えあって伸びてきたのか、養分の取り合いをしてきたのか不明だがヨシを取ってどうなるか今後の観察だ。

ニワトコ属やガマズミ属がレンプクソウ科なのはどうしてもなじめません

2015年05月17日 10時08分08秒 | 身辺雑記

遺伝子解析を基にした新しいAPG分類ではニワトコ属、ガマズミ属はレンプクソウ科になるという。
先日の自然教育園のガマズミの名札にレンプクソウ科と書いてあったのに違和感を覚えて調べてみた。クロンキスト体系まではスイカズラ科だったのが移されたという。

今が花の盛りのガマズミ

4月上旬ころ花をつけるニワトコ

旧レンプクソウ科は1属1種の弱小科でレンプクソウ自体も本当に小さな草本で、とても木本と共通性があるとは思えない。

高さはせいぜい8~15㎝の小さな軟らかい多年草のレンプクソウ

そこら辺りがゲノム解析の難しさなのだろうが、なじむには意識改革をせねば・・・・


多摩森林科学園はコゴメウツギが花盛り

2015年05月12日 14時03分44秒 | 植物園
多摩森林科学園のガイドツアーに初めて参加した。1人でも参加者があれば毎日実施するようで、今日は8名のグループと私と女性1人の10名だった。
案内は女性の学芸員で何人かで交代で行っているようだ。その時々で専門が違うようだがいわゆるガイドではないので今咲いている花をメインにはしない。
第3樹木園ではコゴメウツギが満開なのにそれについての説明が無いのはいかにも学芸員だった。でも説明が下手という訳ではなく色々勉強になったし、質問にたいしては的確な回答をしていて2時間はあっという間だった。
前回はほとんど蕾だったコゴメウツギが小さな花をいっぱいに咲かせていた。タツナミソウやノニガナも全園で黄色い花を揺らせていた。



河川敷ではハナウドが盛りに近い感じでハナムグラが楽しみです

2015年05月10日 19時07分54秒 | 荒川河川敷

今日は朝から強風が吹き、久し振りの河川敷の原野はヨシなどがもう背丈ほどに伸びて大きく風に揺れていた。普通でも足元を見定めるのが大変になってしまったのに風に揺れるヨシは大いなる障害物だった。
ハナウドがたくさんの白い花を付けていた。近くの葉を見るとキアゲハの幼虫が付いていた。よく見ると他にもいたがセリ科はキアゲハの食草の一つのようだ。

ハナウドの葉に居たキアゲハの幼虫。3齢か4齢でしょうか

ハナムグラもまだ花は開いていなかったが、白い蕾をいっぱいに付けていた。もう間もなく一面の白色の世界が見られそうだった。
途中の秋ヶ瀬緑道橋の袂のセンダンが上品な薄紫の花を咲かせ始めた。撮影しようとしたら強風にあおられてナカナカシャッターを切れなかった。

 

さいたま市の荒川堤と水田の花にレンゲ米の田んぼが倍以上に増えていましたをアップしたのでご覧ください。