昨夜ネット映画で、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の「パーフェクト・ゲッタウェイ」を観た。
2010年日本公開のサスペンス・ミステリーだ。
ハワイにハネムーンに来たカップルが、殺人鬼に襲われるというハラハラドキドキのB級映画だ。
映画の半ばあたりで、かすかなデジャヴを覚えた。
それがクライマックスの場面になると、はっきりと、見たことがある、という認識に変わった。
殺人鬼にカヌーで海の洞窟に誘い出された恋人に、危機を知らせるために岩山を全力で走るジーナを、これも全力で追う殺人鬼の妻シドニー。
確かにその海の洞窟や岩山のシーンは脳裏に焼き付いている。
しかし、いつ見たかの記憶がない。
映画館で観るほどの作品でもないし、映画自体、今年ジミヘンの映画を観るまで10年近く観ていない。
レンタルビデオなど未だに利用したこともない。
それじゃあ、テレビかと思い、ネットで検索すると、去年の9月2日にテレビ東京でやっていた。
しかし関東ローカルなのでテレビ大阪ではやっていない。
予告編もネットで観たが、細切れの映像で記憶とは異なる。
確かに観たという記憶はあるのだが、いつ、どこでという記憶がない。
もしかして、本当のデジャヴなのか。
このところ馬券が当たらないのは既報の通りだ。
いろいろ対策を実行するも効果なし。
来週からは秋競馬が始まり、秋のGⅠシリーズも控えている。
なんとかしなければ、と気は焦るも、万策尽きかねている。
そこで思い及んだのが、とりあえず、一回休むことだ。
下手な考え休むに似たりで、ここはひとつ思い切って一回パスしてみようと思う。
それは私にとっては苦渋の決断だ。
というのも、余程のことがない限り、この数年間、土日に競馬を休んだことはない。
前に休んだのは、9年前に股関節の手術を受けた時だ。
以来、たとえ1レース千円だけでも、勝ち馬投票は継続していた。
馬券を買わずしてレースを見るなんて、クリープを入れないコーヒーのようなもので味気ない。
たとえどんな大きなレースでも、どんな名馬が出ていようと、馬券を買っていない競馬には何の興味もない。
予想するのも楽しいが、たとえ少額でも、その予想に金を賭けるという行為がなければ、競馬の醍醐味は半減以下だ。
ということでもわかる通り、私にとって競馬をパスするということは、相当に覚悟のいることだ。
その決断をせざるを得ない状況にまで、事態は悪化しているのだ。
そんなわけで、今週の土日は馬券を買わず競馬観戦だ。
悪い流れを断ち切れるのか、パスも効果を発揮せずか、その答えは、来週からの秋競馬で出るはずだ。