★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

夏の終わりのセンチメンタリズム

2024年09月07日 07時26分09秒 | 徒然(つれづれ)
 今年の夏も終わりが見えてきた。
 日は確実に短くなってきたし、例年にない猛暑と言われた暑さも、それなりに凌げるようになってきた。

 暑い暑いと言っていながらも、未だに夏は四季の中でも私の一番好きな季節だ。
 夏の始めには、今年の夏は何か起こるかもしれない、と期待するものがあった。
 毎年夏の季節には、趣味の小説の1本も書いていたんだよね。

 若い頃は夏の出来事、夏の想い出というのが何かしらあったけど、この歳になると、残念ながらそれももうなくなった。
 残っているのは、過ぎゆく夏を惜しむ、センチメンタリズムにも似た感情だ。

 特に、定年退職後の引きこもり生活においては、夏もほかの季節と同様に、無情に過ぎ去ってゆくんだよね。
 それは在職中の、仕事にかまけて、季節の移ろいを意識していなかったこととはまた違う。
 季節の移ろいを肌で感じながらも、それに対してなんのアクションや感慨もなく、ただ漫然と身を任せていた、後悔めいた感情がある。
 
 それは老成というのだろうか、はたまた、老化というのだろうか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする